「SIMULATION2035おおさか」で行こう!~体験会ふりかえり~
前回、にぎやかに公民の垣根を越えて「SIMULATION2030ふくおか」の体験会をしました。その振り返りを大阪市版に活かすためのミーティングを、コアメンバーで行いました。
お店はぶっちくんの経営するイケてるバーを貸切でさせてもらいました!
このプロジェクトのコアメンバーもここで一旦区切り、最後に加わってくれた2名をご紹介します!
洞 正寛さん(マッキー)
氏名:洞 正寛(ほら まさひろ)
ニックネーム:マッキー
キャリア:中央卸売市場でキャリアをスタートし、都市整備局、経済戦略局、教育委員会事務局などで主に市設建築物の設計を担当してきました。現在は、都市整備局ファシリティマネジメント課で市設建築物の総合的な有効活用を担当しています。
得意(または好き)な仕事:得意ではありませんが、新しい業務にチャレンジするのは好きですね。
苦手な仕事:繰り返しの多いルーティンワークはモチベーションを保つのに苦労します。
鎌田啓介(かまりん)
氏名:鎌田啓介
ニックネーム:かまりん
キャリア:ほぼ都市整備局で住宅施策や施設建築物の整備・維持管理に携わってきました。住宅・建築以外では、経営企画室、民間企業派遣研修、西成区役所でも勤務していました。
得意(または好き)な仕事:企画・調整系
苦手な仕事:IT系は嫌いじゃないですが、進歩に追いついていけてないです。
体験会のふりかえり
まず、体験会のふりかえりを初体験の人、経験者それぞれの立場やアンケートなどからしました。
まず、時間配分はやはり「ふりかえり」にもっと時間が欲しかった、宴席では気づきを共有しにくいという話になりました。
そうは言っても、フルに4時間使う元のバージョンではよほど熱心な人しか集まらないよね……平日にやるなら夜にがんばっても2時間半かなと話し合い「まずはフルバージョンを作っておき、対象に応じて『コンパクト版』もやれるように作る」という方向にまとまりました。
次に6人の局長が最初から事業カードを見せあって仲良く取捨選択してたのは、ゲームの趣旨から行くと違うよね、という話にもなりました。
「普通、あんな簡単に自分の担当局の事業を切りませんよね」
「部下にめっちゃ怒られますね」
「そもそも、市会の時に別の局長が答弁やってたグループありましたよ」
「みんな優しすぎる……(笑)」
それぞれが事業をやってきた説明責任を背負って臨んでいるので、ゲームとしてはその「切りづらいところを対話で解決する」ところのせめぎ合いを体験してほしい、という話になりました。
他にもゲーム性や当事者性を高めるのに人事異動や市長交代を入れるとか、楽しいアイデアもたくさん出ました。
誰のために、何のために
そして、今回のテーマは「SIMULATION2040おおさか」を、まず「誰のために、何のために」作りたいのかの確認。
やはり若手職員の学ぶ機会が減っていることもあり、自治体財政に当事者意識を持ってもらう、仕事をする上での視野を広げる目的で作るのがまず第一だよね、とまとまりました。
対象は大阪市の若手職員向けと決まり、その後に「市民に自治体財政を理解してもらうバージョン」「中高生に政策提言してもらうバージョン」も作っていきたいと話は広がりました。
そして次回はシナリオ作りになるのですが、「SIMULATION2040おおさか」とすると「2030年スタート、5年を2ターンで2040年の大阪市」を作るのですが、「2030年時点での大阪市の事業」が読みづらいという話になり、「万博の年の2025年スタート、2035年を見据えたシミュレーション」に変更となりました。
※このnoteの画像やもろもろ変えなあかんけど、しばしお待ちを!
そして、次回のシナリオ作りは大阪市職員・元職員で本気の「2035年の大阪市」を考えるシナリオ作成ミーティングになります。
体験会にご参加の他都市や民間の方などはまたどこかのタイミングでお招きしますので、ご容赦ください。
DX、公共建築の課題、人材育成、福祉の維持、教育投資、産業振興とネタの尽きないところですが、確実にプロジェクトを進めていきます!
(ライター・てるみん)