シマ

じゃない方大学生。 アイコンは今までの人生で一番美味しかったおやつ

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こんな時代。でも結局皆同じ。

大学2年生の春休み、残り3週間をきった。長かった〜〜 諸事情により人生で一番時間があったのではないかと思うくらい長い春(実際には冬)がようやく終わる。 1つ前の記事を書いたのは春休みが始まって2週間くらい経ったころ。今読むとあまりの暗さに若干引いてしまうが、正直な自分は珍しくて良いので残しておく。下がったり上がったりの3ヶ月、いろんなことを考えたし、楽しいこともあったし、どん底の孤独も経験した。今はひと通り落ち着いて凪ってかんじ。 まもなく始まるタスクと緊張に満ちた1年に向

    • 就活を始めてやっと会えた私

      大学3年生、就活中です。 就活生という言葉にはあまりピンと来ていなかったけれど、生まれてこの方幼稚園生、小学生、中学生、高校生、受験生、大学生とそれなりにやらせていただき、ナントカ生でいるのってもしかしてこれで最後かも。 無事就活が終了し無事大学を卒業した暁には、社会人という括っているようでほぼ何も括れていないような大枠の一員になる。 今まで常にナントカ生であった自分は、ずっとその”ナントカ”に寄りかかって生きてきたのだなと社会に出る準備をし始めて初めて気づいた。 これ

      • 【キングオブコント2024準決勝1日目】勝手に一組ずつ感想

         初めてお笑い賞レースの予選を見に行った。4時間もあったのにあっという間で本当に楽しかった…!  忘れたくないので記憶が新しいうちに一組ずつ感想書きます。私見たっぷり。 1.春とヒコーキ /慰謝料  完成度で言えば全体のトップ4くらいには入るんじゃないかってくらい。若干のアウェイも覆していてかっこいい。春ヒコ知らない人でもみんな笑えると思う。順番!!!って感じ。随所に二人の知性が滲む。説明が少なくすっきりしてるけど、その分最初の一言二言で設定掴めなかったら終わり感。 2

        • 川が見える場所

          私の夢は、近い将来川沿いに住むこと。 窓から川が見える部屋に憧れている。毎日見なくても、音を聞かなくてもいい。川は1日で無くなったりしないから、わざわざ確かめなくても、見たくなった時にカーテンを開ければ、あるいは明日また家の外に出れば、その時は必ずそこに川が流れていると信じていられる。その部屋にいれば少なくとも1つは確かなことがある。 それなら海でもいいんじゃない?と思われるかもしれないが、住むなら断然川がいい。子供の頃から川が身近な存在だったというのもあるけれど、私が現

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        こんな時代。でも結局皆同じ。

          真・夜中

          なんだかこのまま寝てしまうのが怖い 何かがあったから泣きたいわけじゃなく、涙を流したら落ち着くんじゃないかという理由で泣きたくなる。 放っておいて欲しいくせに寂しくて ぞわぞわする気持ちをどうにかしたくて、好きな人の文章を読んでみたり、救いになる言葉に出会えやしないかとTLをひたすらスクロールしてみたりする 夜

          真・夜中

          (『正欲』を観た直後の散文)

          『正欲』を3週間前くらいに読んで、昨日映画を観てきた。 生身の人間が動きと音を伴って表現しているのを観たら何か変わるのだろうかと思って。 何か変わるかもという期待もあった気がする。今思えばだけど。 何も変わらなかった。 良い意味で、小説を読了した直後と全く同じ気持ちになった。 私はこの作品に見える景色を変えられる側の人間ではなかった。 結果的にこれを確認するために映画館に行ってしまったようなものだった。 最後列の中央が1番好きな席で、そこで、何度も怒った。泣いた。 こんなに心

          (『正欲』を観た直後の散文)

          『いちばんすきな花』の危うさ。でも、それでいい。

          現在5話まで放送中のドラマ、『いちばんすきな花』が面白い。今期一推し。 幼い頃から"2人組"に悩まされてきた、20〜30代の男女4人の物語。 いや、4人が主人公の、というより、4人の物語という印象。 それくらい彼らの絆は出会ってからの時間の短さに対して不自然なくらいに強固だし、逆に主人公以外の登場人物と主人公たちとの親和性はあまりにも低い。 まるで4人の正当性を補強するために、周りの人たちをあえて悪意を持って描いているようにすら見える。 先に言っておくと、私はこのド

          『いちばんすきな花』の危うさ。でも、それでいい。

          【キングオブコント2023】サルゴリラ優勝!!

