![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/111712579/rectangle_large_type_2_28fb5ec824fce298a38471f05d2cac29.png?width=1200)
ものすごく大雑把だけど、簡単な設計や図面の話(1)
機械設計に限らず、様々な設計においては、図面があり、その図面上にはなにがしかの寸法(長さ)が描かれている。
例えば、「机」は、人がその前の「椅子」に座って、なにかの作業をするのにちょうどよい「高さ」に、適当な広さの「平面」を具現化するためのものだ。だから「机」の図面は、ものすごく簡単に書いてしまえばこうなる。
![](https://assets.st-note.com/img/1690302225967-OuQBA268cQ.png?width=1200)
つまり、ちょうどよい「高さ」(=740mm) に、適当な広さの「平面」(=幅1000mm×奥行き600mm)があれば、一応「机」になると言える。
どんな材質で作るかとか、どうやって作るのか、なんてものはまずはどうでもよく、「一番欲しい事」が直接図面上の寸法になっていることが重要で、ただこれは何も難しいことではない。
椅子についても、人が座るのにちょうどよい「高さ」(=400mm)に、人が座るのに適当な広さ「平面」(=450*450)があるのが一番重要な事なのでこうなる。
![](https://assets.st-note.com/img/1690303673049-8hAmsT73fM.png?width=1200)
これを並べれば、一応、机と椅子になりそうだ。
![](https://assets.st-note.com/img/1690303854928-sCMu6FkbPG.png?width=1200)
つまり、「一番欲しい事」が描かれているのが図面であり、その具体的な内容は、図面に描かれる寸法ということだ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?