見出し画像

カオルギター RUSH ~the blood~ Deluxe

この度仲間に加わったカオルギターです。

RUSH ~the blood~ Deluxe(2023)


20代の頃、2000年製のカオルギターOM45タイプをメインギターにしていた事があり、今回は20年ぶりの邂逅。

倍音の厚みが、厚みを持ったまま指向性を持つのがカオルギターの特長だと個人的に感じています。

この"指向性"を感じるということが、音楽表現において非常に強みになります。
よく響いても基音が埋もれたり、倍音が滞留したりするとなかなか音楽しにくいものです。
このギターは基音も倍音もきっちり揃って飛び出るような感覚があって、それが先の"指向性"という言葉になります。

シダートップのアコースティックギターは初めて所有します。
私が求める"タッチで稼ぐトルク感"が、シダートップだと立ち上がりの初速が速いためリアルタイムで実現できない事が多かったのですが、このギターは、鋭く立ち上がりながらもタッチに不思議な余裕があり、なんとも魅力的な、引き込まれてしまう弾き味を持ちます。

今年いっぱいは弾きこんで、来年からツアーで使い倒す、というプランでいましたが、秋あたりから我慢できずに使い始める予感がしてます。

マーク・ホワイトブックのコピーでもある本器。
幅のあるブリッジからもそれがうかがえます。
シダートップ。
非常にしっかりした導管。
美しいヘッドデザイン。
堂々たるドレッドノート・シェイプに、
ファンシーな風合いも兼ね備えています。


スクエアロッドが搭載されたネック。
アジャスタブルロッドならばここにあるはずの
調整用の穴は、当然存在しません。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?