精索静脈瘤の手術を受けました②

こんにちは。Sillyです。

前回精索静脈瘤治療のため手術する事を決めました。と書きましたが、その前に漢方治療も行っていましたので一応書いておきます。

精索静脈瘤の漢方治療について

私は手術をする前に半年ほど漢方治療を行いました。
飲んでいたのは補中益気湯。
病院でも処方してもらえましたし、市販でも購入する事ができます。
ただ私の場合は効果がなかったので、手術をしました。

精索静脈瘤の手術方法について

精索静脈瘤を治療するためには、血管を縛る結紮術と言われる手術を行います。結紮する場所によって高位と低位の2種類があります。

・精索静脈瘤高位結紮術
へそあたりの腹部を切り、腎臓に近い静脈を縛る方法です。低位に比べて再発のリスクが高いと言われています。全身麻酔で、2～3日間の入院で手術を受けます。

・精索静脈瘤低位結紮術
足の付け根あたりを切り、精巣に近い静脈を縛る方法です。
高位結紮術と比べて再発率が低く、また水瘤になるリスクも低いとの事で、私はこの方法で手術を受けました。
私の行った病院では、顕微鏡で見極めながら行い、静脈は縛るが、一緒に通っているリンパ管はそのまま残すことができました。
部分麻酔、全身麻酔どちらでもいいそうですが、私は全身麻酔を選択しました。

精索静脈瘤手術の入院期間

私は全身麻酔を希望したこともあり、3日入院しました。前日入院し、次の日手術、3日目に退院です。
これは病院によって異なるようで、日帰り手術を行っている所もあるそうです。

精索静脈瘤手術後の痛みや傷について

手術時間は2時間程でしたが、全身麻酔だったため一瞬で終わりました。
目が覚めてから確認すると、足の付け根のギリギリ袋の部分に1~2cm程の傷がありました。溶ける糸で縫合した後、分解性の接着剤で止めてあるようで、傷口の痛みはあまりありませんでした。
ちょうど袋のしわの多い部分なので治れば傷は目立たず見えなくなるのでは、と思います。
ただ袋はいつもの2,3倍に腫れており、動くと痛みがあるため、手術後～退院までは寝たきりで過ごしていました。
手術翌日の午前中に退院しましたが、さすがに歩くときは痛く、ヨチヨチ歩きで家まで帰りました。笑

只今手術後一週間が経過しましたが、まだ歩くと若干痛いですが、普通に歩けるようになっています。
袋の腫れは良くなっていますが、まだ通常時と比べれば腫れており、痛みが完全に治るまではまだしばらくかかりそうです。

精索静脈瘤手術 退院後すぐに会社に行けるのか？

皆さんが気になるのは手術後すぐに会社に行けるのか？という事かと思いますが、私の感覚では手術後一週間は安静にしていた方がいいかと思います。
もちろん痛みを我慢してなるべく患部を揺らさないように歩くことはできますが…。
寝ていると余り痛みませんが、座った状態でいると痛むので私は手術後2日は寝たきり状態にしてました。
幸い私は在宅勤務ができたので、2週間在宅勤務にして安静に過ごしていました。

精索静脈瘤手術の費用

３日間の入院と手術で計約11万円の支払いでした。
もちろん保険適用で3割負担となっています。

以上、もし手術を検討している方がいらっしゃいましたら、一例として参考にいただければと思います。
またしばらくしたら、術後の経過と不妊について改善が見られたか書きたいと思います。