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キャリアアップといえる転職を成功させるために重要なこと

転職して2ヶ月が経ちました。同僚とも少しずつですが仲良くなってきて、転職の理由を深く聞かれたり、「前の勤務先のほうが良かったんじゃない?」なんて聞かれることもありますが、自信をもって「この会社に満足している」と回答できています。
私は40代半ばにして、キャリアアップを含む転職に成功したわけですが、何が成功に繋がったのか、まとめてみました。


希望する職種とポジションが明確で、準備が出来ていたこと

私の場合、社内情報化部門のトップを担当することが希望でした。そのため、管理職になって以来、ずっとこのポジションに就くために努力してきたと言っても過言ではありません。前職ではトップではありませんでしたが、特定の領域を任してもらっていました。そして、社内情報化部門のトップになったときに困らないように、特定領域ではあるものの、中長期の戦略や計画立案には力を入れていました。
そのため、職務経歴書にもそのことを中心に記載し、面接の際にもそのことをアピールし、「十分な準備をしてきている」旨を伝えることができました。
なお、これはキャリアアップを狙う場合の基本なので、これが出来ていないと、職務経歴書と志望動機の整合性が取れず、一次面接すら通りません。


ビジョンと将来性に共感できる転職先を選んだこと

これは管理職以上のポジションで転職する方は必須です。管理職になるということは、会社のビジョン実現のために自分に任された機能組織を動かさなくてはなりません。それなのにビジョンに共感できないと、志望動機が給与やポジションなど、利己的なものに偏ってしまいます。
自分は転職活動開始時にこの点が曖昧で、2次面接や最終面接で落とされることがありました。今考えれば、当たり前ですよね。
最終的に環境保護や脱炭素に繋がる会社が良い思い、今の勤務先の面接に臨みましたが、自分でも凄くしっくりきて、自信を持って志望動機を説明出来ました。

転職先の名前や規模より、中身を優先したこと

求人票や実際面接を受ければわかりますが、大企業と言っても条件はあまり良くありません。私が転職活動をしていた際も、トヨタは別格でしたが、それ以外の製造業は給与も待遇も大したことは無いです。製造業以外でも、資生堂とセブンアンドアイホールディングスが条件が良かったくらいです。
また、面接で一部の大企業からは「他部門衝突が発生したらどうしますか?」といった組織間の問題ばかりを質問されました。たぶんこの企業は目標達成そっちのけ組織間でケンカしたり、各部門の担当役員同士が話ができず、お互い自分の好きなことを言ってるだけの組織なんだろうなとがっかりした記憶があります。
反対に今の勤務先はビジョン実現のために必要な人材像が明確で、非常に前向きな話をしてもらいました。

今の勤務先は休日に働く必要もなく、プライベートも順調です。先日は、上越新幹線「とき」に乗って、群馬県にある榛名湖へ行き、掃部ヶ岳へ登山しました。メリハリがある生活は素晴らしいです。
休日に持ち帰り残業しなきゃいけないような会社はそもそも事業に無理があるってことだと思います。転職して本当に良かったです。

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