240226更新

 ビザの更新がストレスのあまり出入国管理事務所に行くたび必ず下痢をする体質なのだが、今日は別の要件で出入国管理事務所のサイトを開いただけなのに、いきなり下痢に襲われた。呪いのホームページか。

 以前(240207)も書いた「沈黙」という名の私語禁止カフェで、2日間限定の「私語可能」イベントをやっている。それって普通のカフェではないか。

 夕方はライブを観に乙支路へ。地下鉄周辺は混雑しており、日本人の姿も驚くほど多い。コロナ前とは比較にならない。
 昔は町工場だらけだった薄汚い通りが、いつの間にか日本人食堂街、というより新大久保の日本版みたいになっていて、再現度の高い居酒屋が並んでいる。行きたかった日本式町中華に行くと味はなかなか。下北沢の王将に引けを取らないレベルなのだが、やはりそれは再現であってテーマパーク的な面白さであり、もう一度行きたいとは特に思わない。

 チャグンムルで久しぶりに観る、タンピョンソンのライブは実に良かった。以前のバンド「タンピョンソンと船員たち」は終了していて、現在は「タンピョンソンと瞬間たち」という名の、そこまで韓国伝統音楽を意識していない現代的なロックバンドとなっている。彼のカリスマあふれるパフォーマンスと美声は相変わらずで、個人的にはむしろ今のほうが魅力的に感じる。韓国的なリズムやこぶしで装飾せず、でもそこから立ち上がる韓国的なもののほうがより深いからだ。「ラスト2曲です」と言ってからの2曲がインスト曲で、しかもラストの曲はタンピョンソンは横で見ているだけだったのも彼らしくて良かった。アルバム制作中だそうだが、世界的に高い評価を得ることだろう。お源さんもきっとリコメンドするに違いない。

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