ピッチとリズムについて(ピッチ編)


たくさんの皆さんの歌を聞かせていただき、MIXさせていただきました。
大容量のSSDがいっぱいにすぐなって、消して、を何度繰り返していることやらといった感じです。
(基本的にはデータはYoutubeなどに歌ってみたを公開したと思ったら1~3か月以内には削除しています。残してほしい希望者以外。活動止まっちゃったのかな??という方はちょっと寂しい気持ちになりながら消しています。)
そのなかでピッチやリズムについていろいろ聞いてみたところ、とくにたくさんの初心者の皆さまに共通する反応があったことを書いていきたいと思います。ということは、わかる感覚の人はどんどんやっていてうまくなっているのに、ほとんどの初心者の人がピッチとリズムについて知らない、やっていないことが多いのでは???と思ったのです。

というわけでおなじみになってきたsilverの言葉です。
音楽は自由で楽しいものですので、僕の考えが違うってこともあるので鵜呑みにする必要はありません。ただ皆さんと接してきた傾向と主観でお話します。

ピッチとリズム、これは音楽における要素の最大の2つなんじゃないでしょうか?もうこの2つをしっかりするというのが基礎になるんじゃないでしょうかね??

というわけで、まずピッチのお話から。


歌い手のみなさんで一定数、謙虚な感じにお話しされる方がいます。
「ピッチが全然合っていない部分がありますので、合わせて欲しいです。お願いします。」という形で、いまやプラグインのピッチ補正ソフトで綺麗に直していくというのが、ある種、歌ってみたのカルチャーで、MIX師の作業の1つというようなことになっていますよね。

さて、ここで、「ピッチが全然合っていない部分がありますので…」と言ってしまってる皆さん、、、言ってしまってませんか?、、、
そんな方に言わせてください。
「ピッチが全然合っていないのであれば歌をピッチに合うように練習して、もう一回録音しなおしてきてください!!」
全然あっていないとわかるということは、ピッチが正しいか、正しくないかを理解しているということですよね??
どうしても歌いこんで音程が合うように練習したけどうまく合わないとなればMIX師がなんとか合わせましょうというのでいいと思いますが、練習せずMIX師頼みにして、「後で全然合っていない部分が、、、」というのはやめときましょー。

では、皆さんピッチは合わせられますか?
ピッチを合わせるということを、別の言葉にすると音程をとるということです。

今から書くことは、これガチでほとんどの皆さんに聞いています。
「音程はわかります?」
ときくと、だいたいのみなさんが「わかります。」と言います。
しかし、
「ではAメロの音階を言ってみてください。」と聞きます。
そうすると「わかりません。」という感じです。

↑これおそらく、出したら、ビクっ!俺?僕?私??となっている人いると思います。
大丈夫です。結構みなさん一緒です。

もう、しっかり歌を歌う方からすると、当たり前かもしれないけど、
そんな当たり前のことと思っていたこと、誰かに教えてもらうことしてたのかな?ということに自分自身気づきました。

まず、「音程はわかります。」となると=「音階わかる。」と思ったのですが、
ここでの皆さんの「音程わかります。」は、
本家の動画や、どなたかの歌ってみたを聞いて、
感覚的になんとなく「音程がここだと認識しています。」ということのわかります。が多いです。

メロディには基本的に音階があります。
音程をなにか伝えるのに音階で表すことができます。
音程をとるというのは、基本的には正しい音階を理解し、そのねらった音階の音を出すということです。こういうトレーニングをしていますでしょうか?
音階とは、ド、レ、ミ…(C、D、E…)のことです。

つまり、例えるなら、こちらのAメロの「文字」はわかりますか?
「わかります。」ということなので、
では「読んでみてください。」「読めません。」
といったやりとりをしてしまっています。
見ることができて、何か書いてあって、なんとなく意味はわかる気がするけど、的確に読むことができない。そんな方々が今のところほとんどでした。

かなりの人数で音階がわからない人の話を受けたのですが、
途中から、音程とれますか?とれますという人には、
「いきなりsilverクイズ!!このサビの部分(頭の一言の部分をさしたりしながら)メロディーの音階を答えてください!」というようなクイズを出されて「え?」ってなった方いませんでしたか?ちなみにしっかり答えられた方は2名ほどいました。(あ、ちなみにその2名様はその後もトレーニングして、メジャーの音楽事務所に旅立ちましたので、はやくうまくいっていつか世に出て欲しいです!)

