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2024.07.09 #kintonehive Tokyo vol.19 観戦レポート!
プロ雑用です!
4月の広島から始まった2024年のkintonehiveも例年通り東京会場がラストです。これが終われば、全地区のAWARD参戦代表が決定します。ということで、今回はkintonehive Tokyo vol.19の観戦レポートをお届けします!
他の会場の様子はマガジンでまとめていますので、どんな方々が参戦していたのかは、こちらもぜひ御覧ください!
今回も自分の実況ポストを中心にまとめていきますよ!
二〇二四年、広島、札幌、福岡、大阪、名古屋と続いてきた #kintonehive の実況中継も、東京で最後です。実況がんばるぜ!
— 小林信也@プロ雑用・社長の右腕 (@ShinyaKoba1979) July 9, 2024
ちなみに初めての二階席ですが、ここは実況中継に最適化でした!じつは途中まで空調の冷風がすごくて危険がやばかったですが、最初の休憩前には止めてくださったので無事に乗り切れました。スタッフの方ありがとう!
kintonehiveとは?
kintoneのユーザーが活用アイデアを共有するライブイベントです。各地区代用に選ばれたユーザーは、11月の幕張メッセで行われるサイボウズデイズのkintoneAWARDに登壇することができます。私も2019年にアソビューの事例で東京代表として登壇しています。
kintonehive東京はじまる!
東京会場は全国でも最多の7組が登壇されるため、スタートは他の地区よりも30分早い14時スタート。開場も13時からですが、早くから界隈の人々は会場近くのフードコートで名刺交換会していましたw
おるなぁー、と横目でスルーして通り過ぎましたw
— 小林信也@プロ雑用・社長の右腕 (@ShinyaKoba1979) July 9, 2024
あんなところで立って名刺交換してんの界隈の人しかおらんやろがい!www https://t.co/dRCWZBNGWt
東京会場では当日約700人が参加されていたとのこと。二階席の後ろでは立ち見されている方もいましたので、全席満杯ということですね。ちなみに最終的に来場人数は800人を超えたそうです!すごいなぁ、さすが東京。
![](https://assets.st-note.com/img/1720672394215-jRobF0t8cM.png?width=1200)
(あちらは1000人、コロナきっかけで無くなったのは残念です)
一組目 ㈱アクタス 青松さん、小鑓さん
一組目は㈱アクタスの青松さん、小鑓さん!
— 小林信也@プロ雑用・社長の右腕 (@ShinyaKoba1979) July 9, 2024
アクスタではないよ!()#kintonehive
カタカナで社名を見た時はピンと来ませんでしたが、ショッピングモールなどよく見かけるACTUSさんでした!全国区やん!
アクスタってあのアクスタでしたか。たまに駅ビルとかで見かける雑貨屋さん?のイメージ。オフィスデザインとかもやってるそうです。#kintonehive
— 小林信也@プロ雑用・社長の右腕 (@ShinyaKoba1979) July 9, 2024
僕の中では雑貨屋のイメージが強かったんですが、家具の取り扱いがメインだそうです。登壇内容は既存の業務改善と、CS向上、新規事業の家具修理の立ち上げについてと盛りだくさん。
家具修理は受注から納品まで約15工程あるが、各工程がブラックボックス化していたという。わかります、業務改善あるあるですね。#kintonehive
— 小林信也@プロ雑用・社長の右腕 (@ShinyaKoba1979) July 9, 2024
青松さんが上司に言われた言葉。これは未だに意識できてない人多いです。周囲が変化しているんだから、留まっていたらゆでガエルになるのです。
上司「現状維持は緩やかな衰退」そりゃそうだ。#kintonehive
— 小林信也@プロ雑用・社長の右腕 (@ShinyaKoba1979) July 9, 2024
上司からkintoneを紹介された青松さん、チャレンジしてみることにしたのち、まずスケジュールなどを見える化することに。#kintonehive
— 小林信也@プロ雑用・社長の右腕 (@ShinyaKoba1979) July 9, 2024
青松さん、メンバーは使ってくれるかな…100%完成してリリースしたい…会社に仲間が居なくて一人で不安…まさに業務改善の不安あるあるを抱えていたそうです。
しかし、ここも業務改善あるある。さまざまな導入あるあるにぶつかる。それによって上がったスキルは「テヘペロ力」wわかるww #kintonehive
— 小林信也@プロ雑用・社長の右腕 (@ShinyaKoba1979) July 9, 2024
