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プロ雑用、めずらしくkintoneのネタを書く。〜グループフィールド編

こんにちわ、プロ雑用です!
普段、kintoneの話題を出さないわたしですが、めずらしくkintoneのなんかTips的な小ネタでも書くかぁ、と思いました。ということで、今回はグループについて紹介しようと思います。なにかの参考にでもなれば。


#グループ を有効に使うアイデア

私はアプリを作る時、結構グループを多用します。グループの良いところは、開閉できることと、中に含まれるフィールドをまとめて設定できるところです。設定も必要ない簡単なフィールドですが、アイデア次第ではいろいろ使えます。

フィールドの多いアプリでの利用

フィールド数の多いアプリにおいて、グループを多用することで、画面をいくらかスッキリさせることができます。
入力する順番ごとに、複数のグループをつくり「グループ内のフィールドを表示する」にチェックを入れて、あらかじめ開いておいて、入力後に閉じてもらうことでスクロールを少なくしようというものです。

グループの中身は表示させておく。
項目数が多くても閉じてしまえばスッキリする。

まぁタブ区切りプラグインとか使えば良いことなのですが、プラグインが使えないライトコースの場合や、フィールド数500に近くてタブだけでもとんでもない量になる、とかそういう場合はある程度有効かなと思います。

コツとしてはタブを使うときと同様、使用目的事のグループわけにしておけば、閉じた後でもフィールドを探しに行くことは可能です。まぁ、もちろん迷うときはどうしたって迷うけどね。

フィールドの重要度で分ける

フィールド数が少なくとも例えば必須フィールドと、必須ではないが重要なフィールドはグループ外に配置し、必要な人だけが使えば良い、むしろ必要としない人には邪魔、というようなフィールドをまとめてグループにおいとくというのも。

加えて、フィールドの閲覧権限を加えることで、管理者だけが必要なフィールドをまとめておいておくこともできるので便利ですね。まぁ、まれにその中に含まれる複雑なフィールド計算式がエラー吐き出したりして「保存できないよお!」ってクレームが出ることも稀によくありますが…w

こっちの使い方のほうが一般的ですかね

レコードにマニュアルを埋め込む

個人的に推奨したいのはマニュアルを埋め込んじゃおうというアイデア。kintoneはアプリの説明欄が開閉できるのですが、あそこ、案外見られてないです。見てもらうために装飾したりすると、画面を占拠しがちなので、私の周囲ではあまり利用者からの評判がよくありません。
マニュアルを別に作ってリンクを貼るのもいいのですが、簡単な説明はレコードに入れちゃったほうが良いかなとある日思いつきました。

ラベルで簡単な注意書きをフィールドに混ぜて配置するというアイデアもありますし、私も割とよく使いますが、業務に関する注意書きや手順などをまとめてライベでドンっとおいてしまうと、入力の邪魔になったりします。

そのような場合はグループの中にまとめて記述しておくと、ユーザーが自分で開閉できる余地があるので、ある程度は邪魔具合が軽減されます。

ちょっと面倒ですが、画像格納用のアプリを作ってそこに必要な画像を登録しておけば、ラベル内で画像を使うことも可能になるので、案外便利です。

画像を使う場合は、ラベルフィールド内では、大きさの調整などは出来ないので、アプリ登録前に画像加工しておく必要があるので、手間ではある。

逆に閉じておいて必要な場合は参照できるようにするということでも、画面スペースの節約にもなります。

余談:グループを自動で開閉させることの利点欠点

特定のフィールドと連動してグループを開閉させるように、プラグインやカスタマイズで対応させている場合があります。便利ではあるものの、思ったほど有効ではない場合もあるなぁと思うのです。

たとえば、グループが沢山ある場合、そもそもフィールド数が多い場合など、どのフィールドとどのグループが連動しているのかはっきりユーザーに認識できない場合があると思います。特に今見ている画面の外側で動いてもユーザーは認識できません。画面の大きさはユーザーによって違ったりしますし、あえて拡大表示してる人もいますからね。

また、グループの開閉そのものがそんなに大げさなアクションではないので、開閉したこと(つまり画面が変化したこと)に気づかないこともあります。人間、注意深く見ていないと画面上の自然な動きは見逃してしまうことも多いのです。

明らかに押せそうなデザインとか、動きそうな形とか、「あ、なんか動いた」というデザインや演出って意外と大事なんですよね。


ということで、今日は軽めに、めずらしくkintoneネタでした。
も一個書きたいこともあるので、またどっかでまとめます。

それじゃ、また👋

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