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選挙ギャルズを応援します🐣

人気タレントのあおちゃんぺ のフォローを外しました。
好きなタレントさんでしたけど、選挙ギャルズに対する批判についてちょっと思うところがあって。
批判することは別に悪いことではないんですよ。
批判の内容について自分なりに思うところがあって距離を置くべきかなと思った次第です。
選挙ギャルズのギャルのあり方について、あおちゃんぺが違和感なり、怒りを表明するのは理解できます。
あおちゃんぺが認識しているギャルというファッション、文化、生き方と選挙ギャルズの活動は全く違うものでしょうし。
しかし、ギャルという言語そのものは、あおちゃんぺが生まれる前から存在していたものです。
選挙ギャルズのギャルという言葉の言語認識は、あおちゃんぺが生まれる以前のアバウト(大雑把)なものでしょう。
そこにピンクとかキラキラを無理矢理詰め込んだセンスのなさを痛々しく感じるのも仕方がないと思います
しかし、それを指摘、批判した上で、多様な運動として許容してほしかったんですよね。
選挙ギャルズの運動や目的も、ギャルを馬鹿にしたり、敵対心をもってやっているものではなくて、むしろ、ギャルの文化や生き方についてリスペクトしていると思うのです。
社会運動、デモの新しいスタイルとして選挙ギャルズという運動を試みたと私は思います。
試みた結果、選挙ギャルズの主催者も参加者も現代の言語認識におけるギャルという文化、ファッション、ライフスタイルから、かけ離れたものになってしまったというのが実際のところでありましょう。
リスペクトしていても、あおちゃんぺが志向している現代社会におけるギャルにはなれないからです。
それは仕方がないことだと思うのです。
結果、選挙ギャルズは自分がイメージするギャルを自分らしく自由に表現することに至ったとしか言いようがないのです。
そして、デモというものは基本自由参加であり、女性のみならず男性も参加するのは許してあげてほしいのです。
結果、雑多なデモになり、ギャルおらんだろ!
となってしまったのですが。
しかし、それも、ギャルの多様性の一部(あくまでも一部)として選挙ギャルズを許容して頂きたいというのが私の願いであったわけです。
長くなりましたが、これからが本題です。
私があおちゃんぺの選挙ギャルズに対する批判の内容に感じる違和感について申し述べたいと思います。
あおちゃんぺの選挙ギャルズに対する批判や怒りは概ね正当なものだと思います。
それは良いんです。
そうではなくて、批判の合間に垣間見える違和感です。
あおちゃんぺの選挙ギャルズに対する批判で、特定の政党、政治勢力がギャルという言葉を都合よく利用しているという部分。
これも正当な批判ですが、だが、しかし、なのです。
まず、特定の政党、特定の政治勢力という箇所ですが、それは、そのとおりで、野党側の政党に所属している議員、党員、支持者が、選挙ギャルズの企画、運営、活動に多く参加しています。
しかし、自民党による改憲、安倍晋三元首相の国葬反対というイシューに賛同する人ならば誰でも自由に参加できるものです。
そして、ギャルという言葉を都合よく利用しているという箇所ですが、ギャルという言葉を引用する自由は誰にでもあります。
要するに、選挙ギャルズがギャルという言葉を引用して活動するのも自由だし、それを、あおちゃんぺが批判するのも自由ということです。
ですが、デモ側が都合よくギャルという言葉を政治利用しているという批判については、あおちゃんぺもギャル云々というより選挙ギャルズの政治的立ち位置を批判したいのではないか?と感じてしまいます。
何故、そう感じたのか?と言うと、あおちゃんぺの選挙ギャルズ批判に賛同しているツイッターのアカウントにプロフィール画像やハンドルネームに日の丸をつけてるネットウヨクがとても多く、それ自体は、選挙ギャルズが野党側の参加者が多い運動体なので仕方がないのかもしれませんが、あおちゃんぺ自身も選挙ギャルズ批判をネットウヨクから賛同されている状況がまんざらではないのかな?と思った次第です。
実際にあおちゃんぺのタイムラインを確認したところ、ネットウヨクの賛同ツイートをリツイートされています。
これを見て、あおちゃんぺは選挙ギャルズのギャル云々ということより、選挙ギャルズの政治的立ち位置に対して批判したいのかなと感じたのです。
選挙ギャルズの政治的立ち位置は自民党による改憲、安倍晋三元首相の国葬反対です。
参照:安倍氏国葬・改憲に反対 「選挙ギャルズ」が都内でパレード
#Yahooニュース

勿論、あおちゃんぺが仮に選挙ギャルズの自民党による改憲、安倍晋三元首相の国葬反対という政治的立ち位置と正反対の政治的立ち位置であったとしても、それは別に良いと私は思いますが、それならば、ネットウヨクの賛同ツイートをリツイートするのではなく、ギャルとして、自身の言葉で選挙ギャルズの政治的立ち位置、或いは、選挙ギャルズの党派性といったものを批判したほうが良かったのではないかと私は思いいます。
何故かというと、あおちゃんぺはギャルとしての義憤から選挙ギャルズを批判されたと思いますが、ネットウヨクという特定の政治クラスターの賛同ツイートをリツイートしたことによって、あおちゃんぺ自身も、選挙ギャルズの批判に政治的な意図や党派性を付随させてしまっているのではないか?と感じたからです。
ネットウヨクがあおちゃんぺの選挙ギャルズ批判に賛同する理由はギャル云々ではなくて、選挙ギャルズに対する政治的敵対心だからです。
ネットウヨクは野党、パヨクのデモを潰す為にあおちゃんぺの選ギャルズ批判に賛同しているにすぎません。
そういうことも踏まえて、あおちゃんぺの選挙ギャルズ批判もギャルとしての義憤から離れた、政治的な対立に引き込まれてしまうのではないか?と私は心配しています。
結論から言うと、あおちゃんぺの選挙ギャルズ批判が特定の政治クラスターであるネットウヨクに利用されてしまっている状況になっており、それが、非常に残念であり、心配であるということです。勿論、あおちゃんぺにとっては余計なお世話であることは承知のうえで申し述べさせて頂きました。あおちゃんぺと選挙ギャルズのどちらも応援する立場として、自分なりに問題を整理しました。
その結果、あおちゃんぺのフォローを解除して距離を置く判断をしました。
ネットウヨクのツイートを見るのは耐えかねます。
あおちゃんぺにもネットウヨクのツイートをリツイートする自由があります。
こういう状況である以上、あおちゃんぺのフォローを解除して距離を置くことがベターであると判断しました。
あと、選挙ギャルズについては参加者の思うギャルを自分らしく、自由に表現すれば別に問題はないと思います。
ギャルとはこういうものだ!という概念に縛られる必要もないのですから。
長文になりましたが、それほど、自分にとっては難しい問題であったのです。
簡単にスパッと割り切れないもどかしさ。
葛藤しました。
しかし、多様な活動のひとつとして選挙ギャルズも尊重すべきと私は思います。
多くの方々に選挙ギャルズの活動に参加して頂けたらと願っています。

以上

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