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有料課金型ショート動画アプリの勃興とショートアニメへの期待

短尺ドラマ配信アプリが登場されていたとは驚きました。しかも収益化の仕組みがWebtoonアプリの代表格『ピッコマ』のような「待てば無料」「広告見たら見れる」みたいな仕組みなのも驚きです。

有料課金のショート動画アプリって、有名な事例だと米国の『Quibi』がありますが、結果的に上手くいかずにサービスを終了した…という経緯があるので難しいかな?と勝手ながら思っていました。でも、どうやらそうでもなさそう。

探してみると、国内では有料課金型のショート動画アプリが意外にも増えてきてます。

国内の有料課金型ショート動画アプリ

BUMP

先にも紹介した短尺ドラマ配信アプリ。1話3分のドラマが見れる。「待てば無料」「広告見たら無料」と、ピッコマのようなマンガアプリの特徴がある。

SAMANSA

ショートムービーに特化したVODサービス。世界中のショートムービーが観れるのが特徴。ショートムービーは大体10分程度。月額250円で視聴できる。予告編がYouTubeやTikTok、LINE Voomで人気。

smash.

縦型ショート映像を視聴できるサービス。5分〜10分程度の映像が見れる。月額550円。最近はライブ配信の機能も搭載。見た感じアイドル多い?

以上のように、国内では特徴こそ違えど3つの有料課金型のショート動画アプリが登場してます。もしかすると、今後も新しい課金型のショート動画アプリが誕生するかも?

ショートドラマ制作企業の誕生

有料課金型のショート動画アプリが登場しているのと同時に、質の高いショートドラマを制作する企業も誕生してます。

TikTokを中心に配信してる『ごっこ倶楽部』を運営している株式会社GOKKOが資金調達を発表。僕もTikTokで度々拝見しており面白いな〜と思って見ていましたが、まさか資金調達するとは思いませんでした。

彼らが有料課金型のショート動画アプリ向けに「ショートドラマ」または「ショートムービー」を制作するのかは分かりません。ただ、課金型のショート動画アプリが少しずつ増えている中、質の高いショートドラマを制作する企業も誕生したのは、タイミングとして最良のように感じました。

ショートドラマの課金取り組み

そもそも「ショート動画にお金を払うのか?」という疑問がありますが、中国版TikTokでは既にショートドラマに対して有料の課金機能を加えています。

2021年の記事で、しかも試験的に行ったものなので現在も課金機能が付けられているかは不明ですが、中国でも同様にショートドラマ、ショートムービーが人気で、その収益化に模索している様子が伺えますね。

有料課金型のショートアニメ配信アプリの可能性

これはあくまで個人的な考えですが、有料課金型のショート動画アプリがイケるのなら『有料課金型のショートアニメ配信アプリ』もイケるんじゃないかな?と雑ながら思いました。

というのもYouTubeアニメが個人・企業問わず増えており、尚且つチャンネル登録者数100万人を超えるチャンネルまで出てきて人気を集めています。

YouTubeアニメを制作する企業も成長してますし、彼らの主戦場をYouTubeだけでなく有料課金をメインとしたショートアニメ特化の配信アプリを勧めたら…なんて考えました。

それに中国ではWebtoonがアニメーション化してます。『漫劇』と呼ばれるコンテンツで、ナレーションや動きが入り、日本のYouTubeアニメの縦型のような形で配信されてます。

このような事例があることを考えると、今後『有料課金型のショート動画アプリ』が受け入れられていくのなら、『有料課金型のショートアニメ配信アプリ』もアリなのでは?と考えました。

有料課金型の縦型ショートアニメ配信アプリは誕生する?

と、ここまで書いてきてアレですが…今回紹介した課金型のショート動画アプリが、普通にショートアニメも配信するというのが流れになっていきそうな。

またはWebtoonの配信アプリ(ピッコマやLINEマンガ等)が中国の流れを読み取り、Webtoon作品をアニメーション化したり、YouTubeアニメを配信してる企業が自社で課金型の配信アプリを作ったり…またはU-NEXTやNetflixが始める?ということもありそうですね。

何も「有料課金型のショートアニメ配信アプリ」に特化しなくてもいいような気がしました。いや、わからない。「dアニメ」とかもあるし。好きな人ならハマるかも…

果たして「有料課金型のショートアニメ配信アプリ」は誕生するのか?また、今後は新しい『有料課金型のショート動画アプリ』は誕生するのか?個人的に注目していきたいトレンドです。

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