【Win Rate76%】これであなたもミシック1桁!!基本セット2021ドラフト徹底攻略【7000字無料】
こんにちは。ライターのガンプ(@ganp15)といいます。
普段はツイッターでMTGアリーナについて呟いたり、質問に答えたりしています。
このnoteは新セット「基本セット2021」のドラフト攻略です。
前回勝率79%でミシック1位を取ったイコリアドラフト攻略から2ヶ月。
初めは勝率が伸び悩み(71~72%)、8時間ほどで何とかミシック3位に。
そこからもコツコツとプレイした結果、最終的にはBO1の勝率76%を達成することができました。(それでもミシック1位にはなれず…。多分1位の勝率は78%~80%…無念。次は勝ちます!)
プレイ中に感じた「勝率をあげるためのポイント」をまとめたので、「これからドラフトをプレイしようと思っている」「もっとドラフトで勝ちたい」「どんな組み方があるのか知りたい」という方の参考になれば嬉しいです。
今回も、無料部分と有料部分の2章に分けて解説をしていきます。
無料部分
基本セット2021の各アーキタイプとその基本となるピックのやり方の解説
有料部分
強力なアーキタイプで勝率を伸ばすための具体的なピックのコツの解説
どうか最後までお付き合いいただければ嬉しいです。
【読まれた方の感想の一部】
さよならあかねさん「記事拝読させていただきました。大変ためになる記事で買ってよかったです!」
がらくたさん「無料分だけでも解りやすく解説してて良い記事でした。」
2歳児のパパ@MTGさん「キタキタ!待ってました。これで僕も勝率6割は確定です。」
江戸八さん「シミてくさんのドラフト記事また買ってしまった。もう普通に読み物としておもしろい。ライターってやっぱすごいなぁ」
ma-boさん「久しぶりのドラフト、7-2でうれしい。ガンプさんの記事を無料分だけ読んでピックしてみたらこんなに勝てるとは・・・」
ぐみぐみさん「特に「キーワードを重視すると敗因になる3枚」や「BO1で特定のカードがなぜ弱いのか」など、なんとなくわかってはいたものの、ナゼ弱いのかの理由付けができました。」
★強力な青赤白とアンコモンの緑と《闇の掌握》の黒
基本セット2021は「各色の強さ」に明確な差があるセットです。
①ドローの質が高く果敢が強力な青
②軽量火力と果敢で攻め立てやすい赤
③コモンの生物の質が断トツで高い白
これら3色は強そうなカードを順にピックしているだけでもテンポが良く、勝てるデッキになりやすいです。
④除去の質が低く、低マナ域の攻め手に欠ける緑
⑤生物の質が低く、除去も《闇の掌握》依存度が高い黒
その一方で緑と黒の2色は構築が難しく、たとえ強力なレアをとれたとしても、普通にピックしているだけでは弱いデッキになりやすいのが特徴です。
そのためM21に慣れていないうちは、緑や黒には手を出さないほうが無難。
1パック目の1手目で緑や黒の強力なレアが出てもあえて下に流すことで、下に黒や緑をやってもらったほうが、2パック目に白・赤・青の優秀なカードが返ってきやすくなり、強いデッキが組みやすいです。
特に、黒は《闇の掌握》がないと断トツで弱いので「1パック目の4手目あたりで黒の強力なアンコモンが流れてきたとき」のように明確に黒が空いていると思えるときだけ参入するようにしてみてください。
【※】逆に、黒が空いていれば《闇の掌握》を大量に集めて7勝デッキを組めるチャンスなので、慣れてきたら早めに練習しておきたいところ。
黒を避ける人は多いので、チャンスは多いです。
基本セット2021において、強力なアーキタイプは主に以下の3つ。
①「赤白犬アグロ」
②「青赤スペル」
③「青白飛行」
それでは、1つずつ順番に解説していきます!
