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発達障害を認めたくない親の心理とは?認めるメリットはあるの?

こんにちわ3児のママwebライターのいずみです。
わたしには息子が3人いて、そのうちの1人が発達障害グレーゾーンです。
今回は体験をもとに発達障害を認めたくない心理と認めるメリットについてまとめました。

・はじめに

「お子さんには発達障害があります」といわれると、めちゃくちゃショックです。

心が揺れますし、認めたくありませんよね。でも、それは『子どもを大切に育てている』からこそです。

悪いことなんかじゃありません。むしろ、すべての親は動揺するはずです。

ですが、素直に現実を受け止めて前を向いたほうが間違いなく
あなただけではなく、お子さんもストレスから解放されてイライラが減りますよ!今よりも生きやすくなります。

こんなあなたに読んでほしい

  • 子どもの発達の遅れが気になる

  • 子どもが発達障害グレーゾーンだと言われている

障害を認めたくない親の心理をリアルにまとめて、認めたらこんなメリットがあったよ!を体験談をもとにシェアします。


【グレーゾーンママのリアル】発達障害を認めたくない親の心理とは?

まずは、なぜわが子の障害を認めたくないのか。

『子どもを大切に育てている』以外にも理由があります。

誰だって、嫌なこと・ツラいこと・わからないこと に向き合うには、たくさんの勇気と覚悟が必要ですよね。怖いですよね?

学生時代をへて、はじめて”大人”と仕事をする新社会人。そのときも『これからどうなるんだろう?』とたくさんの不安を抱えていましたよね。初めての電話対応も声が震えませんでしたか?

それと同じ。「なにがあるか、わからない」から怖いんです。『恐怖』なのです。

子どもの発達障害が分かったとき、なにが『恐怖』か。

これから苦労する未来がハッキリと見えるからこれしかありません。

★「恐怖」の例

  • 障害のある子を育てていける?

  • 周りから変な目で見られてしまうのでは?

  • 家族、親戚には伝えるべき?どんな反応する?

  • 保育園、学校はどうなる??

  • 将来は働けるの?

  • 親がいなくなったあとひとりで生きていける?

ざっとあげるだけでもこれくらいはあります。
恐怖はできるかぎり避けたい。そんな心理が障害を認めたくない!と思わせるのです。

グレーゾーンを受け入れるにはどうすればいい?恐怖の乗り越え方

結論は、「情報を得ること」

発達障害の知識、サポート体制などを調べておくと『恐怖』は やわらぎます。

障害のある子を持つ先輩ママのブログやYouTubeを見ていると、めちゃくちゃ参考になるのでオススメです。とてもはげまされます。

おすすめすぎるYouTubeチャンネル3選!

グレーゾーンを認めてよかったこと4選

障害を認めるのは本当に覚悟のいること。

だけど、認めることによって得られるメリットがあります。

感じたメリット 4選

  • 対処法がわかった

  • 特別な経験ができる

  • たくましくなった!

  • 夫婦の絆が強くなった

対処法ががわかった

障害について勉強をしていくと、子どものナゾ行動の原因がわかるようになります。「だからいま、怒っているのね。」がわかると、対処法がわかります。

どう対処していくかがわかるだけでも日常生活のイライラが解決。モヤモヤだってなくなります。子どもに怒るエネルギーを使わなくてすむ 笑

子どもだって、親に怒られることが減ってのびのびできます。

特別な経験ができる

わが家の5歳・次男は発達障害ありです。マイルールやこだわりが多め。言葉の発達もゆっくり。超絶マイペース。手先が不器用(はしがまだ使えない)

次男の例

  • できないことがおおい → できたときは、めちゃくちゃ嬉しい

  • 言葉による表現が苦手。 → 親が理解するのに時間がかかるけど 理解できたときの爽快感たるや✨

  • 言葉の表現が独特すぎる → 独特な言葉のセンスにいつも笑わせてもらっている(次男も笑ってくれて嬉しそうにしている)

普通に発達している子を持つママだったら「え?そんなことで?」と思うようなことにめちゃくちゃ喜びを感じます。

マジで心が折れるくらいに手がかかりますが、そのぶん感動が大きい。そして、じっくりと育児ができているなと感じています。

たぶん、他のママは経験ができないことをしています。だからこそ、育児スキルはググッと上がります 笑

グレーゾーンの子を育てているママだからこそですね✨

最近、5歳の次男は ”お着替え” をじぶんで全部できるようになりました。めちゃくちゃ嬉しかったなぁ…。

障害を受け入れることって親にとっては本当に辛いもの。受け入れることができた自分は、たくましくなりました。

ツラいことも経験しました。たくさん泣きました。

だって普通に育っている子の親よりも、

  • たくさんの体力を消費する(泣き叫ぶ我が子をなだめる)

  • 育児に時間をたっぷり使う(なぜ今それをするのかを理解するまで説明する)

  • メンタルが鍛えられる(保育参観に行くと何もできない我が子に心えぐられる…

  • 考えることが多い(療育はどうする?病院はどこにいくなどを自力で考える)

だからもう、たくましくならざるを得ない 笑
あと、育児の視点が他のママとは違うので、子どもがなにかやらかしても、「こんなこともあるよねー。」「かわいいね♡」と広い心を持って接することができるようになりました。

たくましさと同時に、育児に対して器が大きくなった感もあります。

夫婦の絆が強くなった

  • 子どもの療育先を探す

  • 病院を探す

  • 息子との接し方を考える

  • 息子の保育園生活をシェアして対策を考える

  • 小学校はどうするか?

普通の育児では、まずは話し合わないことをたーくさん話し合って決めないといけない。

子どもの人生に関わる大事なことなので意見交換は大事。めちゃくちゃ夫婦の会話がふえます。

主人が育児を共にするビジネスパートナーのような頼もしい存在になりました。まず、息子の障害を否定せずに受け入れたことに感謝しています。

【補足】育児はお母さんだけに任せない

障害児を持つママは、ツラいことや考えることが多すぎる。旦那さんが協力しないと、ママが絶対に壊れる。ママが壊れたら、子どもも壊れる。

そして、家が回らなくなる。旦那さんも傍観者はやめて育児にしっかりと向き合うべきだと考えています。

【まとめ】発達障害を認めたくない親の心理とは?認めるメリットはあるの?

なぜ、認めたくないのか。

  • 恐怖があるから

だれでも、嫌なこと・ツラいこと・わからないこと に向き合うには、たくさんの勇気と覚悟が必要ですよね。向き合ったとしても、これから先なにが待っているんだろう…という『恐怖』があります。

でも、安心してください。

その恐怖も正しい情報を得ることでなくなっていきます。

障害を認めると大変な事が待っている?でもそれだけじゃない。

むしろ、子どもに障害があったからこそ「よかったー」と思うことがあります。障害を認めてよかったメリットは4つ

  • ナゾ行動の理由がわかってスッキリ

  • 大変だけど特別な経験ができる

  • たくましくなった!

  • 夫婦の絆が強くなった

間違いなく、普通の子育てをしていたら、得られないものばかり!本当に、悪いことばかりじゃない。あなたのペースでゆっくりでいい。

お子さんの障害を少しでも受け入れて前を向くきっかけになれば…と心から思います。

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