          キングオブコント2023、サルゴリラが優勝した。 やった〜!おめでとうございます!! 私がサルゴリラを知ったのは中1の頃。今から約7年前。コンビのうちの1人、児玉さんが出演するラジオを聴いたのがきっかけ。 当時は特番だった、『又吉・児玉・向井のあとは寝るだけの時間』(NHKラジオ第1)。 中学の頃、私はスマホではなくラジオの機械で聴いていて、たまたま再生したこの番組。それから特番が2回、3回と続き、隔週レギュラーになり、今や毎週レギュラーになって5年が経とうとしている

          【キングオブコント2023】サルゴリラ優勝!!

          どんなに鬱々とした日でもマックで隣に座った人が小声でいただきますって言ってるのが聞こえてちょっと幸せになったりするから、なんだかんだ人間は簡単にやめられないのだと思う

          どんなに鬱々とした日でもマックで隣に座った人が小声でいただきますって言ってるのが聞こえてちょっと幸せになったりするから、なんだかんだ人間は簡単にやめられないのだと思う

          台詞

          大好きなドラマのなかで大好きな俳優が言われていた。 誰かを嫌いになりそうになるときに聞こえてくる。まじであんたの言う通りなんだよなぁ〜。 本当は頭が痛くなるくらいわかってる。性格悪い友達なんていなくて、他人を嫌いになってしまいそうな自分の性格がいちばん悪い。 勝手に他人に期待して、期待通りにはいかない現実とのギャップにフラストレーションを溜めていって、知らず知らずのうちに理想を押し付けている。 世の中いろんな人がいて、それは良い悪いではなくただの当たり前で、お互い譲れ

          『サイド バイ サイド 隣にいる人』

          これ絶対好きなやつだ!と思って即座にチケット予約して観に行った。 結果この直感は大当たり。観てよかった。自分に優しい1日になった。 一言で言うなら、不思議。 私にはまだこの映画の余白に対抗できるほどの余白はない、という感じ。 ただ、とても美しかった。 優しさと孤独に満ちていてとても美しかった。 映画の後半で「美しいってなに?」と問われるシーンがあって。美しいってなに?そう簡単には答えられないけど、私はこの映画を観て初めて、孤独を美しいと思った。 主演の坂口健太郎

          『サイド バイ サイド 隣にいる人』

          『表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬』

          表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬 / 若林正恭 / 文春文庫 キューバへの一人旅の様子を描いたエッセイ。 ほとんど通学の電車内で読んだ。家と大学を行き来するだけの代わり映えしない15分間のはずが、本を閉じて立ち上がる瞬間はいつもどこか初めての場所に旅に出るような気分になれた。自由に旅行もできない今だけど、せっかくだから色々体験してみよう!という高揚感と、見知らぬ街を歩きながら、見知らぬ人間の生活に目を凝らしながら思いを巡らす、旅先だけで感じられるあの独特のセンチメ

          『表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬』

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          部活で足を痛めてしまい、整形外科に行くことに。 朝練を終え、一人になってようやく気がついたけれど、久々にかなり落ち込んでいた。 これくらい大丈夫だと自分に言い聞かせていたはずなのに、練習中の同期を見て焦りは募るし、思い切り動けないのは想像以上にフラストレーションが溜るものらしい。 地元の整形外科で診察を終え、午後は大学に戻らなければいけなかったのでお昼をマックで済ませることにした。ちょっと贅沢だけど、たま〜に一人で行くマックは案外ストレス発散になったりする。目の前で物理

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