初心者あるある音程のとり方
①本家の動画や、どなたかの歌ってみたを聞いて、感覚的に合わせている。
②カラオケにいって、音程のバーをみながら音程をとる。
③Youtubeなどでメロディが流れる動画をみて、なんとなく音の高低差がわかる。

という感じではじめているみたいです。
これだと、なんとなく楽曲のメロディーはつかめているかもしれませんが、
音程を理解しながらとるということをしていません。

Youtubeで歌の説明をしている方がいってました。
音程をとる練習とは、カラオケのバーが上下しているものに合わせようとすることではありません…と。
個人的な主観として、初心者の導入としては良いですが、きちんとした音程を確認しながらとる練習とはちょっと違いますね。

というより、きちんと音程をとる練習の理解をし、しっかり練習をした上で、カラオケのバーの上下をやってみてください。
きっと、さらにピッチが安定する何かを掴むでしょう。

という感じで初心者あるあるの音程のとり方はダメというわけではないのですが、それだけでなく、しっかりと音階を理解しながら音程のとり方を先に理解して、トレーニングする方がよいでしょう。

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では、歌のトレーニングする方法をここから皆さまにむけて書いていきます。
このトレーニングをやっている人、やっていない人で大きく違います。
このトレーニングやるやらないは、
野球できちんと自分の体を鏡で見たりしながら、的確なバッティングを目指すために毎日素振りをして野球をするのと、
みんなで集まってグローブなくても、とりあえずプラスチックのバットと柔らかいボールがあれば遊ぶという野球くらいの差があります。
ダンスで言うと、レッスンを受けるというところまでいかなくても、鏡をみながら自分が手の先から、足の先まで、角度や位置を確認しながら踊ろうとするのと、なんとなく曲に合わせてそれっぽくわいわい動いていたら楽しいという差ですかね??

歌もしっかりトレーニングをやった上でメロディーをしっかり理解ができた歌と、初心者あるあるの部分をやって楽しむ歌とある感じですかね。

どちらも好きにやりたいように自由にやるといいでしょう。

ただ、ここからが本題です。

別にトレーニングを知らなくてもいいとか、トレーニングを知ると歌を楽しめなくなるなんて人もいると思いますので、
本当に歌がうまくなりたいと思う人のみ、読むと良いと思います。

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トレーニングの方法

①まず、だいたい正しい音程を出す楽器はお持ちですか?

一番よいのは、ピッチが変わらない(調整がいらない)鍵盤がよいでしょう。

無料でも、鍵盤アプリがあります。ぜひインストールしましょう。

ただし、鍵盤アプリの中でもちょっと音程が違うアプリがあります。

MIX師さんだとだいたいピッチ調整ソフトを持っていると思いますので、そのピッチソフトが全ての鍵盤が正しい音程がでているかどうか、ピアノの音をソフトに入れて、目視でもみてください。たまに音程がずれているアプリがあります。ずれているアプリは使わない方がいいでしょう。この鍵盤アプリを使っていますが大丈夫ですか?というのが気になる方は、わたくしに聞いてください。そして試したものは大丈夫かどうかこのnoteに随時更新していきます。

②ドを鳴らしたら、「あー」といいながら同じドの音程の声を出す。

もう簡単です。言ってしまえばこれだけです。ドを鳴らしたら次はレ、できる人は黒鍵盤の#の音も挑戦してください。

ここで問題なのは、その音が合っているか、合っていないかを自分の耳でしか確認できないことです。最初は合っているか、合っていないかを判別するのも難しくないですか?

この時点で、「自分が音程の合っている音を出せている。」「出してみたけど音程が合っていなかった。」と判別ができない状況であれば、どれだけカラオケで音程を合わせて歌っても、音程を合わせているつもりで終わってしまいます。

③自分の声の音程が面白いぐらいわかるアプリ

わたくしがよく使うのは、「ボーカル音程モニター」というアプリです。広告ありは無料、広告なしは有料だったかな。あとで、またいろいろこのアプリについて細かく記述します。

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この先はちょっとずつ書き加えていきます。
書き加えが完了して、ある程度すると有料記事にする予定ですのでご了承ください。


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