「業務改善あるあるは…ある!」という学びw
業務改善に携わってると少々の出来事では動じない精神力、なんとかなるだろう力、やらかしても「ごめんね♡テヘッ」で乗り切るテヘペロ力が身につきますよねw
続いては小鑓さんにバトンタッチして、CSの向上施策について。
ここからは小鑓さんからコンタクトセンターの話題に。
— 小林信也@プロ雑用・社長の右腕 (@ShinyaKoba1979) July 9, 2024
ここでも出てくる属人化と情報の分散が問題に。#kintonehive
特に情報にたどり着けないというのは問題。お客様を待たせてしまうという事象が多発していた。どうやって解決しようか?と頭を抱えていた。#kintonehive
— 小林信也@プロ雑用・社長の右腕 (@ShinyaKoba1979) July 9, 2024
そこにkintone先駆者の青松さん登場。
そこで青松さん「kintoneでええんちゃいます?」#kintonehive
— 小林信也@プロ雑用・社長の右腕 (@ShinyaKoba1979) July 9, 2024
それ、kintoneで全部できまっせ!みたいなノリ、界隈あるあるw
親子アプリで情報の一元化、kintoneでまとまる#kintonehive
— 小林信也@プロ雑用・社長の右腕 (@ShinyaKoba1979) July 9, 2024
データをためていても、必要なときに必要なものに素早くたどり着けなければ意味がない。それを青松さんといっしょにkintoneで解決。肝は親子アプリにしたこと。データの構造に親子関係を作ることはリレーショナルDBの基本でもありますね。kintoneで素早く業務改善できたことで、現場からも改善要望がどんどん上がってくるようになったとのこと。
ここまでが既存業務の改善。次からは新規事業。家具の買取サービスを始めることになったのを、kintoneで。#kintonehive
— 小林信也@プロ雑用・社長の右腕 (@ShinyaKoba1979) July 9, 2024
青松さん、新規事業の設計図を作ってみたが、規模が多くて一人では無理そう。小鑓さんも巻き込んで一緒に殺ることに。大枠については一ヶ月でつくりあげた。
— 小林信也@プロ雑用・社長の右腕 (@ShinyaKoba1979) July 9, 2024
このスピード感はkintoneならではですねぇ。#kintonehive
実際に使い始めたところ、これまで見えていなかったレア情報が見えてくるようになった。これを次の改善の種として使えるようになった。#kintonehive
— 小林信也@プロ雑用・社長の右腕 (@ShinyaKoba1979) July 9, 2024
お二人は社内ではkintone兄弟と呼ばれているらしいw#kintonehive
— 小林信也@プロ雑用・社長の右腕 (@ShinyaKoba1979) July 9, 2024
しかしお互い支え合うことができたからチャレンジできた。一人ではないという心強さ。#kintonehive
— 小林信也@プロ雑用・社長の右腕 (@ShinyaKoba1979) July 9, 2024
3年半たって、今は更に進めて、社内のkintoneアプリ開発者15名を巻き込んで、kintone道場という社内コミュニティ活動を初めている。#kintonehive
— 小林信也@プロ雑用・社長の右腕 (@ShinyaKoba1979) July 9, 2024
周囲を巻き込み、頼り頼られるという循環が回り始めると様々な化学反応が起こる。kintoneというツールを通してチームワークが生まれるということですね。#kintonehive
— 小林信也@プロ雑用・社長の右腕 (@ShinyaKoba1979) July 9, 2024
青松さん、社内でkintoneええぞと喧伝していたらしい。そういうのも大事ですよねぇ。#kintonehive
— 小林信也@プロ雑用・社長の右腕 (@ShinyaKoba1979) July 9, 2024
〆は「知識は過去、知恵は未来」#kintonehive
— 小林信也@プロ雑用・社長の右腕 (@ShinyaKoba1979) July 9, 2024
巻き込み力の青松さんと巻き込まれ力の小鑓さん、kintone兄弟の掛け合いも楽しめたスタートにふさわしい登壇でした!
二組目 インデックス㈱ 牧さん
二組目はインデックス㈱の牧さん!#kintonehive
— 小林信也@プロ雑用・社長の右腕 (@ShinyaKoba1979) July 9, 2024
補助金を活用した「大規模開発」!#kintonehive
— 小林信也@プロ雑用・社長の右腕 (@ShinyaKoba1979) July 9, 2024
インデックスでは建設業のプロジェクトマネジメントを担当する会社。牧さんも一級建築士でありITエンジニアでもあるという強強属性です!