アーキタイプ①赤白犬アグロ
赤白犬アグロは、《高山の犬師》を始めとした2マナクリーチャーで序盤からテンポよく攻めて、火力や強化呪文でサポートするデッキです。
キーカードは《高山の犬師》・《バスリの侍祭》・《抵抗の妙技》の3枚。
コモンだけで組んでも強力なデッキになりやすいのが特徴で、大きな失敗をしにくいローリスクミドルリターンのアーキタイプです。
2マナのクリーチャーを6~8枚
《ショック》や《焦熱の竜火》などの除去を3~6枚
《確実な一撃》や《抵抗の妙技》=コンバットトリックを1~3枚
《噛み傷への興奮》や《叙爵》などのオーラ・装備品を1~2枚
を目安にピックして、序盤からしっかりと盤面をとっていく構築を目指します。
赤白のアンコモンは《バスリの結束》や《雷光の猟犬》といった全体強化カードが強力。
これらのアンコモンが複数とれたときは1マナ生物も2~3枚採用して、序盤に一気に押し込める構成を目指したいところです。
また、マルチカラーアンコモンの《高山の犬師》は2マナ2/2で最高2枚分のアドバンテージをとれる最強クラスのアンコモン。
ボロスを組むと決めたらこのカードをピックできる可能性を考慮して、《高山の番犬》と《炎血の野犬》を2枚ずつ集めておくのがオススメです。
赤白のコモンは赤の生物が若干弱めなので、白の生物を軸に組むことになります。特に《バスリの侍祭》は取れるだけ取りたい強力なコモンです。
4手目以降に流れてきたら最優先でピックしてみてください。
同じく、《夜明けの突撃獣》も突破力を上げる強力なコモン。
終盤に引いても《バスリの侍祭》を強化してライフレースを優位に進めたり、相手クリーチャーを強化して《軍団の裁き》で除去したりと使いやすいカードなので、2~3枚ほど集めておきたいところ。
ただ、タフネス1対策も少なくない環境なので、《夜明けの突撃獣》を複数採用するときは他のタフネス1の生物の採用は見送った方が良いでしょう。
【サンプルリスト】
アーキタイプ②青赤スペル
青赤スペルは、《ゴブリンの魔術》など果敢系クリーチャーを展開してから、ドロー呪文を連打して一気に攻めるデッキです。
キーカードは《呪文喰いの奇魔》・《突破》・《動態の占い師》の3枚。
対応力が高く、構成次第で速攻からコントロールまでこなせる万能アーキタイプ。相手に合わせてサイド後に速度を変えられるのでBO3では最も強力なデッキですが、初手補正のあるBO1では赤白に一歩劣る印象。
2マナのクリーチャーを4~6枚
《呪文喰いの奇魔》や《動態の占い師》などのフィニッシャーを2~4枚
《ショック》や《捕獲球》などの除去を3~6枚
《選択》や《突破》といった1マナドローを2~3枚
《胸躍る可能性》や《高揚する書物》といったルーティング呪文を2~3枚
を目安にピックして、ドロー呪文が途切れないように構築していきます。
ドロー呪文を連打することから、土地を15~16枚におさえた上でもマナフラッド(土地を引きすぎる)リスクが高めのデッキなので《胸躍る可能性》や《高揚する書物》などで余分な土地を捨てていきましょう。
また、回避能力も若干不足しがちなので《突破》や《動態の占い師》によるトランプルや《高揚する書物》による飛行でしっかりとライフを削りきれるように構築すると安定して勝ちやすくなります。
特に《動態の占い師》・《高揚する書物》はルーティングとフィニッシャーの2つの役割をこなす強力なカードなので、しっかりと集めておきたいところ。
《難破船の探知者》と《実験的過負荷》はどちらも墓地のスペルを再利用しつつフィニッシャーになる強力なアンコモンです。
特に《実験的過負荷》は呪文が多めの赤白が青をタッチして使うこともあるほど優秀なカードです。
速い環境なので、これらのカードはドロー呪文よりも火力呪文を回収した方が勝ちやすくなります。《魂焦がし》は最優先でピックしておきたいカードですね。
【サンプルリスト】
アーキタイプ③青白飛行
青白飛行は、《天球の見張り》で飛行クリーチャーのコストを下げて連打することでテンポをとり、すばやくライフを削りきるデッキです。
飛行はブロックされにくく、お互いに殴り合う形になりやすいことから、他のデッキでは使い方がやや難しい《素早い反応》や《心酔させる掌握》といった強力な「タップ状態限定除去」を使いやすいのが強みです。
《天球の見張り》や地上を止める《歴戦の神聖刃》など、キーとなるアンコモンを取れるかどうかで一気に完成度が変わるデッキなのが特徴。
そのため初めから青白飛行を狙うのではなく、青赤狙いで《うろつく光霊》、赤白狙いで《バスリの侍祭》をピックしているときに《天球の見張り》などが流れてきてから青白飛行狙いに切り替えるのがオススメです。
