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402_GPTプロンプトで進路指導が楽に!高校教員がすぐに使える進学先アドバイス法

人生に感謝を。シンパクト和 です。
みなさんがよく使用する生成AIは何ですか?
私は、ChatGPTとperplexityの使用がメインです。


「高校教員必見!GPTプロンプト」では、実際の使用場面を想定したフォーマットプロンプトを紹介します。

私は生成AIをどのように教育の場面に活かせるか模索中です。自分のこれまでの体験から「この場面で使える」を一つずつプロンプト化して、有益な出力ができるかを検証しています。

2つの視点から、作成したプロンプトを実戦投入中です。

視点1:自分が使う
視点2:生徒に使ってもらい、自走に役立てる

使用場面に応じた活用方法を紹介していきます。

タイトル:進学先アドバイス
視点:自分、生徒 両方可能
使用場面:
やりたいことができる大学紹介+具体的にどんなことを学べるかの検索
使用生成AI:perplexity

紹介プロンプト:

#大学
東北大学
#やりたいこと
消費電力の少ない半導体の研究
#{大学}で[やりたいこと}をしたい。どの学部・学科で具体的にどのようなことを学べばよいですか。
#ステップバイステップで構造的に説明してください。
#高校生が理解できるレベルで説明してください。
#具体的な事例を含めて説明してください。

ポイント:
・# はAIが理解しやすいようなマークダウン形式の記述
・「ステップバイステップで」で、進学後の学びを順を追ってイメージできる出力に
・「構造的に」で、内容を掘り下げた出力に
・「具体的な事例を含めて」で、研究が身近な事例でどんなことに役立っているかわかるような出力に

出力結果:

どんな学部・学科で学べばよいかを掘り下げた出力を出してもらうために、大学名は仮でいいので指定します。

この出力に続けて、
「国公立大学で他に同様のことを学べる大学を3つ紹介してください。」
というプロンプトで、別の大学への選択肢を広げます。

そこで出力された大学名をもう一度紹介プロンプトへ入れて出力します。

回答にある「スピン材料電子工学」について掘り下げたい場合は、下記の紹介プロンプトに「スピン材料電子工学」を入力します。

上記の生成AIの活用の仕方で、効率よく生徒にヒントを与えることができます。
このプロンプトと手順を生徒へ示して、生徒の自走を促すこともできます。その結果、生徒が進路を自分ごとに捉えて熱心にやるかもしれません。こちらが思う以上の成果を出す可能性も十分にあります。

教員の役割は生徒の自立を促しサポートしていくことだと思います。

生成AIの活用で、これまでよりも「自走する生徒」を増やせるなぁと感じています。

人生の限りある時間を大切に、自分のやりたいことを実現したい。
シンパクト和 でした。

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