そんなインデックスの課題は?
— 小林信也@プロ雑用・社長の右腕 (@ShinyaKoba1979) July 9, 2024
稟議システム、ペーパーレス、情報漏洩対策、工数管理、BIなどもバッチリ。一件課題はなさそうですが、それらが実は全て違うシステムなので、二重入力が多発し、入力ミスが多かった。#kintonehive
多発する二重入力をどうクリアしたか?
— 小林信也@プロ雑用・社長の右腕 (@ShinyaKoba1979) July 9, 2024
iPaaSやRPA連携、スクラッチ開発なども検討したが、拡張性と柔軟性でkintoneを選択した。ここまではまぁ、よくある話。#kintonehive
スモールスタートを繰り返した結果、個別最適ばかりになってしまったということですね。この状況を鑑みて、大規模開発をしないといけないと牧さんは考えられたわけですね。これはエンジニアとしてだけではなく、建築士という視点からがあったからこそとも思いますねぇ。
なぜ大規模システムにしたのか?
— 小林信也@プロ雑用・社長の右腕 (@ShinyaKoba1979) July 9, 2024
さまざまな個別システムがすでに合ったので「また新しいツール?」などの反発も予想されたので、意思を持って「変わる!変える!」ということを知ってもらうためにも大規模開発を選択した。#kintonehive
しかし、そうは言うもののなかなか稟議が降りず。その理由は…
すでに多額に投資していたのでそれがネックでなかなかGOが出なかったらしい。#kintonehive
— 小林信也@プロ雑用・社長の右腕 (@ShinyaKoba1979) July 9, 2024
最後は牧さん、やり切るのでやらせてほしい!という泣き落としでようやくGOをこぎつけたという。#kintonehive
— 小林信也@プロ雑用・社長の右腕 (@ShinyaKoba1979) July 9, 2024
数字やデータだけでなく、熱意で稟議を勝ち取った牧さん、あえて泥臭い手段、しかしその情熱で突破!業務改善はこういう人間力も大事ですよね。しかし、ただ単にプロジェクトを進めるとコストが嵩むのは目に見えているので、ここで補助金を活用。IT導入補助金やものづくり補助金などを申請して費用を捻出。補助金の申請も大変ですよねぇ…牧さんのやりきり力!
いかにもエンジニアらしい発表でしたね。
— 小林信也@プロ雑用・社長の右腕 (@ShinyaKoba1979) July 9, 2024
牧さん、お疲れさまでした!#kintonehive
三組目 ケアパートナー㈱ 橋本さん
三組目はケアパートナー㈱の橋本さん!
— 小林信也@プロ雑用・社長の右腕 (@ShinyaKoba1979) July 9, 2024
きゃー!はっしー!がんばれ〜〜〜!!#kintonehive
昨年kintonecafé参加率最多のはっしーさん、いよいよ登壇です!
ガチガチに緊張してるぞはっしー!w#kintonehive
— 小林信也@プロ雑用・社長の右腕 (@ShinyaKoba1979) July 9, 2024
ケアパートナーは大東建託の子会社。社員数は3000名超!エンプラやん。#kintonehive
— 小林信也@プロ雑用・社長の右腕 (@ShinyaKoba1979) July 9, 2024
ケアパートナーのkintoneアプリ運用体制は?
— 小林信也@プロ雑用・社長の右腕 (@ShinyaKoba1979) July 9, 2024
システム部門だけが管理機能を持つのではなく、本社の全部門がそれぞれ管理機能を持っている。#kintonehive
一般的に多いのはシステム部門だけが管理機能を持っていて、他の部門は利用者であるということ。ケアパートナーでは、人事や総務、経理ほか事業部門も含めて全部門で管理体制を敷いているとのこと。その数100人。最初からこの体制なのはすごいですね。
100名を社内でkintone教育をした!#kintonehive
— 小林信也@プロ雑用・社長の右腕 (@ShinyaKoba1979) July 9, 2024
100名を教育したことで何がおこったか?
