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「日本語教師ゆるゆるパドック」に行ってきました!

月曜日は前々から楽しみにしていた「 #日本語教師ゆるゆるパドック 」に参加してきました。

主催者である チェーンナーさんに先日初めてお会いし、この業界に入ったきっかけや、これまでのキャリア、このようなイベントを開催するに至った経緯などを聞きました。
とても熱心かつ気さくな方で、名前の通り「人と人とをつなぐ」べく活動されている方なのだと確信したほどです。

■ ここがすごいよ、ゆるパド!

SNSで交流できるのは便利だけど、普段ではなかなかつながることのできない方と会えますよ!というチェーンナーさんの言う通り、「日本語教育」という分野でさまざまな働き方をされている方たちが、今回ゲストとしていらしていました。
ツイート・詳細にもあったように、日本語教師として活躍されている方だけではなく、学生募集を担当している方、外国人技能実習生への日本語指導、コンサルティングをしている企業の方などです。

今回は講義形式やワークショップではなく、小さなテーブルを囲んみ、のんびりと、ざっくばらんに話しましょう!といったコンセプトのもとスタートした交流会でしたが、ゲストの方に質問しそびれまい、一言一句 聞き逃すまいと必死になっていました。
そして、ゲストの方の話を聞けば聞くほど、今の自分に足りないものばかりが見えてきて、引け目を感じ、気力が落ちてしまっていたことも事実です。

ただ改めて考えてみると、必要な知識にしろ、経験にしろ、今後自分が活動していく活力になったとも思えます。

ちなみに、お酒やおつまみを口にしながら…ということもコンセプトに含まれておりましたが、手を付けている方が少なく、チェーンナーさんが嘆いていらっしゃいました。
飲み食いしたいのは山々がでしたが、頭を悩ませ、気落ちしてしまった際の気付け薬といて、次回はぜひ手の届くところにアルコール類を置いておいていただければなぁと思っています(笑)

■ 外国人技能実習生制度は「悪」ではない

でかでかと書きましたが、もちろんその通りです。
日々報道されている外国人技能実習生に関する問題、例えば低賃金・長時間の劣悪な環境で奴隷のような扱われ方をしている、
私も以前、某TV番組を見て、外国人技能実習生の現状を知り、その制度について疑問を抱いていました。

しかし、悪い面ばかりが明るみに出て、問題視されるようになったのはいいけれど、今回コンサルタントの方に聞いた話からは、そう悪いことばかりではないと感じさせられました。
当初は技能実習生として来日し、そのときの体験や得たものがよかったためか、今度は留学生として日本に戻ってきた学生たちもいたという話です。

外国人技能実習制度の本来あるべきかたちで、諸外国の学生たちに接し、彼らの将来につながるサポートができたら、どんなに素晴らしいでしょうか。

■ みんな気になる 法改正と新資格

つい一昨日「入管法改正案」が強行可決されてしまいましたが、今後の日本語教育の必要性、日本語学校の在り方もそれと同時に問われています。この日にもそのことが話題にあげられました。

実習生たちが失踪した原因や救済措置、悪徳ブローカーや送り出し機関への規制や処罰、といった明確な対策案が出されておらず、問題一つひとつを検討し、解決していけるような制度設計がなされていないことには遺憾を感じています。

そして、それに向けても創設されるであろう「日本語教師の新しい資格」について、教師の質の向上や、研修制度の導入など、いろいろな案が出されてはいるそうです。
まだはっきりとした移行が決まってはいないので、不安要素はありますが、プラスとなるようなお話が聞けて少しだけほっとしました。

対人なので、いいビジネスにつなると表現すると聞こえが悪いですが、ポジティブに捉えれば、日本語教師が必要となる新たなチャンスでもあると思っています。
今後もこのような交流の場の必要性を強く感じました。


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イチ日本語教師として、日本人と外国人とが笑顔で共生できる社会になるように noteやYouTubeを通して活動しています!