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12月

*12月

生きているだけで、エネルギー値がゼロになっている事が多い。
そこに耐えられない寒波と雨がきたりすると、エネルギーはすぐマイナス100ぐらいになってしまう。
世間は、クリスマス、年末でざわざわしているので、社会に居場所がないような気持ちになりやすく、心にこたえる時期でもある。
なるべくTVの報道やCMを避けて、心身を守りながら過ごしている。

年末はお花があると嬉しいので、バラ売りでもいいので、買っておくことにしている。休んでいる時に、生命があり、とても優しい色が目に入るとほっとする。

今年はゆるくだけれど、窓掃除や床のワックスがけが出来て、気持ちもすっきりした。
新年を迎えるにあたり、自分のために何かしてあげたという認識が、何だかいいんだと思う。

*心のバスに乗っている人

読んだ本の中で、
今、心の中にバスがあるとしたら、どんな自分が乗っているかイメージしてみるという問いがあった。

今の私の心のバスには、

まず前の席に、痩せた青年がいる。
手足は冷え切っていて、死にたい、消えたいと言っている。
目は絶望感でいっぱい。
これは、心の中のイメージで、社会の中での自分の姿なのかもしれない。

消化にいい、滋養がある温かいものを食べさせてあげたい。
優しい自然の中で、療養させてあげたい。
少し回復してきたら、これまで生きてきて、宇宙のどこかに記録されているかもしれない、とってもいいところをうんと褒めてあげたい。

その隣に、小さくてうんとおてんばで、マナーとか決まりをふりきって走り出しそうなパワーをひめた女の子が座っている。
ポニョみたいな、都会の子よりも少し原始的な感じの子。
この子のイメージは、物心つく前の幼い自分かもしれない。
ちょっと原始的すぎるので、都会風のおしゃれや、流行りを楽しく、さりげなく教えてあげたいな。

後ろには、嫁を虐め抜いて、精神的に殺してしまったようなおそろしい、歪んだ姑みたいな人がいる。
その人に心労で殺されたような女の人もいる。

このイメージは、祖母‥東北‥何か、聞いた話からふくらんだ想像や、実際にあっただろうこと、何か血やDNAに溶けているものがあるのかもしれないなと思う。
何かと、この怖いお姑さんのイメージが出てきて、自分を責め立てる。

この人達が、少し楽に、もう生活の心配もせず、欲しかったものに満たされて、安心して成仏していくといいんだろうなとよく思う。

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