— 小林信也@プロ雑用・社長の右腕 (@ShinyaKoba1979) July 9, 2024
その教育された第一世代が、次の世代を自主的に教育するように。つまりkintoneが当たり前のものとなった。#kintonehive
100人の教育にはサイボウズのコンテンツをフル活用したのこと。その100人から新入社員へ教育するという流れができているため、ケアパートナーにとってkintoneは当たり前の存在に。これはまさにExcelのように、ということですよね。
作業日報を正しくデータとして集計する。日報アプリを使っている企業は多いと思いますが、データ化って案外されない印象ですが、しっかりとやられてますね。#kintonehive
— 小林信也@プロ雑用・社長の右腕 (@ShinyaKoba1979) July 9, 2024
自分がそれぞれどの作業にどれくらい時間をかけているのかが、ぱっと見れるようになっている。これは良い。何にどれくらい時間かかったのかって、案外自分でも把握できてないんですよね。#kintonehive
— 小林信也@プロ雑用・社長の右腕 (@ShinyaKoba1979) July 9, 2024
作業日報がデータとして活用できるようになったので、そこから新しい業務改善のヒントになる。うんうん、まず可視化っていう話ですよね。大切です。#kintonehive
— 小林信也@プロ雑用・社長の右腕 (@ShinyaKoba1979) July 9, 2024
しかし課題も。
— 小林信也@プロ雑用・社長の右腕 (@ShinyaKoba1979) July 9, 2024
特定の人に教育の手間が集中することに。
アプリマイスターをチーム化することでクリアできないかと構想している。コミュニティですね。#kintonehive
最後までガッチガチだったなはっしーさんw#kintonehive
— 小林信也@プロ雑用・社長の右腕 (@ShinyaKoba1979) July 9, 2024
四組目 小善本店㈱ 小林さん、松川さん
休憩終わって4組目!
— 小林信也@プロ雑用・社長の右腕 (@ShinyaKoba1979) July 9, 2024
小善本店㈱の小林さん、松川さん!#kintonehive
小善本店は海苔やさん。海苔屋の情シスのお二人です。#kintonehive
— 小林信也@プロ雑用・社長の右腕 (@ShinyaKoba1979) July 9, 2024
2020年にhive名古屋で登壇された坂井海苔店以来、2社目の海苔屋事例w
創業が明治27年、130年超えの老舗企業。社員も300人超。#kintonehive
— 小林信也@プロ雑用・社長の右腕 (@ShinyaKoba1979) July 9, 2024
海苔屋の情シスが考える、IT化の理想、とは?#kintonehive
— 小林信也@プロ雑用・社長の右腕 (@ShinyaKoba1979) July 9, 2024
かつては市販の基幹システムが稼働していた。 しかし、現場では紙やExcelがいまだ使われいるという業務改善あるある。システム外システム。 #kintonehive
— 小林信也@プロ雑用・社長の右腕 (@ShinyaKoba1979) July 9, 2024
市販パッケージシステムに対するフラストレーションはどの業界でも聞くことですね。そこから柔軟性の高いkintoneへの乗り換えも。#kintonehive
— 小林信也@プロ雑用・社長の右腕 (@ShinyaKoba1979) July 9, 2024
基幹システムとの連携はよくある話ですが、やはりリアルタイム性やデータの信頼性で問題あるのもよくある話ですねぇ。#kintonehive
— 小林信也@プロ雑用・社長の右腕 (@ShinyaKoba1979) July 9, 2024
基幹システムとkintoneの連携も検討したそうですが、やはりそうことはカンタンではなく…
そこで思い切って基幹システム連携を捨てて、kintoneで基幹システムを作ろう!という決断。しかし当然そこには苦難の道が…#kintonehive
— 小林信也@プロ雑用・社長の右腕 (@ShinyaKoba1979) July 9, 2024
基幹システムゆえ、対象業務と機能が複雑で膨大。kintoneならではの制約把握、アプリ間データの整合性担保などが大変だったと。#kintonehive
— 小林信也@プロ雑用・社長の右腕 (@ShinyaKoba1979) July 9, 2024
情シスらしい、オーソドックスな活用事例でしたが、しっかりと理想を描いて、そこへ向けて一つ一つ課題をクリアしていった事例は多くのヒントがありますね。#kintonehive
— 小林信也@プロ雑用・社長の右腕 (@ShinyaKoba1979) July 9, 2024
五組目 ㈱成田デンタル 吉原さん
五組目は㈱成田デンタルの吉原さん!#kintonehive
— 小林信也@プロ雑用・社長の右腕 (@ShinyaKoba1979) July 9, 2024
はっしーさんと共にcafé東京の常連であるよっしーさんこと、吉原さんの登壇です!caféからの登壇の流れ、もはや定番化しつつあります!
