「私がこわされるとき」あなたは己の母親が嫌な女だという事を自覚できているか?


概要 ひとりの新妻に姑の恐怖が襲い掛かる様を描いたサスペンス。ジョンと運命的な出会いを果たしたキャサリンはめでたく結婚する。しかし、ジョンを溺愛する母・イレーニは、キャサリンに対しいびり、覗き、無言電話など異常な行動を繰り返していく。

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多くの人が勘違いをしているがこの映画の肝は狂気に走る母親ではなく、その母親に対して何もする事が出来ない息子だ。
そんな人間と結婚してしまった女性は心底悲惨な人生を歩む事になる。

ハッキリ言うが世の中の全ての母親は息子が連れてくる女性の事を皆嫌う。
それが当たり前の反応だがそれをまともに取りあうという事じたいが自立できていない証拠だということすら分からないナヨナヨ男がこの世にはたくさんいる。
己の母親すら御せない奴が結婚などするなと私はいつも友人たちに言っているが、母親など適当にあしらうくらいでちょうど良いし母対妻の争いがあった場合は絶対に100%妻の味方をしなくてはいけない、という事を自分の頭で理解していない男が多すぎる。
そしてこの実話を基にした映画はまさにそんな様子を描いている。

自分の母親は、皆子供に平気で嘘をついて生きているのだがなぜか息子はそう思うことが出来ない。
己の母親を悪い人間だと認められている男のほうがよほど愛情深く自立した強い男だという事を学べる映画。

この映画を観て、様々なトラブルの原因が母親だと思っている時点でポイントがズレている、という事に多くの人に気がついて欲しいものです。






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