《天界の処罰者》や《高尚な否定》のように「青白飛行では強力な一方で、他のデッキでは弱いカード」が後半でも流れてきやすいのが利点。
キーとなるアンコモンさえ取れてしまえば、2パック目から青白飛行に参入してもしっかり勝てるデッキに仕上がります。
飛行と除去と2マナパワー2を集めればいいだけなので、ピック方針が分かりやすいのも嬉しいポイントですね。
【サンプルリスト】
アーキタイプ④後見ライブラリーアウト
基本セット2021環境には《テフェリーの後見》を軸にしたライブラリーアウトも存在します。
序盤から《大慌ての棚卸し》を連打してカードを引きつつ、白or赤or黒の除去で時間を稼ぎ、すばやく相手のライブラリーを削っていくデッキです。
2マナのクリーチャーを3~5枚
《テフェリーの後見》を2枚以上
《素早い反応》や《捕獲球》などの除去を4~7枚
《大慌ての棚卸し》を3枚以上(できれば5枚)
《胸躍る可能性》や《選択》などを4~7枚
を目安にピックして、ドロー呪文が途切れないように構築していきます。
第二色に赤を選ぶ場合は、《呪文喰いの奇魔》がブロッカーとして優秀。
ドロー呪文を連打する都合上、すぐに5/5以上になってくれます。
第二色に黒を選ぶ場合は、《石の牙の聖域》が強力。
単体でも毎ターン1点ドレインするおかげで延命しやすく、他に祭殿が並べばそれだけで勝てるほどのスペックを誇ります。
青の祭殿である《静かな水の聖域》も単体で優秀で、デッキともかみあっているので「青黒後見ライブラリーアウト」を狙うときは積極的にピックしてみてください。
後見ライブラリーアウトはうまく組めればあっさりと全勝できるほど強力なデッキですが、ドロー呪文が少ないと《テフェリーの後見》を引けなくてイマイチ勝ちきれないデッキにもなりやすいハイリスクハイリターンなアーキタイプです。
《石の牙の聖域》のような別の勝ち手段もしっかり確保して、《テフェリーの後見》なしでも勝てるよう意識しておきたいところ。
【サンプルリスト】
アーキタイプ⑤赤緑パワー4
赤緑パワー4は、《うたた寝するティラノドン》や《猛然たる顕現》などの「パワー4以上のクリーチャーをコントロールしている」ときに真価を発揮するカードを軸に攻め立てるミッドレンジデッキです。
デッキの完成度を左右するのは《うたた寝するティラノドン》。
これが3枚以上取れれば7勝デッキ、1枚も取れなければ3勝すら厳しくなるので最優先で集めていきましょう。
《うたた寝するティラノドン》を2~4枚
2マナパワー2のクリーチャーを2~3枚
除去呪文を2~5枚
《猛然たる顕現》や《ガラクの蜂起》を2枚
3~4マナのパワー4以上のクリーチャーを4~6枚
トランプル系カードを2~3枚
を目安にピックしていきます。
赤緑をプレイするうえで特に重要なのが「トランプルを与えるカード」。
赤緑は回避能力に乏しく、チャンプブロックで時間を稼がれた隙に飛行に殴りきられるケースが少なくありません。
特に《無作法な挑発者》を出されると赤緑では《魂焦がし》以外に有効な対処法がないため、トランプルで押し込む必要があります。
《ガラクの蜂起》や《セテッサ式訓練》でトランプルを与えるか、6マナ6/6トランプルの《巨大な戦慄大口》でしっかりと勝ち切れるように構築したいところ。
ただし、《誇り猫》はデッキとかみ合っていないので注意。
《うたた寝するティラノドン》を《誇り猫》で4/4トランプルにする動きは、《うたた寝するティラノドン》を除去されてしまうと3マナ2/1だけが残って一気に不利になるので、赤緑ではむしろ敗因になりやすいカードという印象です。
他のアーキタイプの指針
基本的には以上5つのアーキタイプから流れに合わせてデッキを組むことになりますが、マルチカラーのアンコモン次第では他のアーキタイプに進むこともあります。
まずは緑白カウンター。《議事会の導師》を取れたときにのみ狙っていくアーキタイプです。
+1/+1カウンターを置くコモンの優先度を高くして、《バスリの侍祭》や《野生林の災い魔》で一気に盤面を取っていきましょう。
《議事会の導師》や育てたクリーチャーを除去されると一気に不利になるので、《抵抗の妙技》は2枚ほど集めておきたいキーカード。
赤緑では微妙な《誇り猫》も、緑白では突破力を補う優秀なカードです。
除去が大ぶりになるのできっちり組めても意外と負ける点に注意。
青黒は「リアニメイト」。
1枚で墓地肥やしと蘇生をこなせる《偏執的な縫い師》か、能動的に墓地に行ける《波起こし》が取れたときにのみ参入するアーキタイプです。
《再命》はかなり流れてきやすいので、2パック目から参入しても十分間に合います。
除去が強い環境なので、呪禁をもった《有刺メガロドン》か、蘇生時にはデメリットなしで相手クリーチャーを1体除去する《大殺漢》をフィニッシャーに選ぶと勝ちやすいです。