成田デンタルは、歯科医院と歯科技工所の間を取り持つ営業商社。歯型などの技工物を取り扱っており、基本的に各営業所の営業が30〜40件のルートセールスを行っているそうです。
共感を得るしくみ、共感をするしかけ
— 小林信也@プロ雑用・社長の右腕 (@ShinyaKoba1979) July 9, 2024
これをkintoneでどう実現したのか?#kintonehive
2022年、突如社長が交代。それにより全体の方針が変更。一般営業職の活動に対して管理職がチェック&コメントしなくてはならないことに。
パッケージ版サイボウズOfficeの製品終了ということで何に乗り換えるか?kintoneに乗り換えると、コストが倍増、稟議が通らないという壁…#kintonehive
— 小林信也@プロ雑用・社長の右腕 (@ShinyaKoba1979) July 9, 2024
またサイボウズOfficeとつかっていた成田デンタル。パッケージ版が2027年に終了ということ、またクラウド版でもユーザー数上限で引っかかるため、kintoneへの乗り換えを検討しましたが、kintoneはサイボウズOfficeよりも1ユーザーあたりのコストが高い、ということもあって稟議はすんなり通らなかったそうです。そこで、吉原さんはkintone化することによって付加価値があることを追加。ベネフィットの提示ですね。しかし…
承認の壁を超えるために、顧客管理と活動管理を統一し、マネジメントの質を向上しよう!ということで再度管理層にプレゼン!しかし「でもコストあがるんでしょ」というw#kintonehive
— 小林信也@プロ雑用・社長の右腕 (@ShinyaKoba1979) July 9, 2024
なかなか首を縦に振ってくれない社長w
しかし、なんとか最小ユーザー数でのお試しは許可を得た。これで壁に小さな穴を開けることに成功!#kintonehive
— 小林信也@プロ雑用・社長の右腕 (@ShinyaKoba1979) July 9, 2024
なんとか小さな希望を繋いだ吉原さん、次に取った行動が業務改善では忘れられがちで、とても大切なことです。
各営業所の所長さんの人柄をよく把握する。
— 小林信也@プロ雑用・社長の右腕 (@ShinyaKoba1979) July 9, 2024
システムの導入で疎かになりがちなポイントですね。#kintonehive
各営業所ごとにバラバラだったフォーマットの統一にあたり、最初に行ったのは話を聞きに行くこと、現場に飛び込んでみる。これ、業務改善担当者は効率よくやろうとして失敗するやつですが、吉原さんは泥臭く地道に活動されました。
現場の要望に合わせてプラグインや連携サービスも使用して使用感を上げる。現場に寄り添う開発ですね。#kintonehive
— 小林信也@プロ雑用・社長の右腕 (@ShinyaKoba1979) July 9, 2024
現場ではPC、スマホ、タブレット、手帳など、各営業マンの入力デバイス(手帳…w)はバラバラ。なのでその居住性は強く意識したそうです。徹底的に現場に寄り添っています。
こうした地道な取り組みの結果、コスト面で渋っていた社長もついには味方にすることに成功。kintoneの全社導入にはトップダウンの力も利用するようにと激アツコメントをもらえました。すごいですね!
