見出し画像

アカツキ出資のWebtoonスタジオまとめ

最近Webtoon界隈が盛り上がっていますが、一つ気になるのは「アカツキ」の動き。今までゲーム会社のイメージが強かったのですが、最近ではWebtoonプラットフォームの開発だけでなく、Webtoonスタジオへの出資も行なってます。

そんなアカツキが出資しているWebtoonスタジオをまとめてみました。

フーモア

社名:株式会社フーモア
代表:芝辻 幹也
創業年:2011年11月11日
Webtoon事業開始日:2020年より韓国のスタジオと協働で制作を開始。
調達額:2億円
資金調達の発表日:2021年10月29日
調達経緯:アカツキはもともとフーモアの株主で、より協業を深めていくため。
調達の使い道:Webtoonスタジオの体制強化
その他:アカツキ代表が社外取締役に就任

フーモアは創業初期からWebtoonに熱心だったらしいですね。当初はイラストレーターに特化したマネジメント事業や漫画広告などの事業を開始し、2020年からWebtoon事業を加速。

現在では20作品のWebtoonを制作しているそうです。(どこかで聞いた話だと50作品くらい作っていて国内トップクラスだとか…どこの記事か忘れてしまったので、またの機会に…)

LOCKER ROOM

社名:株式会社LOCKER ROOM
代表:朝岡 優太
創業年:2021年6月22日
Webtoon事業開始日:企業設立頃からか?
調達額:不明
資金調達の発表日:2021年9月27日
調達経緯:アカツキのWebtoonプラットフォーム「HykeComic」への仲間作りの一環。また代表が元アカツキ出身。
調達の使い道:Webtoonスタジオとしての体制強化?
その他:アカツキとしては1社目のWebtoonスタジオ出資

ライバー事務所「MUUL!」などで有名な株式会社1LDKの子会社として設立。もともとモバイルゲームの開発支援など、エンタメ領域では広く携わっていたそうです。

その経緯で急成長中のWebtoon領域に着目し、それに特化したスタジオ「LOCKER ROOM」を設立。また同社代表が元アカツキという経緯と、アカツキ社がWebtoonプラットフォームを開発しているという経緯から出資に至った…というのが道筋っぽいですね。

トゥーンワークス

社名:株式会社トゥーンワークス
代表:森尾 紀明
創業年:2021年8月
Webtoon事業開始日:2021年8月ごろか?
調達額:不明
資金調達の発表日:2021年11月25日
調達経緯:不明
調達の使い道:Webtoon事業の体制の強化?
その他:アカツキ事業開発室室長が取締役に就任

IP・アニメーションのプロデュース事業が主なアーチ株式会社の子会社として設立。Webtoon市場の拡大に伴い、Webtoonの制作・プロデュースに特化した新会社の設立に至ったそうです。

まとめ

本音を言えばアカツキから出資を得ているWebtoonスタジオはもっとあると思っていましたが…もしかすると「これから」なのかもしれません。

また子会社として設立したり、アカツキの人が取締役に任命されているなど、この点はちょっと興味深かったです。他の企業もWebtoon事業を子会社としてやるところが多いのでしょうか?

すでに大手企業も続々と参入を決めている国内のWebtoon市場。最近ではDMMもWebtoonに乗り出したのが記憶に新しいですね。

この調子だとサイバーエージェントも子会社設立してやりそうな気がします。エンタメ強いですし…

あとは三大出版社である講談社・小学館・集英社がどう動くか…本格的にWebtoonに乗り出したらこの三社がリードしそうな気も。

市場が広がりつつあるWebtoon。今後も動向に注目していきます。

サポート頂けると嬉しいです!何卒!!