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奥川さんデカールを貼ってみよう!

先日このnoteでご紹介しました奥川泰弘さんデザインのデカールとカラーガイドセット「Gentlemmen FOR Wheels 1:ショップカー カラーブック&デカールセット」、いよいよ販売を開始しました。

ご購入はこちらから!

ご紹介記事はこちら!

こちらのデカールセット、基本的には1/24、ないし1/32スケールのカーモデルを想定しているので、商品サンプルとして自分でも1/24スケールのカーモデルを作ってみました。

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車に貼ると本当にかっこよく決まるこのデカールですが、基本的には何に貼っても映えるデザインになってますのでアイデア次第で色々使えると思います。

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その辺りのサンプルとして今回は「看板」を作ってみようと思います。

制作イメージはヴィンテージ雑貨で使われそうな古いブリキ看板。
お手軽に楽しんでみたいと思います。

まずは1mmプラ板をカット。サイズは今回使用する「Gentlemen FOR Wheels」ロゴに合わせてみました。

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角を400番紙やすりで丸めつつ、面がなんとなくラウンドする感じに四辺も軽く削ります。WAVEの丸リベットを四隅にぽちっと。

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サフ無しでこのまま筆塗りします。こういうズボラにやりたいときは何といっても隠ぺい力と発色がいいアクリルガッシュです。色数豊富でいい感じの色が揃っているというのも魅力ですね。

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このニッカのアクリックガッシュは渋めのいい色が揃っている上に黒とゴールドのチューブデザインが本当にかっこいいんですが、塗膜はガッシュの中でもかなり弱いので、プラに使うとちょっと剥がれやすいのが玉にキズ。

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ヴィンテージ感あふれる仕上にしたいので塗りムラもウェルカムです。

アクリルガッシュの塗面はそのままだとデカールが固着したりエナメルが浸透して一生取れないとかいろいろ問題があるので一度トップコートで保護します。

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トップコート後にデカールを貼りました。今回は白と黒を重ねてシャドウ文字っぽく。

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タミヤエナメルのダークグレーをスポンジやすりでポンポンして塗装剥がれを表現します。

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こんな感じに。

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もう一度トップコートで保護してからガイアエナメルの赤サビで錆させます。ポンポンしたところにちょこちょこ色を乗せていく感じに。デカールも少し削ったりして。

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錆ました。ボンカレーのブリキ看板感でてきましたね。

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で、またトップコートで保護してからタミヤのスミ入れ塗料「ダークブラウン」でウォッシング→拭き取ります。

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全体に色調が落ちて馴染みました。

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あまり馴染みすぎるとつまらないので最後にガイアエナメルの黄サビでフレッシュな錆を描きこんで完成です。

完成した看板を以前作った1/32のビネットに使ってみました。趣味のガレージに置いたインテリアですね。

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四隅のピンは不要でしたね。

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いかがでしょうか?
デカールはこんな感じに車に拘らず色々使ってもらえるとまた面白いと思います。大スケールならTシャツロゴなんかにも使えますね。

という事で「Gentlemmen FOR Wheels 1:ショップカー カラーブック&デカールセット」絶賛発売中です。
クサダさんのイラストがまた良いのです。

ぜひ皆さんの自由なアイデアで楽しんでもらえたらと思います。
それでは。

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