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紙用瞬間接着剤つかってみました

先日モデルカステンから発売された「紙用瞬間接着剤」。名前の通り、紙、そして発泡スチロールなんかに使える瞬着です。

個人的に凄く楽しみにしていたアイテムです。
紙もそうなんですが、ベースを作ったりする際にスチレンボードなんかををすぐ接着できるのはすごく素敵です!
(通常、スチレンボードに瞬着を使用すると溶けてしまうので、木工系のボンドで時間をかけて接着してます。)

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買った!

さっそく試してみますが、意外だったのはけっこう低粘度です。サラサラです。

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振るとチャプチャプいいます、いっぱい入ってます

なので、面に塗布してくっつける、というようなやり方だとあまりうまくいかない感じです。(接着前に浸透してしまう感じ)

どうやら流し込み接着剤の感覚で使ったほうが良さそうなので、汎用の瞬着ノズルの口を広げて(筆のお尻に無理やりはめて加熱しました)装着します。

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ちゃんと太口用のノズルを買ってきたほうがよさそうです

そして合わせた接着面に流し込み→硬化スプレー。

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うまくいきました!がっちりついてます。
ただ製品の注意事項にもありますが硬化スプレーをかけすぎると溶けます。
(溶かしました!)
これはスチレンボードを使う際にかなり便利になります。

期待していた使用法については問題なかったのでひとまず安心。
なのでちょっと他の用途も考えてみます。

使っていて思ったんですが、この紙用瞬着、接着面をほぼ侵しません。あと接着力がわりと淡白です。

この特性はちょっとした仮固定や仮組みなんかに使えそうです。

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個人的にはイモ付け上等なフィギュアなんかは、全体を見たいときにちょっと固定したい事がよくあります。実験にうってつけなICMの紳士がいたのでさっそくやってみます。

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スチレンと同じく接着面に流し込み

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紳士が立った!

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接着したパーツはパリッと取れます。接着面に残った接着剤は膜状に剥がしたり、薄く残っていても爪で削ればきれいになります。パーツはダメージを受けていません。

なので分解も手間ではないです。

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紳士、再び樹脂に還る

普通の瞬着でも点付けで仮組んだりしますが、気を付けないとうっかり付けすぎ、なんていう事故も起こりがちです。紙用瞬着だと付けすぎても問題ないので割とアバウトに扱っても良いのがいいですね。

仮組みに限らず、ひとまずガシガシ組んでみたいけど、あとでちゃんと作りたいんだよ、なんて時にも威力を発揮しそうな気がします。

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エアフィックスの72なんてまさにそんな風に遊んだら楽しそうです

最後にこれも使っていて思ったんですが、接着面周辺が白化してないです。

ということは

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適当なパーツにHアイズを紙用瞬着で貼ってみました。

クリアパーツも行けますね。

ただし、乾燥した接着面がちょっと白くなるので接着個所にはちょっと気を使ったほうが良さそうです。

色々試してみた紙用瞬間接着剤、特性が普通の瞬着とはちょっと違うので面白い使い道がまだまだありそうです。

いっぱい入ってるので、今後も色々と試してみたいと思います。

それでは。

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