また青黒は《テフェリーの後見》ライブラリーアウトや《石の牙の聖域》を軸にした青黒祭殿が強力なカラーリングなので、これらとのハイブリッドで構築すると攻めの幅が広がります。
白黒は「3点ライフゲイン」。
3点以上ライフを得た場合にボーナスが得られる《耽溺する貴族階級》や《グリフィンの高楼》・《銀打ちのグール》を軸にしたミッドレンジです。
2マナ3点回復1ドローの《活力回復》は《耽溺する貴族階級》を引けていないときに弱いので安定性が低いのが懸念材料。
《活力回復》はオマケ程度に考えて、《選定された聖歌員》などの絆魂持ちを《叙爵》などのオーラ・装備品で強化して毎ターン3点回復を狙っていく構成がオススメ。
《悪意の鎌》は「3点回復するたびに場に戻る《銀打ちのグール》」とも相性が良く、除去された《耽溺する貴族階級》を《血なまぐさい耽溺》で回収して《悪意の鎌》を装備しなおせばそのまま押し切りやすいです。
白黒をやるなら《血なまぐさい耽溺》は2枚ほど集めておきたいですね。
絆魂持ちのサイズが倍々に跳ね上がっていく《約束の光》もこのデッキでは強力なカード。
《闇の掌握》が大量に必要なので、「ほかの人が黒をやっていない」という確信が持てたときに参入したいアーキタイプです。
黒緑をやるなら飛行を止める《異臭のインプ》を積極的に集めていきます。
《闇の掌握》や《骸骨射手》で《剣歯虎のやっかいもの》をどれだけ育てられるかがカギ。
タフネスが残り1点残るようなブロックを誘って、第二メインに《骸骨射手》で除去する流れが理想。逆に黒緑に対しては常に《骸骨射手》をケアした戦闘を心がけたいところです。
青緑は「ランプ」。《ラノワールの幻想家》を集めて、《有刺メガロドン》を《高揚する書物》で飛ばすのが基本的な勝ち筋になります。
地上が膠着しやすいので、《高揚する書物》は必須カードと言えます。
除去が弱く序盤に押し切られやすいので、《うたた寝するティラノドン》や《賽銭ガニ》のような防御向きのクリーチャーを集めていきましょう。
《パラジウムのマイア》は他の色でも強いですが、青緑では見たら確実にピックしておきたいカード。
赤黒はシナジーが弱いので、《悪意の鎌》と赤の除去がとれたときにのみ狙っていきます。
生物が全体的に弱いので、《死花のサリッド》をピックできそうにないなら多少無理をしてでも他の色(青黒・白黒)に行ったほうが良いでしょう。
プレインズウォーカー評価
基本セット2021のプレインズウォーカーは全体的に性能が控えめ。
得意なアーキタイプや同じパックのアンコモン・除去次第では、初手のPWを流して下家との協調ドラフトを狙うのも手です。
《バスリ・ケト》:+1は強いですが、-2がかなり弱いです。これよりもコモンの《バスリの侍祭》のほうが欲しいと思わせる1枚。
これを取ったら2マナ2/2警戒の《高山の番犬》を集めて攻守両方に使いたいところ。赤青を狙うなら流しても良いでしょう。
《時の支配者、テフェリー》:多少無理してでも青にいきたいと思わせる強カード。
-3を使うなら相手の攻撃の仕方を見てからで、+1を使うなら戦闘が終わった後が一番リスクが低いです。(戦闘中だと+1に対応で強化呪文を使われると落ちるため)
これを取ったら1マナ0/4の《ルーンの壁》を1枚採用しておくとテフェリーが長生きして勝ちきれます。ライブラリーアウトしやすくなるのでフィニッシャーの確保も忘れずに。
《死者を目覚めさせる者、リリアナ》:+1も-3も使いにくく、黒が弱いことを考えるとあまりピックしたくありません。《闇の掌握》から黒を始めることはあっても《リリアナ》からは始めたくないです。
《炎の心、チャンドラ》:かなり強いので確定ピックですが、緑系のアグロに弱い点にだけ注意。白と組んでパワー4以上破壊の《軍団の裁き》を2枚入れるなど、対緑を意識して構築したいです。
《解き放たれたもの、ガラク》:自分で使ったことはないですが、出されても脅威を感じたことがない1枚。受けに回ると弱いので、これをピックするなら赤緑のように自分から攻めていくタイプのデッキを狙いたいです。緑に苦手意識があるなら流していいと思います。
《精霊龍、ウギン》:「出たら勝ち。でも重い。流しても下の色が分からない」という難しいカード。これを取ったら《パラジウムのマイア》を最優先でピックしたいです。できれば青緑タッチ赤で構築したいところ。
BO1では赤白がとにかく強いので、自分は「赤白の優良アンコモンがあって、かつ他の赤白のカードが弱く、下が赤白をやりにくそうなパック」なら流しています。
さらに勝率を伸ばす9個のコツ【有料】
ということで、「基本セット2021攻略の基本」でした。
ここからは、「さらに勝率を伸ばすための9個のコツ」です。
ポイント① 赤白から始めるべき理由とは?