ポータルにも一工夫。
— 小林信也@プロ雑用・社長の右腕 (@ShinyaKoba1979) July 9, 2024
単にアイコンを配置するだけではなく、明らかに押せるようなデザインとわかりやすい名前で配置。#kintonehive
一つの行動量を減らすことで、使いやすさを極める。徹底的に人を見てますね。#kintonehive
— 小林信也@プロ雑用・社長の右腕 (@ShinyaKoba1979) July 9, 2024
kintoneを使ってもらうのではなく、kintoneを使わざる得ない仕掛け、継続して使ってもらう仕掛けが盛り沢山ですね。細かいTIPSだけど、非常にリアリティある。#kintonehive
— 小林信也@プロ雑用・社長の右腕 (@ShinyaKoba1979) July 9, 2024
今回の取組でどれだけの効果があったのか?アンケートと直接の聞き取りで、定量定性の両方から効果を把握しているのすごいなぁ。ここまでやってる例ってあんまり聞かない。#kintonehive
— 小林信也@プロ雑用・社長の右腕 (@ShinyaKoba1979) July 9, 2024
データの自分ゴト化、という視点についても触れられていましたが、自分がいつどれだけ何をしているのか、というのは案外自分でもわからないものなんですよね。それを可視化してあげることで、データを起点に行動が変わるという仕掛けは大切な視点です。
共感を得るしくみ、人を動かすしくみ、というキーワードが出ていましたが、kintoneだろうがなんだろうがやはりそれらは単に手段であり、手段を改善するだけは業務改善はうまくいかなくて、手段を使ってどうやって人を動かすのか、人を動かすには感情を動かさないとダメだっていう話なんですよね。吉原さんはそこを徹底的にやりきっているなぁと思いました。
仕組みを整えることで働くを楽しいに!#kintonehive
— 小林信也@プロ雑用・社長の右腕 (@ShinyaKoba1979) July 9, 2024
六組目 司法書士法人NCP 山下さん、酒井さん
六組目は司法書士法人NCPの山下さん、酒井さんです!#kintonehive
— 小林信也@プロ雑用・社長の右腕 (@ShinyaKoba1979) July 9, 2024
NCPグループは相続に特化した司法書士法人だそうです。いろいろこれから忙しくなりそうな業種っすねw#kintonehive
— 小林信也@プロ雑用・社長の右腕 (@ShinyaKoba1979) July 9, 2024
小川さん「酒井さんは私が勝手にhiveにエントリーしました〜♪」軽いなw#kintonehive
— 小林信也@プロ雑用・社長の右腕 (@ShinyaKoba1979) July 9, 2024
なぜか小川さんと書いてありますが、山下さんの間違いです!(誰やねん小川さんw失礼しました)
DXを目指すぞ!という代表の一声で、タクシーの映像広告を見てどんどんサービスを導入。あー、ありがちなw#kintonehive
— 小林信也@プロ雑用・社長の右腕 (@ShinyaKoba1979) July 9, 2024
サービスが多岐に渡るので多重入力やミスも多くなるのは当然ですね。#kintonehive
— 小林信也@プロ雑用・社長の右腕 (@ShinyaKoba1979) July 9, 2024
二組目の牧さんの話にもあった、個別最適の結果…というアレ
アカウントの管理も煩雑になって管理側も大変なんですよねぇ。
山下さん個人の課題から、チームの課題まで一気通貫するためには何したら良いのか!という悩み。kintoneは導入していたが、社内では「あれって勤怠管理のシステムでしょ?」という評価でいまいち。いろいろめんどくささを感じていた山下さん、Daysの開催を見つけて酒井さんを誘って見に行くことに。
めんどくささを感じてた山下さん、サイボウズデイズに酒井さんを誘って見に行ったと。2022年。#kintonehive
— 小林信也@プロ雑用・社長の右腕 (@ShinyaKoba1979) July 9, 2024
そこでkintoneの有用性をあらためて見出したお二人、しかし誰がやるんだ…?と酒井さんは思ったwここで発揮される山下さんの巻き込み力!
