あいまいな過去 6 引きこもりの日々を綴って
相談先は次々と
母親に連れられて
話は僕を置いていく
両親は共働き
僕はいわゆる鍵っ子だった。
母は夜勤のある仕事をしていた
不規則な勤務
僕に構う時間は限られていた。
他の家は違うようだ
僕の家もそうあってくれたら
他の家庭を知るたびに
悲しさと寂しさをおぼえた
ここでも普通は語りかけてくる
無いものねだりはどこまでもあった。
不登校になった僕
母と過ごす時間は増えた。
各種相談機関、精神科と僕を連れて
様々な大人に僕は紹介された。
ある相談機関の運動が出来る