240222状態

 珍しく積雪。韓医院の後、買い物をして店に行き仕込み。昼は近所の日本食材屋で蕎麦を買って蕎麦。夜は望遠に向かい、友人と豆腐のちバー。

 返品しなければならない商品があるのだが、宅配会社からは昨日の何時に取りに来ると連絡があったのに、以降全く音沙汰がなく既に二日目。その間ずっとは玄関の前に置きっぱなし。腹が立って当然である。
 どうなっているのかと問い合わせたいが、届いているメッセージには連絡先は一切書いておらず、詳細はアプリをダウンロードしろとだけある。非常にめんどくさいが宅配会社のアプリをダウンロードし、複雑な承認を経たのちログイン、宅配状況を確認するが、そこにも電話番号などはなく、トラブルの際は自動返答のチャットに問い合わせろとだけある。
 非常にめんどくさいがチャットに「なぜ荷物を取りに来ないのか」と書きこむと、「2~3日経っても変化がない場合は電話してください」とあり、ようやく番号を入手。さっそく電話するが……もちろんいきなり人間が現れるわけではない。音声案内の通りに何度か数字を押すと、最後に現れたのは「問い合わせ番号を入力してください」の声。
 ところが、先ほどのチャットで手に入れた問い合わせ番号を入力しようとするも、2秒で「入力時間が超過しました。もう一度やり直してください」と言われてしまう。何を言っているんだ、君は? この音声を無視し、やり直さず入力を続けるのが正解のようで(たけしの挑戦状か)、何とか16桁の数字を打ち終えたが、番号を間違えたり、途中で別のボタンをちょっと押そうものなら、「もう一度入力してください」ではなく「最初からやり直してください」と言われて一方的に電話は切られる。一度は、最後まで正確に入力して次のステージに行った瞬間、電話が切れてしまった。
 5回くらいかけ直したところでようやく「担当にお繋ぎします、しばらくそのままでお待ちください」が聞こえ――そこから20分くらい待ったところでようやく本物の人間が出てきた。
 火に油、そそぎまくり状態である。こんな電話、私だったら絶対取りたくない。クレームを入れる側なのに、既に相手が可哀そうに思えてきた。

 訪れた小さなレコードバー。社長がワンオペで接客しカクテルを作りレコードをかけているのだが、困ったことにカウンターとDJブースの距離が離れている。いや、距離は近いのだが、カウンターの出入り口が変な場所にあり、カウンター内からDJブースに行くためには、お客の間を抜け店内をぐるっと一周しなければならない地獄の動線となっている。
 店をやっている者としてはハラハラしながらその様子を見ていたが、それでも人気店なのはすごいと思った。

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