雲の発生(フェーン現象)
空気中に含まれる水蒸気は、ある温度を下回ると水滴に変わります。
このときの温度を露点といいます。
地上付近にある空気のかたまりが上昇気流に乗って上空に押し上げられると温度が下がり、露点に達して水蒸気の一部は水滴になります。
これが雲の発生です。
空気のかたまりを空気塊といいます。
空気塊に雲がない場合、空気塊が100m上昇するごとに気温は1.0℃下がり、100m下降するごとに1.0℃上がります。
空気塊に雲がある場合、空気塊が100m上昇するごとに気温は0.5℃下がります。