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アヒルのWAR

 あーーすでに書くことねーーー。逆スタートダッシュが完璧すぎる。でも三日坊主にはならなかったことに自分で驚いている。カルミンが2015年にはとっくに生産終了していたのを知った時ぐらい驚いている。好きだったのに。


 機能的なやつじゃなくて雑貨としてのカレンダーの話をしよう。もうこの機会を逃すと機能的なやつじゃなくて雑貨としてのカレンダーの話をするタイミングなんて人生には訪れない気がするから。

 カレンダーってだいたい7×5ぐらいの格子があってその中に日にちが書いてあるじゃないですか。そんで1日の前とか31日の後ろの余ったスペースに小鳥とかケーキとかのかわいいイラストがあると思うんですけど、そのイラストの単語の頭文字を1月から12月までつなげて読むと呪いのメッセ―ジになってるんじゃないかと思うと、怖くて怖くて予定が確認できない。嘘です。

 



アヒルたちの進む道の先


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 家のトイレットペーパーホルダーのカバー。最近になってようやく気付いたのだが、なんで「WAR」? サインにしては渡辺陽一が「渡辺WAR☆1」に改名するくらい名前が尖りすぎている。出国時に撃ち殺される。まさかこのかーいいかーいいアヒルの親子が戦争に行くというのか? 確かに親アヒルをよく見るとスカーフを首に巻いているのではなく、アサルトライフルを持って前進しているようにも見える。

 池の縄張り争いだろうか。はたまた武力あり経済制裁か。なんにせよ争いはよくない。しかし、なんの気概もポリシーも考えも主張も思考もクレカも持たないカスカスのカスのうんちくんのコストコのハイローラーからこぼれ落ちたレタスの灰被りの灰掃除の水拭きの乾拭きの僕の目には、このアヒルは魅力的に映る。なぜなら彼は確実に主張を持っていて、他者とのぶつかりに対してそれをやすやすと引っ込めないほどの、むしろそれこそアサルトライフルで撃ち抜くほどの気概を持っているからだ。僕に足りないものを彼は持っている。僕もあの親アヒルのようになりたい。そう、彼はただトイレでロールを持っているだけの存在ではなく、僕にとってのロールモデルだったのである。






侍マック

 食べたい。おわりです。

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