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君が心をくれたから〜失ってはじめて気づく


最終話で、繋がりました。

雨と太陽は逆だったと。

・・・・・

大好きなのに、
運命の相手なのに、
雨は嘘ばかりついていた。

プライベートでも嘘をつく。

自分を好きになれない。

そんな雨に大切なことに気づけよと
神は辛い現実を突きつける。

人を目覚めさせるために、
神は手加減しないのです。


・・・・・

太陽は、1話目の事故で
昏睡状態になった。

五感を失うタイムリミットを持っていたのは、
実は太陽だった。


雨は

大切な人を失いかけて

はじめて、大切なことに気づく。

太陽は自分にとってのまさに『太陽』だったと。

雨と太陽は陰陽。
魂の片われ。

太陽が死ぬまでのリミットの中で

回想し、自分を振り返り、向き合い、

心を尽くして看病した。

太陽が生き返って、
こんな未来があったらいいなと妄想した。

自分は何をするために生まれたの?

何が好きなの?

正直に生きるってどういうこと?

あの時、どうすればよかったの?

伝えられなかった太陽への感謝。

・・・・・

そして、太陽の命のリミットが切れて
雨は目覚める。

覚醒。

もう一度夢を追いかけよう。

願いを叶えよう。

太陽が教えてくれたこと、、

自分に嘘をつくな
自分が神だよ


太陽は命を賭して雨に人生を贈った。

・・・・

あまりにも辛い時、
人は五感を失うものですね。

砂を噛むとはまさにこのこと。
目の前の風景が一瞬でグレーになる。

私も7年前に
大切な人を失いかけました。

あの時と同じだと思いました。

あの時、世界が一変しました。

もう一度、その人を取り戻したくて
長く長くもがきました。

やっと、取り戻せそうな気がします。

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