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個人通信”Simple Dreams”1369号

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個人通信"Simple Dreams"               1369号
2024.5.19
石川 晋
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今回は、5月13日(月)から5月19日(日)までの期間。

市川市の私立中高。
中教審。
京都の小学校。
江東区の私立中高。
ヒラリー・ハーンとアンドレアス・ヘフリガーのブラームス。
甲斐市の中学校
中野区の私立小学校。
東大和の国語ファシリテーション。
井上道義&佐藤晴真と日本フィルのショスタコーヴィチ。
父と。

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5月13日(月)雨
 強雨。いつもの本八幡駅から、市川市の私立中高等学校へ。大澤さんが主任を務める国語部の授業観察。ここは3年目。今年もフレッシュなこれまでとは違う先生の授業を見る。今年もさすがだなという個性的でクレバーな先生方ばかり。みっちり「国語」の話ができる、ぼくにとっても得難い場所である。大澤さんのリーディング・ワークショップは、今特別な充実の時期を迎えていると改めて思う。文豪プレゼンテーションの授業には、様々な要素が埋め込まれており、カンファランスも含めてとても見応えがあった。大澤さん以外の授業も、最果タヒの詩で書く鑑賞文、哲学対話・・・自分が国語教師だったことを久しぶりに思い出す(笑)充実した時間だった。学校長ともたくさんお話しでき、頑張らなくちゃなという気持ちになる。
 終了後はとにかく新幹線で名古屋まで。投宿し、オンラインをお二人と。
 中教審の答申、残念の一言だった。妹尾さんなど問題意識を共有する委員もいて、本当にギリギリまで粘り強く発言してくださったと思う。だが、なんの将来的な担保もなく、現場の声に多くの委員は耳を傾けることなく、提言は固まってしまったなあ、というのが実感だ。妹尾さん、本当に頑張ってくれたんだけどなあ。でも結局審議会としては給特法廃止を決断できない。学校教育はもう何年もいろんな場面でマイナーチェンジで乗り切ろうとして、既に「御破産」なのだが、それでも今回も変われなかった。すぐに取り組んでほしい提案もいくつかあるけれど、でも、本丸を延命させてしまった結果が、辛い。

「教員の給与増や「勤務間インターバル」を提言 中教審の特別部会が文科大臣に」

 映像の世紀は、今日は、ビリー・ホリデイだった。沁みる。

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