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仕事のふりかえり

*Mさん

障害者雇用を始めた時、
Mさんというハローワークの方にお世話になりました。
女性らしい、柔らかな物腰の方でした。
実習にあたり、緊張や不安のひどい私に、「最初は仕事の指示をもらって、落ち着いて取り組んで、出来ましたと伝える。それでいいんだよ」
とよく声をかけて下さいました。

定期的にある面談の最後には、
「次までに、何か目標や夢はある?」
といつも問いかけてくれました。

休まないで出勤する、でもいいし、
行きたい所に行くとか、何かないかな?と話を聞いてくれて、

それを次の面談では必ず覚えていて、
どうだった?と聞いて下さるのが嬉しかったです。

4月になり、色々体制や人の変更がありました。
Mさんの柔らかい伝え方と、この言葉をよく思い出しながら通勤しています。

*ついやりすぎてしまう

生き方のくせで、
仕事場が回らない感じになってくると、社員さんではないのに、場が壊れないようにひどくがんばってしまうところがあります。

就職氷河期世代で、
今までは派遣社員やパートの非正規職員の形で事務を経験してきました。

派遣社員の時も、パートの時も、
自分が疲れきっていても、状況が大変そうだと感じたら、社員さんの手伝いをよくしていました。
パートなのに夜9時まで残って、膨大な事務処理をしたり‥
若かったし、世間や社会のあらゆる面を知らない、無防備さや幼さがありました。

昨年までも、何だか少し同じ事をしてしまった気がしています。
2年ぐらい、課内に台風が上陸しているような余裕のない感じがありました。

同じパターンは、ついくり返してしまうけれど、確実にそのくり返しの波は穏やかに、小さくなっていっていると思いたいです。
今年は自分の生活や、幸せだと感じる事も大事にしながら、働いていけたらいいなと思っています。

まだ寒い1月
雲間から青空
寒く、空気が澄んでいました
月の見えた帰り道
梅が好き


3月、4月は、よくしのいで生きてきたなと思う。
木の芽時の、生きているのがつらく感じる時期。寒暖差。仕事場の体制や人の変更。沢山の新入生、新入社員。

ちゃんと、生きていきたかったな‥という気持ちが、この時期は出てきやすい。
勉強も好きだったし、学校も嫌ではなかった。ちゃんと働いていきたかった。
だけど、学生の頃は不安障害やうつ、過敏性腸症候群がひどくて、色々な事が人より難しかった。
家庭ももめごとの嵐だった。
社会も就職氷河期だった。

こういう時は、心身は省エネで過ごすのがいい。がたんとエネルギーのブレーカーが下がるとよくないしね。

だけど、だからこそエネルギーを使って、あれこれしたくなってしまう面もあるよね。分かる。でもなるべく省エネでね、とカウンセラーさんからの言葉。

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