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「SIMULATIONおおさか2025+」コアメンバーご紹介

 過去記事でだんだんと増えたコアメンバー8名の紹介を、まとめ直しました。コメント等は掲載時のものですので、「SIMULATIONおおさか2025+」を作る旅を終えた今の感想も、いずれ聞いてみたいと思います。


◎山中正則さん(があ)

生活保護の指南書2冊目も出版の「飛び出す公務員」!

氏名:山中正則
ニックネーム:があ

キャリア: 東淀川区(住民登録・戸籍・生活保護)→福祉局(生活保護・高齢者福祉)→健康局(健康推進)→天王寺区(生活保護・広報・防災・健康推進)

得意or好きな仕事: デジタル一辺倒でない仕事効率化、ゲーミフィケーションの活用

苦手な仕事:工夫の余地のないルーティンワーク

《メッセージ》
初めて『SIMULATIONふくおか2030』に参加したとき、「これは大阪市の職員全員が体験するべきだ」と思いました。その日のうちに講師の今村寛さんに「次は大阪に呼びます」と言ったのを覚えています。

 大阪万博、うめきた、IR、大阪はこれからもどんどんと変わっていきます。 大阪市版は市職員の必修科目に。そして、大阪に住む人たちと一緒に、大阪の未来を描けたらいいなと妄想しています。


◎吉田武司さん(たけし/ぶっちくん)

元・大阪市職員にして全国を飛び回る研修講師

氏名:吉田武司
ニックネーム:たけし(ぶっちくん)

キャリア:総務局人事部給与課(共済組合)⇒西成区役所(総務課)⇒人事室職員人材開発センター⇒建設局(総務課) ⇒起業・研修講師、キャリアコンサルタント、バーテンダー

得意な仕事:人前で話すこと(緊張しない)
好きな仕事:人とのつながりが生まれる仕事、協業、調整
苦手な仕事:会計担当はかなり苦戦しました…w

《メッセージ》
『SIMULATIONふくおか2030』に初めて参加した動機は…、忘れました(笑)。 ただ、とてもおもしろいツールだなと思ったことと その時は自治体職員、市民、議員など、本当に多様な人たちが参加していて そうとは知らず、みんなで好き放題あーやこーや話して、悩んで、迷って… そのプロセスをともにすることで街のこと、未来のことを自分事として捉え、すごい熱量で語りあったことをいまでも覚えています。

 2回目の受講では職員が多めではありましたが、それはそれで行政職として 予算や事業実施に関して深い話し合いが行われていました。

 VUCAと言われる予測不能な時代だからこそ、事態がどのように変わってもそれに対応できうる柔軟性、それを乗り越えるためのつながりを作れる場に今回のプロジェクトがなればと思っています。

◎山口照美(てるみん)

任期付き民間人区長、さらけ出し系・モノ言う公務員

氏名:山口照美
ニックネーム:てるみん

キャリア: 塾講師・管理職→自営業(広報代行会社/研修講師/ライター)→民間人校長(小学校)→教育委員会→生野区長→港区長

得意or好きな仕事: 言語化・見える化
苦手な仕事: 書類の整理

 民間人として大阪市に入り、福祉や教育をミッションとしながら「財源」が無ければどうにもならないことを痛感してきました。少子高齢化・公共施設やインフラの老朽化・所得税&住民税の減少が見えている中で「自治体財政」について考えるツールとして「SIMULATIONふくおか2030」の体験会をした時に、「これはぜひとも大阪版を作らなければ!」と思いました。

 行政の人は真面目で、職位や縦割りを気にして腹を割って話し合う機会が少ないな、と思ったのも動機です。コロナ禍でe-ラーニングがメインとなり、対面で出会い、つながり、視点の違いを学び合い、終わったら楽しく飲む、という機会も激減しました。

 「SIMULATIONおおさか2040」の作成プロセスや体験イベントを通じて、大阪市の未来を一緒に考えてくれる仲間を増やしたいです。


◎櫻井大輔さん(サク)

氏名:櫻井大輔
ニックネーム:サク(学生時代の友人からそう呼ばれてます!)

