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京都・大原 古民家再生 2024年2月

冬枯れ

この季節の大原は底冷えがする。京都の街中より2℃くらい気温が低いこともざらだ。晴れの日も晴天は一日中は続かない。太陽が顔を出したと思ったら5分後には黒い雲で空が覆われている。朝晩の寒暖も激しい。大体朝は枯れ草が凍っている。早朝ベッドから外を覗く、窓から見える朝陽に照らされている凍った枯れ草が「死ぬことなんか怖くないよ」と言ってるようで怖い。こんなこと、朝っぱらから思うのは年をとったんだな、ワタシ、と思ってしまう。

畑の開墾(土中のいらない薮竹の根っこやススキの根っこ、その他の根っこ除去)には実はもってこいの季節なのだ。土上に出ているものが少ないのでやりやすい。昨年末、娘が訪ねてきた際には一緒に作業できて楽しかった。でも今はダーリンと二人きり、この寒さ。ウーーーン、今日は南側の庭の手入れに徹しよう。
ふと庭に立ち、家をつくづく眺める。あの朽ち果てた家がよくぞここまで!と感慨に耽る。さぁ、今日はこのくらいにして薪ストーブにあたろう。

リビングは板貼りでソファを置いているので高さのあるストーブにした

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