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一昨日、ジムの帰りに
久しぶりにロト7を買った

いわゆる

“愚か者の税金“

残念なことに今まで
1000円以上の当たりはない

今回もやはり

愚か者だった・・・

ロト7購入後
最近あまり通ってなかった
自動車部品会社の前を通った

午後4時半のビルの屋上
手すりのはじっこに列した
10数羽のカラスが群れ啼いていた

数年前からカラスが棲みついてたので
ここ 呪われてるんじゃない?って思ってた

が、この会社の業績はグローバルに
すこぶる良い
配当がいいので暫く様子見中の会社

カラスと言えば・・・

31年前、京都のある会社に勤めていた頃
片岡義男が好きで
赤い背表紙の文庫本を買い集めて
読み漁っていた

“烏なぜ啼く“って短編

読みはじめてあっという間に
主人公の女の子との
美しくてたのしい瞬間瞬間が
カラスになった自分の情景として
脳にはいってきた

でも途中から
あぁ、そうだよね
カラスだもんね 辛いけど仕方ないよね
って気持ちで読んでた

童話っぽいほんわりした話から
残り数頁のリアルな描写で
人間の自分に戻った
カラスって・・・

それまでに読んだ片岡義男の小説とは少し
雰囲気の違う短編だったと記憶してる

かなり昔の事なので話の概要を
いろいろ脳が書き換えてるかもしれない

 
片岡義男の小説に出てくる主人公たちに憧れ
バイクとサーフィンが好きになった

当時バイクの免許を持ってなかった

ルートセールスという仕事上
自分の裁量でお客さんまわりができたので
2週間びっちり仕事中 
教習所に通ってバイクの免許をとった

同僚の友人が
免許返納で乗らなくなった
HONDAの赤+緑カラーの
VT250F INTEGRAを時々借りて
日本海まで走ることがあった

身体に受ける風、
バイクの排気音が
気持ちいい

ボードにまたがり波を待ってる時の
風とはまた違った心地よさ

アクセルを回した時の加速感

波に乗った時の足元からくる感覚と異なり
身体自体が受ける圧に
すごい爽快感が得られた

でも“烏なぜ啼く“を読んで以降
しばらくツーリング中に見るカラスが怖かった
小説なのにね ww

バイクにも波にものらなくなって
随分経つけど
また片岡義男の文庫本を借りようかな

垣谷美雨の遺品片付けシリーズを読み終えた後に、、、

私の日々の雑文を読んでいただいた方
ありがとうございました。

今日もいい1日になりますように!


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