見出し画像

シンガポールにも心を病んでいる人は多いのか?

メンタルがヤラれて休職している人、そこまで行かなくても精神的に病んでいる人、日本には多いですよね。

私が5年間暮らしているシンガポールには、少なくとも日本のような心の病に悩んでいる人はいませんでした。

理由は簡単、労働市場に流動性があるから。嫌な会社は辞めるだけですし、辞めても他の仕事があり、一昔前の日本のように給与も下がらない。そこまでいかなくても、5年ごとに会社を変えてキャリアアップするのも普通ですし、40年同じ会社で働くと思うより、精神的にはずっと楽です。

また、シンガポールでは社員の解雇は比較的簡単にできます。景気が悪くなれば、一気に失業者が増えそうですが、そうでもないです。というのも、政府が失業率を見ながら、外国人労働者の数を調整しているためです。インド人を始めとする外国人労働者は200万人を超えていますから、それほど難しい話ではないです。

勿論シンガポールにも苦労があって、自己啓発やスキルアップは必須なので、社会人になってからMBAの取得のために猛勉強しているというような人は多いです。

日本社会から仕事を理由に心を病んでいる人がいなくなることを願います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?