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人生を大きくかえた3つの”きっかけ” プラス編

こんにちわ!プロ雑用です。
このnoteは、2021年のMOVEDアドベントカレンダーの12/1の記事として書いています。

MOVEDでは「きっかけをつくる」ことをMISSIONとして掲げ「誰もが自己実現できる社会」になることをVISIONにして日々活動しています。

今回は、私の人生を大きく変えた3つの出来事、それぞれプラスとマイナスで3つずつ、このnoteではプラスのきっかけ編として、以下の3つについて語っていきたいと思います!

+ 破天荒な先輩との出会い
+ とんでもなく仕事が好きな人々との出会い
+ 新しいコミュニティとの出会い

破天荒な先輩との出会い

これは社会人一年目のお話です。

私は高専を卒業して、とある中堅印刷会社に就職しました。
今から23年前。
ちょうど今世の中がITだDXだと叫ばれているように、当時の印刷業界もアナログからデジタル化へと一気に変化していった時代です。バブル時代に過剰な設備投資が災いし価格競争に陥っていた印刷業界は、デジタル化の大波によってさらに淘汰が加速していた時代。

当時は最初の3ヶ月は研修期間として、工場現場や営業同行などバックオフィス系の部門以外は全部体験できました。私は制作部門への配属が決まっていましたが、この研修中に、ある先輩との出会いをきっかけに、制作部門ではなく、その先輩がいる部門へ、正式配属前に配属変更してもらうことになります。

本や印刷物が好きで、その制作に関わりたいと自ら希望して配属された制作部門を、まさか配属前に部門変更を希望する。前代未聞だったでしょうし、おそらく後にも先にも私ぐらいなのではないかと思います😂

さて、そのある先輩、Hさんと仮称します。
このHさん、とんでもない人でした。
まず朝まともに出社してこない。他の人はめちゃくちゃ怒られるのに、この人だけはまぁしょうがないかみたいな感じで済まされてしまう。おまけに出社しても、あいてる会議室で堂々と寝てたりする。

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Hさんは、とんでもなく自由な人だったんです。

しかし自由で勝手気ままなだけではなく、やるべきことはきっちりやるタイプ。仕事の段取りと手の抜き方が抜群にうまいっていうこと。

加えて、なんかしらんけど他人からすごい可愛がられる人たらし気質。気難しいお客さんや、現場の職人さん、営業部門長たちにめちゃくちゃ可愛がられる。「おまえ、しょーがねーなー」みたいにね。

「俺の人生に一生懸命なんてない」と宣ってしまう人でした。

こういうタイプの人間は、それまで出会ったことがなく、この人と一緒に働きたい!この人のスキルを少しでも盗みたい!と思ったのです。

この先輩がいた部門についても少し書いておきます。
途中ころころと名前が変わったし、配属部もしょっちゅう変わっていたのですが、概ね◯◯推進課、という名称でした。制作現場はDTP、印刷工場はフィルムレス、CTPとデジタル化が一気に進んでいた当時、営業も下請けからの脱却を目指してプレゼンを含んだ積極的な受注活動を始めていました。そいういった新しい取り組みに既存部門では対応できない部分をすべて担うのがこの課の役割です。そのため全部門の動き、受注前から納品までの工程をすべて当たり前に分かっている必要があります。
そのため、全現場に顔がきくH先輩にはうってつけの部門。課は少数精鋭の遊撃隊みたいなチームでした。

振り返ると、この先輩との出会いプロ雑用第一歩目でしたね。

とんでもなく仕事が好きな人々との出会い

さてさて、先程の破天荒な先輩に続き第二の”きっかけ”は、25歳のときに入社したリクルートでの人々の出会いです(正確にはリクルートメディアコミュニケーションズという100%子会社。今は無いです)。

タイトルの通り、この会社の人達は基本的に仕事が好きでしょうがない、今はわかりませんが、当時は本当にそうだった。まだ働き方改革などという言葉もない時代。リクルートが入っているビルはことごとくが不夜城と呼ばれていたような時代。

汐留のビルにオフィスが合った時代は、私も夜中まで働くのが当たり前でしたが、2日に一度は救急車がやってくるという、異常とも言えるような働き方をしていましたね。

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リクルートが他のブラック企業と圧倒的に違うのは、ほとんどの人が仕事が好きでしょうがないってこと。少なくとも私の周囲にはそんな人が多かったです。「仕事のストレスは別の仕事で解消する」のが当たり前。

この人たちに関わったことで、それまでネガティブに捉えていた仕事に対するわたしのスタンスが、180℃ひっくり返りました。楽しんで仕事をすることに目覚めた体験です。
※まぁ、その結果、心身をぶっ壊してしまうことになる(マイナスきっかけ)のですが、それはまた別のnoteで笑

「仕事が好き」だけではなく、総じてみなさん仕事の能力が高い人ばかりだったというのも重要です。ほんとにね「この人達と同じフィールドで戦えないわ!」と確信できるぐらい化け物揃いの会社でしたよ。外部のパートナー・協力会社ふくめて。

ですが、そういった能力の高い人々も、万能ではないんですよね。人の能力は凸凹してるんだな、と感じたのもここです。私がそういう人たちと一緒に働くためには、そして同じフィールドで競わないためにはどうしたらいいかを考えた結果、「一つの分野で高得点が取れないなら、10点でもいいから千の分野を身に着けよう」という方向に転換しました。

これがプロ雑用への第二歩目です。

他の平均値を求める企業ではなかなかお目にかかれない特化型戦力が自由に働ける会社なんですよね、リクルートは。そういうところ、ベンチャーと同じ。これを知ってるから、後にベンチャー企業に転職するのも躊躇なかったんだろうなと思います。

あと、能力の高い人達と一緒に働くことで、自分の能力もずいぶん引き上げられました。環境って大事だよねって改めて思います。
マジで仕事きつかったですけどねw

新しいコミュニティとの出会い

3つ目の出会いは2018年〜から現在でも続く、あるコミュニティとの出会いです。それは、Cybozu、kintoneコミュニティとの出会いです。

2017年にCybozuDaysに初めて参加したあと、2019年にkintone hiveに登壇することになるのですが、それは2018年のkintone hive TOKYOでサイボウズの渋谷さんに「アソビューさんもhive出たらいいじゃないですか」と声をかけていただいのがきっかけです。

その後、キンスキ松井さんなどを始めとした界隈の方々と交流を持つことになり、今年2021年はkintone Café JAPANの実行委員長にもチャレンジすることができました。

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kitnone hive登壇のきっかけをくれた渋谷さんとは、その後もご縁が続き、今では渋谷さんが立ち上げたMOVEDにジョインし一緒に働く仲に。

人生の大きなきっかけになったCybozudaysですが、どうやら同じ気持ちのの人は大勢いたようで、ツイッターでは2021年のCybozuDaysの前に、

#人生を変えるCybozuDays

というハッシュタグが爆誕していました。
人の人生をガラリと変えてしまう、きっかけとなるようなITイベントって、すごいですよね…

振り返ってみると、そこには出会いがあった

こうやって振り返ると私を大きくかえたきっかけは、いずれも人との出会いでした。さまざまな人々との出会いこそが、人生の分岐点「きっかけ」になりうるということなんですね。

パンデミックの影響で、人との出会いに慎重にならざるを得ない昨今ですが、そんな中でも新しい出会いは様々にありました。これがこの後どのようなきっかけになるのか…そして、来年はどんな人と出会うことができるのか、とても楽しみですね。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。よかったら他の日にちのアドベントカレンダーもお読みいただけると、メンバーが喜びます!

それじゃ、また。

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