ポイント② 赤のアンコモンを活かしきる〇〇と〇〇
ポイント③ 白のアンコモンを活かしきる〇〇と〇〇
ポイント④ アーティファクトを活かしきる〇〇と〇〇
ポイント⑤ キーワードを重視すると敗因になるカードは?
ポイント⑥ 常にケアしておくべき3枚のカードとは?
ポイント⑦ 青赤スペルを組むときは○○に気を配ろう!
ポイント⑧ 微妙なデッキになりそうなら〇〇!
ポイント⑨ 3色アグロを目指すのはどんなとき?
+「実際の自分のピック譜とそのピック理由」
価格は500円。
「読めばドラフト3回に1回は1勝伸ばせる内容」を意識して書いています。マッチドラフト2-1と3-0の差額が2000ジェム(1100円相当)
マッチドラフト1-2と2-1の差額が1000ジェム(550円相当)
なので、「1勝伸びれば回収できる」価格になってます。
ぜひ読んでいってください!
ここまでの内容が良かったら、この記事の感想をツイートしていただけるだけでもすごく励みになります!
ポイント①赤白から始める理由は◇と△
これは、今までのBO3ドラフトの戦績画像です。
色別の戦績を見るとわかるように、全ドラフトの約6割ほどを赤白でプレイしています。
これは赤白はコモンだけで組んでも強いからというのも大きいですが、もっと大きな理由があります。
その理由は、基本セット2021には
①「赤白で使ったときだけ高いシナジーを発揮するアンコモンが多い」
②「高い除去耐性をもつフィニッシャーが複数いるので、早く勝ちたい」
③「コモンに軽い除去回避が2種類あるので、重い除去を使いたくない」
からです。
基本セット2021ドラフトには、フィニッシャーとして呪禁を持つ《有刺メガロドン》や除去耐性のある《森の守部》が存在し、これらがリアニメイトやマナ加速で早いターンから場に出てくる可能性のある恐ろしい環境です。
そのうえ、《レインジャーの悪知恵》や《抵抗の妙技》という軽いマナで除去を弾くカードがコモンに2種類存在するため「5マナの除去が非常に弱い」という特徴があります。
特に青赤スペルは《有刺メガロドン》や《森の守部》で止まって負けるパターンが多いので、《金屑化》よりも《確実な一撃》や《高揚する書物》を重視して突破力を上げたほうが強いケースが多いです。
そして、この《有刺メガロドン》・《森の守部》・除去対策スペルへの対策こそが「赤白を組むこと」なのです。
赤白なら、コモンに先制攻撃を与えるカードが多く、簡単に5/7を突破することができます。6~7マナのカードを実質2~3マナで突破すれば、そのゲームはもらったようなものでしょう。
《破壊的細工》も1枚あると優秀で、こういった地上の巨大ブロッカーを何体並べられようと、これ1枚で一気に突破してゲームを決めることができます。
裏を返せば、こう言ったカードを採用しなかった赤白は5/7で止まって勝ちきれない可能性が出てくるということも覚えておくと、より良いピックができるようになります。
ポイント②赤のアンコモンを活かしきるには?
赤白で勝ちきるには《バスリの侍祭》・《強風の急襲者》・《焦熱の竜火》を集めるのが基本ですが、さらに勝率を伸ばすには「赤白で使ったときだけ高いシナジーを発揮するアンコモン」をうまく使うことが重要です。
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