sinの趣味投稿　ゲーム紹介

皆さん、こんにちは。
sinと申します。漫画、アニメ（ゲームも少々）、アニソンが好きで、最近、noteに投稿を始めました。
自分の好きな作品、曲について個人的な感想について書いていきたいと思っています。始めたばかりで、気になる点があると思いますが、温かい目で見守っていただけると幸いです。それでは、早速始めたいと思います。

作品紹介

今回は昔遊んだゲーム、テイルズオブザテンペスト（2006） について書いていきたいと思います。現在も続く「テイルズオブシリーズ」の初のニンテンドーｄｓ作品で、2006年に発売されました。自分が初めて遊んだＲＰＧゲームで、時間があるたびに遊んでいた記憶があります。その思い出もあって、今回の記事の題材にしました。

あらすじ・特徴（一部ネタバレを含みます）

人間、半人半獣の種族-レイモーンの民-が混在するアレウーラ大陸。レイモーンの民は畏怖され、迫害・差別の対象となっているこの世界で、人間と
レイモーンの民、双方の血を引く主人公カイウスの冒険譚というのが大まかなあらすじです。

上述した通り、人種差別という重いテーマが掲げられており、カイウスが自分の血筋に対して苦悩する描写も多く描かれています。それでも、信頼できる仲間に支えられて、コンプレックスを克服していくと同時に、成長を遂げていく王道ストーリーで、決して暗すぎず希望を持てる展開が好きでした。キャラクターデザインは故いのまたむつみ氏が手掛けられました。キャラクターの繊細さと力強さ、芯の強さを感じられる画風で、個人的にはキャラクターの瞳がとても好きでした。

2007年に発売された小説版。上下巻合わせると一つのイラストになっています。

一般的な評価

最近まで知らなかったのですが、実はこの作品に対する評価は厳しいことがわかりました。確かに、気になる点はいくつかありました。

• キャラクターボイスが戦闘と一部アクションに限定されている。

• フィールド内の移動手段が乏しい。

• 全体的にストーリが短く、心情描写が乏しい。

上記のように気になる点はあったものの、ゲームシステムは比較的シンプルで初心者の自分にも楽しめるものでした。テイルズオブシリーズ、引いてはゲームとしては評価が低いかもしれませんが、個人的にゲーム初心者にはぴったりな作品であると思っています。

小説版

2007年に小説（金月龍之介氏著）が発売されています。実はこの小説は非常に完成度が高いと感じています。本編では描かれなかったキャラクターの過去や心情描写が補完されており、根幹である人種差別についても生々しくも現実的に描かれています。終盤が若干駆け足気味なのは残念でしたが、小説版ならではの新しい解釈や気づきを十二分に堪能できる素晴らしい内容で、
是非おすすめです。

主題歌

本作品の主題歌（VS　ヴァーサス）はmisono氏が手掛けています。この主題歌もお気に入りで、毎回飛ばさずに聞くほどでした。
力強い歌声と歌詞が好きで、下記の一節が印象に残っています。
「何もしないより、I try All Things　やって悔めばいい」
今でも自信を持てない自分にとって、この言葉は大きな励みになっています。今でも時々聴いています。

まとめ

今回は、テイルズオブザテンペストについて紹介しました。自分にとっては初めてプレイした本格的なRPGゲームということもあり、思い出に残っています。世間から厳しい評価を受けていると聞いた時に、自分の判断基準を疑ったこともありました。しかし、時がたつにつれて、世間一般的にはつまらない、俗にいうクソゲーと言われていたとしても、自分が好きならばそれでいいと折り合いをつけれるようになってきました。多数派の評価に対して、個人の気持ちを貫くことは時に難しいかもしれません。それでも、自分は好きな作品に対しては、気を使うことなく、素直な気持ちで言えるようになりたいと思っています。

今回の記事はこれで終了します。
今後も気が向いた時、続けられる限り投稿を続けていきます。

よろしくお願いいたします。
ありがとうございました。