キャリア:財政局財務部財務課⇒財団法人地方債協会(財政局財務部公債課)⇒財政局財務部財務課⇒天王寺区役所(総合企画・企画調整・事業戦略)⇒政策企画室(政策企画・政策調査)⇒生野区役所(区長補佐)

得意or好きな仕事:新規事業の企画(子育てバウチャー、婚活支援など)や予算

苦手な仕事:ICT(スマホ歴もうすぐ4年です〜!)

 皆さんは予算編成に対してどのようなイメージをお持ちでしょうか? 「専門的な知識が必要で難しい」といったイメージが大半で、財源表とにらめっこしながら、実行見込や実行協議、また、限られた財源配分の中での新たな事業の財源捻出にご苦労された方も多いことかと思います。

 3年前(もうすぐ4年前)、私は「SIMULATIONふくおか2030」を初めて体験しましたが、楽しみながら予算について考えられるもので、「入るを量りて出ずるを制す」という予算の大原則についてそれぞれの立場を超えて大いに考えさせられました。

 先日公表された大阪市の令和5年度予算では、市税収入が過去最大の7,945億円と計上されていますが、2040年には、人口減少・少子高齢化が進んでいるので決して楽観することはできない状況だと思っています。

 だからこそ、知恵を絞って、無駄を排して、しっかりと必要な施策・事業に必要な予算を計上することが大事なのです。 2040年、私はその時、既に「高齢者」の仲間入りをしていますが、皆さんとともに、楽しみながらSIMULATIONおおさか2040」をつくりあげ、「きっと、想像した以上に(騒がしいではなく)輝かしい未来が僕を待ってる♪」を実現したいと思います!

◎西川明宏さん(あき)

大学院でまちづくりを学ぶ「二足のわらじ」公務員

氏名:西川明宏
ニックネーム:あき

キャリア: 生野区役所(まちづくり、教育振興)→教育委員会事務局(総務)→IR推進局

得意or好きな仕事: 新たに何かを作る仕事、イメージの資料化

苦手な仕事:細かい仕事、答えがある仕事(決算は大の苦手です)

自治体職員として勤務するなかで、まちづくりの現場から予算や決算の管理をする担当に人事異動をした時がありました。

それまでは「財政」や「予算」に対して、難しそうで、とっつきにくいイメージでしたが、自分がその分野に携わるようになり、少し大きな視点で、社会のニーズや事業の必要性等をみて、施策のバランスをとる財政の意義が少しだけわかった気がしました。

そんななか、社会人大学院の授業で聞いた、「政治とは価値判断の装置である」という言葉が印象に残りました。政治と行政は異なるものの、予算等の資源が限りあるなか、何を重視するか、何を取捨選択するか、行政や公共経営も常に選択や議論が必要とされ、ある種の価値判断に迫られながら実行されていると感じています。

SIMの話を最初に聞いたときに、財政や予算に関わったことがない人にとって、普段の生活だけでは得難い、少し広い視野で行政サービスのあり方を考え、価値判断をする良い練習や経験のツールだと感じました。今回の取組みが様々な立場の方々の気づきや引き出しづくり、また何より交流に繋がる機会になればと期待しています!

◎住江直美さん(すみ)

民間・区役所・局の視点を持つ「ストライクゾーンでっかい」公務員

名前:住江直美
ニックネーム:すみ

キャリア:民間(半導体の設計)→あべの市税事務所(固定資産税・家屋)→人事交流で大阪府住宅まちづくり室(府営住宅の集約事業)→天王寺区役所(防犯)→福祉局(管財・保護)

