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ついに達人がハマらない原因を見つけたかもしれない話

私はエンジニアをやっているが、長年の悩みの一つに「ハマりやすい」というのがある。1つの問題解決にあーでもない、こーでもない、と試行錯誤した挙句長い時間を使った結果、くっそしょうもないことが原因であるみたいなやつだ。あほな原因であるにしろ、そうでないにしろいつも時間がかかってしまう。何とかしたい。

うまい開発者はハマらない

 一方、ソフトウェア開発が上手い人を見ているとおもろいほどハマらない。本人は「ハマったわー」とか言ってるけど1時間だったりする。だから私は、ソフトウェア開発の優れた人の観察をよくする。特に「しばやん」さんは、ご一緒させていただいたときに、あまりにもできるので衝撃的で、アメリカに移った今でも、彼のインパクトを超える人はいのところいない。だから過去にもいろいろ観察してブログを書いてきた。

それ以外にも ARM にはまったときに天使に助けてもらった話も

しばやん先生を観察した新たな気づき

そんなしばやん先生を先日観察していてあることに気づいた。リファレンスを貼りたかったが、どこだったか忘れたので貼れないが、確か私が、しばやん先生が、ライブラリの新しいバージョンの挙動をブログに書いていて内容に関心したコメントを書いていたら、しばやん先生が 正確じゃないかもしれないけど、

こうしないとハマるんですよ

的なことを言っていて、自分的には「えっ!」と思ったのです。というのも、しばやん先生とかかずき師匠とかARM天使みたな優れた人は「技術的センスが良くてハマらない」のかなと思っていたのですが、もしかして、「先に試しているからハマらない」可能性がとても高いのでは?と推測したのです。

そういえば、しばやん先生のタイムラインを見ると、毎日のように何かの挙動を試してブログを書いたりしています。


そういえば私の師匠のかずき師匠もしょっちゅういろいろ試しています

何を試せばいいのか?

となると、次は一体何を試せば彼らみたいになれるのでしょうか?本人に聞いてみました。

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私の場合、Kafka Extension, KEDA, Azure Functions for Java あたりなので、仕事で必要そうな Confluent Library の挙動とか、Azure SDK for go 、Java Language Worker/Library, Azure Functions Host の挙動、Docker や Kubernetes の挙動、Azure Functions (Consumption/AppService/Premium, Win/Linux) のアーキテクチャとインターナル、kudo, Kusto, AppInsights, , Messaging Services, Azure DevOps や GitHub Actions あたりでしょうか?

それに目についた面白そうなものでしたら、Azure Communication Service とか触ると面白そうです。

つまり、仕事で必要になって、そこで初めて出会うのでハマるし、長くかかるので、先に出会うことで相当量をショートカットできている、つまり、ガチイケメンのエンジニアの方はそれを努力と思っているかはわかりませんが、そういうことをされることで、結果として私から見ると、圧倒的にハマらず生産性が高いように見えるのかもしれません。

おわりに

デベロッパーにジョブチェンジしてからいつも思うのは、優れたエンジニアというのは壮大な小さな積み重ねで出来ているということです。私も積み重ねたら、彼らほどでなくても、自分が「エンジニア」と認められる自分になれるかなと夢見てがんばってみます。

この記事公開後に本人がコメントしてシェアしてくれたので、彼のコメントをシェアせざるを得ない!

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