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息抜きにスキーの話でもしようか

プロ雑用です!
お硬い内容が続いたので、息抜きにスキーの話でも書こうかと思いました。興味ない方はすまんな!


スキーから学んだこと

18歳のときから毎冬欠かさず滑ってきたので、今シーズンで27回目になります。スポーツなんてろくにしない私が、スキーだけはドハマリしたのは何故なのかはわかりませんが、とにかく一人で足繁く雪山に通っています。

スキーやスノボは重力に乗るスポーツ

スポーツはなんであれ体幹が重要ですが、自分はスポーツは全くやってこなかったので体幹は全然ありませんでした。なので若い頃は有り余るスタミナと筋肉だけで乱暴に滑ってました。なので毎度筋肉痛が大変だったのですが、齢が30を過ぎてくるともうそういう滑り方では身体がツライだけです。筋肉痛はなかなか回復しなくなります。
28のときに身体的にも精神的にもぶっ壊れたことがあるのですが、そのあとから肉体改造をしました。WiiFitと筋トレで身体のバランスを徹底的に整えました。(ついでに食生活も変えて今に続く一日一食生活に繋がります)

力任せで滑っていたときはなんとも不格好な滑りでしたが、体幹を鍛えてからの滑りは段違いにキレイになりました。それで理解できたのはスノースポーツは「重力に乗る」スポーツだということ。体幹や筋肉、あるいは板やストックなどの道具も、重力に乗るための道具だということ。

スキーやスノボの板はワックスを掛けることで接地面の摩擦を少なくすることで滑走が滑らかになりますが、それは言い換えれば、重力への抵抗を減らすということです。なので板に乗っている身体は、板と地面の両方に対して、重心を垂直に置く(身体ではなく重心)ことで、危なげなく滑らかに滑走できるようになるんですね。

重心のイメージ図。板と地面に対して垂直にすることで危なげなく滑れる。この写真は前面のみだが、板やストックも含めた全体の真ん中に重心を置き続けることが大切です。

さらに、これはようやく最近理解したのですが、重心をコントロールするということは、足だけではなく、全身の上下運動が重要な動きなります。軽いスクワットをしている感覚といえばいいかな。なので体幹が鍛えられるとスムーズに滑れるようになるわけですね。

ブーツのバックルをゆるめて滑る

スキーのブーツはゴツくて硬いのであれを履くのが嫌だという人も多いと思います。私もかつてはそうだったのですが、重心を意識するようになってからは、ブーツの使い方も変わりました。というより、ブーツの使い方を変えたことが、重心コントロールの重要性に気づけた、もう一つのきっかけでした。

何を変えたかというと、ブーツのバックルをきつくしめるのをやめた、ということです。というか、今はほとんどしまってません。思いっきり力をいれれば足がすっぽぬける…まではいかないけどそれに近いぐらいにはゆるい。

きっかけは、以前使っていたブーツがボロボロになってきて「そろそろ買い替えようか」と思っていた頃に、バックルを閉めずに滑ってみようか?と思い立ったことです。なぜそう思ったのかというと、それまでは足の指を握るように力を込めていたのですが、リフトに同乗したスクールの先生が生徒に「足の指はブーツの中で上に上げるように。握り込まないように」と指導していたのを耳にしたからです。

膝が出ているように見えるのですが(実際そうですが)、身体の感覚としては脛を前に出すという感覚のほうが踵から足裏、指先までしっかり力が伝わりますね。

椅子に座ってその姿を鏡に横写しするとわかりやすいのですが、足の指を上げると脛がぐっと後ろに動き、かかとがしっかり地面に着くんですね。これで脛とかかとの位置がロックされるんです。
スキーブーツは脛を強制的に前に出す形になっていますが、案外ブーツの中は隙間が空いており、足が完全に固定されているわけではありません。これは普段の靴でも同じであまりにもピッタリフィットしていると圧迫感が強すぎて余計に疲れます。
バックルはその補助として機能するのですが、理論的には足の指を上げて脛と踵をロックした状態であれば、バックルの補助無しでうまく滑れるのでは?と思いつきました。

バックルを締めずに滑ることを1シーズン通しでやってみた結果、ほとんどの状況で問題なく滑ることができました。バックルを締めていないと足は抜ける状態ですから、足裏や踵をしっかりブーツに意識して固定しないといけません。なので指を上げておくことで脛から下は固定となり、姿勢をキープしやすくなる=重心コントロールがしやすくなった、ということでした。
もちろん、締めていないと雪がブーツ内に侵入してきますし、あまりにも大きい凸凹斜面では無理ですが、ほとんどの斜面では問題なく滑ることができました。

人機一体の楽しさ。滑り方は道具が知っている

そうやって重心のコントロールで滑れるようになると、筋力はだんだん使わなくなります。結果、若い頃のような筋肉痛は今ではすっかりありません。筋力やスタミナは若い頃のほうが当然多かったはずですが、今は力やスタミナの消費が少なくなっているので、疲れにくいのですね。

重心のコントールで滑ることを身に着けてから、「どう滑るかは板に任せる」という感覚が出てきました。これは自分が板を滑らせる・ターンさせるのではなく、板のしなりや地面からの反発をすばやく感じ取って重心を移動する、そうすればあとは勝手に滑ってくれるということです。

それが出来るようになってくると、ますます体力の消費は少なくなります。30代以降は「如何に楽に滑るか」ということを目標に掲げていますが、いまそれが叶いつつあります。といっても、加齢とともに身体は衰えていく一方なので、基礎的なトレーニングは続けないといけないですがw

深いコブは無理ですが、オフピステ(非圧雪)ぐらいはスムーズに滑れるようにもなってきました。まぁ、流石にガリガリのコブは太刀打ちできませんけどもw

最近はジャンプの練習もしています。と言ってもジャンプ台ではなく、緩やかな斜面で、滑りながらです。このときも滑っているときと同様、しっかりと脛を前に出して踵をロックし、上半身はそのままで膝を胸に近づけるイメージが良いそうです。平地でまっすぐジャンプしてまっすぐ着地できることを繰り返して練習しています。まぁ、これも自分のペースでゆったりそのうち出来るようになればいいかなと思ってます。

何事も長く続けていれば、下手はヘタなりにいろんな気付きがあるし、できるようになるんだな、ということを実感します。

ということで今回はこれまで。
それじゃまた👋

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