得意(または好き)な仕事:自分が知らない世の中の仕組みを知ることができる仕事ならなんでも

苦手な仕事:経理業務はあんまり

 SIM2030は1度だけしか体験したことがなく、正直細かい内容は忘れているのですが、すごく面白かったと思ったことが記憶に残っていました。

 昨年後半ぐらいになって、コロナも落ち着いてきたし、職場の採用年数浅い人達誘ってもう一度体験してみたいなと思い始めて、ネットで参加できるイベントを探していたところに、大阪版をしかも2040で作ると聞いて、こんな面白いことはないと参加させてもらうことにしました。

 「SIM2040おおさか」を作る過程を、私がこれまでの業務で感じてきた課題や問題点であったり、万博やIR、自治体システムの標準化、DXなんかを経て大阪市がどうなっていくんだろうかと漠然と感じている期待や不安なんかについて、自身でもしっかり勉強して掘り下げて形にしていく機会にしたいと思います。そして、最終的には、私自身がSIM2040を楽しめたらなと。

◎洞 正寛さん(マッキー)

ファシリティマネジメントの知識豊富な技術職公務員

氏名:洞 正寛(ほら まさひろ)

ニックネーム:マッキー

キャリア:中央卸売市場でキャリアをスタートし、都市整備局、経済戦略局、教育委員会事務局などで主に市設建築物の設計を担当してきました。現在は、都市整備局ファシリティマネジメント課で市設建築物の総合的な有効活用を担当しています。

得意(または好き)な仕事:得意ではありませんが、新しい業務にチャレンジするのは好きですね。

苦手な仕事:繰り返しの多いルーティンワークはモチベーションを保つのに苦労します。

参加したきっかけは吉田くんに巻き込まれたからです笑

 市役所人生の中で上司や先輩に大変お世話になってきたので、自分も若い人達に同じような恩返しができればいいなと思い参加させていただきました。
 
 シムは全くの素人ですが、福岡版を体験させてもらい、楽しみながらゲーム感覚でディベートやプレゼン能力を鍛えられる優れたツールだなと感じました。これまでの自分の経験が大阪版の作成に少しでも役に立てばいいなと思っています。

 また、ここ数年、職員人材開発センターで技術職の新採用者研修の講師をさせてもらっているので、今回の経験がそっちにも活用できるのではと、ひそかに意気込んでいます!

◎鎌田啓介(かまりん)

建築の技術職〜民間派遣〜区役所経験もありの幅広公務員


氏名:鎌田啓介

ニックネーム:かまりん

キャリア:ほぼ都市整備局で住宅施策や施設建築物の整備・維持管理に携わってきました。住宅・建築以外では、経営企画室、民間企業派遣研修、西成区役所でも勤務していました。

得意(または好き)な仕事:企画・調整系

苦手な仕事:IT系は嫌いじゃないですが、進歩に追いついていけてないです。

「SIMULATIONふくおか2030」を数年前に体験し、行政の仕組みを勉強する興味深いツールだと思いました。この度、その時のご縁もあって、おおさか2040版のプロジェクトに参加させていただきます。

 行政の仕組みの勉強とともに、自分で考え、意見を示し議論を交わす、このゲームの進め方も、今の大阪市職員には大切なことだと感じています。

様々な改革・改善を進めている大阪市役所ではありますが、職員間のコミュニケーションはちょっとお行儀良くなり、自由闊達さが薄らいだ気もします。(自分がそうなだけかもですが(;^_^A))

 IT分野を中心に技術の進展が目覚ましく、また社会の変化のスピードも上がっているように思います。先を見通しにくい現代だからこそ、また、社会・環境変化に対応できる柔軟性を養っていくためにも、公務職場においても議論が闊達に行われる組織風土を培っていくことが大切だと感じています。

 このプロジェクトやその成果がわずかでもその一助になればと思っています。

 仕事終わりに集まり、勉強会や打ち合わせを繰り返し、飲みながら近況も話し、イベントが終わる度に成長を感じるチームでした。ちょっとめんどくさくても「扉を開けてみる」人たちが、組織や世の中を変えると確信しています。

 そして、次の扉を開けるのは、これを読んでいる「あなた」だと期待しています!

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