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ポケモンと出会った3歳児|エッセイ

画像はレッツゴーピカチュウを楽しむ3歳児だ。
夫の分はPokemonGO用のモンスターボールになったが、私の分は久々にコントローラーとして扱うことができた。
スティックを倒す、スティックやボタンを押す、コントローラーを振るだけの操作で、3歳でも簡単だ。(横で文字を読む人間は必要)
レッツゴーピカチュウでポケモンの世界に触れた息子が次にターゲットにしたのは、ポケットモンスターのスカーレット&バイオレットのバイオレット。
レッツゴーピカチュウで鍛えたからか、すぐ操作を覚え、ネモの家に向かう。
アニメのポケモンでニャオハにメロメロになった息子は、相棒を迷うことなくニャオハにした。
ちなみに私も夫もニャオハを選んでいるので、完全に遺伝だろうと思う。可愛いは正義。

ネモになんなく勝った息子は、通学することになったのだが、これがまぁ進まない。
後ろで見守っていたが、本当に端っこまで行ってしまうので、一生最初の原っぱに居るのかと思った。
確かに私もどんなポケモンがいるか、どこまでいけるのか…学校に行く前にずっと歩き回っていたが、3歳もそうなるとは。

その後夫に説得され、やっと学校にたどり着いたらしいのだが、最初に出会った友達がネモだったからか
「ネモを探す!!!!」としか言わなくなってしまった。すりこみ効果だ。
ジムに誘導してやっと会えてもすぐにどっかに行ってしまうので、息子はずっとネモを探してウロウロしている。
息子の宝物はネモなのかもしれない。

私はポケモンのゲームは大体買ってストーリーだけクリアするのだが、その中でもスカバイのストーリーは結構好きだった。色んなところに行って写真を撮り、ポケモンとピクニックをした。お友達それぞれにもストーリーがあって、最後に大穴に向かう…。
安易にネタバレしたくないのでTwitterには載せてないが、SDカードにぎゅうぎゅうに写真という名の想い出が詰まってて、今でも最後のバトルの曲を聞くと泣きそうになってしまう。
大好きなゲームだ。

息子のバイオレットを後ろから見守っていると、記憶を消してもう一回遊んでいるみたいに楽しい。
ヌシを倒しスパイス入りサンドイッチを食べたミライドンがパワーアップすると、息子が「水に入れるようになったの!?あっちにいってみたい!!」とすぐミライドンに乗って走り出した。
実際に水に入ると同じところを熱心に泳いでいて、見てる方が癒された。

自分でプレイするバイオレットももちろん楽しかったが、ほぼ全シリーズやったことがある大人とまだポケモン2作目の息子では感じ方も楽しみ方も全く違う。
私が適当にやったオリーブ運びを息子は本当に楽しそうにやっていたり、強いポケモンじゃなくて、可愛くて好きなポケモンだけでパーティを作っていたり。
本当に貴重な気持ちをおすそ分けしてもらっている。

ちなみに今の息子のパーティは、
ニャローテ、ドオー、ガーディ、ピカチュウ、マリルリ、カイデンだ。
ニャオハとカイデンはアニメの影響で、ピカチュウとマリルリはピチューとルリリから可愛い可愛いと大事に育てていたものだ。
書いてみると、狙ったわけではないのにタイプがバラバラで驚いた。
ガーディを見つけた息子が「この子連れて行く!」とパピモッチを迷いなくクビにしたこともあるので、ここから息子が運命の出会いをすれば、またタイプが偏ることもあるかもしれないが。

ポケモンにニックネームをつけないというので、息子の意志を尊重することにしたのだが、ニャローテのことは「プピー!」と呼んでいる。
ピカチュウはピカチュウと鳴くので、プピーと鳴くポケモンは息子の中ではプピーなのだ。

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