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303_「答えを求めず、問いを追え!」高校生のための探究入門

人生に感謝を。シンパクト和 です。

高校の「総合的な探究の時間」って知ってますか?

この学びについて考察します。

 皆さん、高校で行われている「総合的な探究の時間」での学びは、「将来」にどのように役立つと思いますか?

 探究は、単に知識を得るだけでなく、「良い問いを立て、行動する」能力を養うことに重点を置いています。

では、この能力を身につけることが、なぜ重要なのでしょうか?

 探究では、「答えのない問い」に取り組みます。
なぜなら、社会課題には、「答えがない場合」がほとんどだからです。
論理的な解決策を出すだけでは対応できないため、「良い問いを立て、行動する」ことが必要だからです。

 人生を有意義に過ごすためには、この「問いと行動」のサイクルを繰り返すことが不可欠です。

 皆さんは、どのような「問い」を立て、どのような「行動」をとることが、自分にとって意味があると感じますか?

 たとえば、「〇〇市を多くの人が訪れる街にしたい」という目標を掲げた場合、どのような「問い」を立てるべきでしょうか?

活性化が必要な理由は何でしょう?

現在、訪れる人が少ないのはなぜでしょうか?

観光資源は十分でしょうか?

魅力的なお店はありますか?

情報発信は適切でしょうか?

街の景観はどうでしょうか?

 これらの「問い」に対して、どのような「行動」をとることができるでしょうか?情報収集はどのように行うべきでしょうか?そして、その情報をどのように分析し、次のステップに繋げることができるでしょうか?

 最終的には、このプロセスをパワーポイントにまとめることになりますが、その前に、OneNoteやWordを使って、思考のプロセスを整理しましょう。
 いきなりパワーポイントに取り組むと、思考が浅くなりがちです。計画に穴があることに気づかないこともあります。

 皆さんがこのステップを踏むことで、「問いと行動」のサイクルを通じて、自分自身の思考を深め、有意義な学びを得ることができるでしょう。

 このプロセスを通じて、皆さんはどのような発見をできるでしょうか?また、どのような新しい「問い」を立てることができるでしょうか?

 小中高と積み重ねてきた「答えのある問い」ばかりを考えることから脱却をして、「答えのない問い」に挑戦する体験を積み重ねましょう。

考えているだけでは何も変化は起きませんよね?

この挑戦の体験が、高校生あるいは、我々大人にとっても大事な気がします。

考えてばかりいないで、「行動」を大事にしたいですね。

人生の限りある時間を大切に。シンパクト和 でした。

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