心に残る先輩の一言
心が折れかけた時に声をかけてくださった先輩の一言をご紹介します。
私は元々3Dアニメーターでした。
ですが、当時は色々あり3Dのモデリングを担当していました。担当して1週間ぐらいでしたでしょうか。リーダーから会議室に呼ばれ「なんで○○さん(モデリング歴何年もある人)みたいに作れないの?(怒)スランプなの!?」と散々怒られ、何とか2週間で1キャラ作りきりました。
2週連続で会議室に呼ばれて怒られていたので「2週間で初挑戦したモデリングができないのは私がクズだからだ」と思い、心が折れかけていたのですが、モーションの先輩と話していた時です。私の顔が暗かったんでしょうかね。
「始めたばっかりなんだからできなくて当たり前じゃん?」と。さらに
「そんなすぐにできるようにならないし、次はもう少し良くできるようにすれば良い。」
と言われて本気で泣きそうになりました。
そうか、始めたばかりだからできないのは当たり前で良いのか…
多分普通の事だと思いますが、当時の私は詰められ過ぎてそう思うことができませんでした。こう思えた事はとても良かったです。(仕事ができないんだという思いはぬぐえず、どんなに評価されても私にできる仕事は誰にでもできると思っていました…)
お陰でそのあとモーションに戻り、下に人がついてその人がどれだけ仕事が遅くても気になりませんでしたね。
怒らなすぎていつ爆発するのか怖かったと言われましたが(笑)
これを期に私も元気がない後輩には気にかけるようになりました。
もうかなり昔の話ですが、あのときは本当に先輩から後光が射した気がしました。今でもこの言葉は忘れられません。
お互い転職してしまいましたけどね。
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