2024/4/21 チェロ練習メモ

最近、仕事の都合で練習時間が確保できていない。
1週間ほど、毎日のように片道2.5時間かけていつもとは違う事業所へ行き、設備の導入対応をしていた。家を出るのは6時台。帰れば20時。
ここ1年ほど8時に出て18時に帰宅し22時前には寝ている、もうすぐアラフォーな30代には、肉体的にしんどい日々だった。
宿泊も検討したが、少しでもチェロに触りたくて自宅から通った。平均すると、この1週間の一日あたりの練習時間は20分程度だろうか。
そんな短い練習時間ではあったが、時間が限られるとなるとテクニカルな練習には良いのかもしれないと感じた。というのも、時間がないから上手くなるという確信の持てない練習をしなくなった。例えば、苦手なパッセージの手の形を確認する。弓を使う位置を確認する。移弦の指の動作を確認する。そんなことしかしなくなっていた。
曲としてはさておき、技術的に多少はマシになった気がする。そんな風に練習できるのも、先生がロジカルに「ここはこれができると、このように弾ける」と説明してくださるからこそであり、感謝することしかできない。
ちなみに、この1週間のメンタルの落ち込みは酷かった。土曜日に気分転換でも……と外出したら、何もかもが腹立たしく、なぜか泣きたくなってしまい、慌てて帰宅した。
おそらく疲れが原因だろうが、弾く時間が確保できていないとか、断片的な技術向上だけで物足りないとか、そういった要因もある気がしている。
たった1週間のことではあるが、改めて「チェロの練習ができる」というのは恵まれたことなのだなぁと感じることができた。
あれ。これ、練習メモなのか? まぁいっか。

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