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バセドウ病「発覚しにくい訳」

バセドウ病や橋本病など甲状腺に異常がないか調べるためには専用のキットを使って採血検査をしないといけないそうです。

甲状腺という器官はちょうど首の真ん中辺りにあるのですが、甲状腺ホルモンが新陳代謝を促すそう。
バセドウは新陳代謝が活発になりすぎる状態。
橋本病は逆に新陳代謝が低下してしまう状態です。

私はたまたま受付にいた看護師さんが首の腫れに気付いてくれたので甲状腺の検査も追加してくれましたが、甲状腺疾患に詳しい医師が少ないのでなかなか気付かれず何度も再検査したり見逃されることが多々あるそうな。
今思うと本当にラッキーでした。
生まれつき血管が細く採血しにくい腕でしたが、時間をかけながら試験管6本分採血して結果が出るまで1時間。
辛抱強く待って呼ばれたのは内科と循環器科!
内心「本当に精神科案件じゃないの?」と驚きました。

少しでもバセドウの兆候があると感じたら最初に申し出ましょう。通常の採血内容だけでは判断できないので検査項目の追加が必要です!

甲状腺科も甲状腺に精通した医師もまだまだ少なく、普通の内科ではスルーされる事が多いです。(私が受診したのも普通の内科です)
首の触診→少しでも腫れがあれば甲状腺の採血検査、の流れになるはずです。
もし少しでも甲状腺機能に不安がある人は放置せず早めの受診を。
放置して治る病気ではないです。(身を持って知りました)
甲状腺異常は必ず検査結果の数値に出ます。

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