kintoneを入れたらどうなるのか?何がよくなるのか?を全社員にプレゼンした!#kintonehive
— 小林信也@プロ雑用・社長の右腕 (@ShinyaKoba1979) July 9, 2024
いきなり全社員にプレゼンとか普通考えてもやりませんが山下さんはやりきったw
kintoneが必要そうなバックオフィスのみなさんを巻き込んだ。山下さん、巻き込み力高そうよねw#kintonehive
— 小林信也@プロ雑用・社長の右腕 (@ShinyaKoba1979) July 9, 2024
リテラシーの低い人々にハンズオンをするのに、全国行脚することに!なにせZOOMの起動すらなかなか難しい人々、だからこそ現地に行って!#kintonehive
— 小林信也@プロ雑用・社長の右腕 (@ShinyaKoba1979) July 9, 2024
リテラシー低いのにチャット文化なのかw#kintonehive
— 小林信也@プロ雑用・社長の右腕 (@ShinyaKoba1979) July 9, 2024
ZOOMの起動もままならないのにチャット文化なのは謎ですが、どういうことなのかはわかりませんでしたw
それはそれとして全国行脚までの決断スピードたるや考えるより行動!という山下さんのキャラ特性がよくわかりますwやりきったけど失敗も。
全国行脚の失敗。ハードスケジュールすぎて山下さん以外体調を崩したw #kintonehive
— 小林信也@プロ雑用・社長の右腕 (@ShinyaKoba1979) July 9, 2024
山下さん「私は飲み会の二日酔い以外は大丈夫でした」
いやダメだろw
メンバーをラーメン屋でスカウトw
— 小林信也@プロ雑用・社長の右腕 (@ShinyaKoba1979) July 9, 2024
それはナンパというのではwww#kintonehive
会場中が???となった瞬間でしたw
ナンパしたメンバーは、入社後4万件のデータのトランスフォームと移行を担当しやりきったそうです。(余談ですが私も10万件やりました一人でw)
他のメンバーも、入社二ヶ月でマニュアルを作らせるなど、山下さんの巻き込み力とぶん投げ力が光る話です(スパルタが過ぎるw
システムを一方的に導入することによる現場の抵抗感が強くなるっていうのはありますよねぇ。#kintonehive
— 小林信也@プロ雑用・社長の右腕 (@ShinyaKoba1979) July 9, 2024
全国行脚したことに対しては色々と意見もあるでしょうが、NCPの場合は、それをしたことで現場との信頼感が増し、結果的にうまく行った。5組目の吉原さんの例でもそうですが、最後にものを言うのは現場との繋がり、人間同士の信頼関係だったりしますよねぇ。
とにかくあかるい山下さんとそれを暖かく見守る酒井さんのコンビネーションが光る登壇でした!
七組目 東京電力エナジーパートナー 久保さん、櫻井さん
さて、全国唯一の7組目、全国のhiveの大トリはこれまたエンプラ事例!
七組目は東京電力エナジーパートナーの久保さん、櫻井さんです!#kintonehive
— 小林信也@プロ雑用・社長の右腕 (@ShinyaKoba1979) July 9, 2024
導入当初2人から1年で500人に!
— 小林信也@プロ雑用・社長の右腕 (@ShinyaKoba1979) July 9, 2024
これはkintoneアプリをつくる人ですかね?#kintonehive
まずは方針を決定。現場主導を軸に。
— 小林信也@プロ雑用・社長の右腕 (@ShinyaKoba1979) July 9, 2024
なるほど、ガバナンスからはじめたんですねぇ。#kintonehive
まずガバナンスから入るところは、まさしくエンプラっぽさあります。
最初の担当者が2人だったのもある狙いから。
kintone専任を2人からしたことで、コミュニケーションコストなどを抑え、機動力を上げる。人数のスモールスタートってことですね。#kintonehive
— 小林信也@プロ雑用・社長の右腕 (@ShinyaKoba1979) July 9, 2024
※専任ではなく兼任の間違いです
導入に伴う現場浸透に当たってはこんな工夫も
一時間一本勝負でプレゼン。
— 小林信也@プロ雑用・社長の右腕 (@ShinyaKoba1979) July 9, 2024
15分紹介、30分ヒアリング、15分でデモ#kintonehive
そんな活動をしていく中で社内からは「元サイボウズの人?」と聞かれるまでにwこれもよく聞く話ですw
ときに「そこまでできるなら作ってよ!」と言われるが、方針は変えず、あくまで現場主導を貫いた。#kintonehive
— 小林信也@プロ雑用・社長の右腕 (@ShinyaKoba1979) July 9, 2024
運用ルールは、やっていいこと、ではなく、やってはいけないことを中心に細かく記載した。あくまでサポートを徹底するのに大事ですよね。#kintonehive
— 小林信也@プロ雑用・社長の右腕 (@ShinyaKoba1979) July 9, 2024
やっていることは完全に伴走パートナーです!
導入推進のサポート状況もSFA的にきちんとkintoneで管理しているという。#kintonehive
— 小林信也@プロ雑用・社長の右腕 (@ShinyaKoba1979) July 9, 2024
現場主導でアプリを開発させるときのデメリットとして乱立して管理できないという課題をよく聞きますがそれに関してはこのような工夫も。
開発と運用の間に現場管理者の承認を挟むことで、本番データが荒れないように工夫。サンドボックス的なあれですよね。#kintonehive
— 小林信也@プロ雑用・社長の右腕 (@ShinyaKoba1979) July 9, 2024
ガバナンスをしっかり効かせることでよい環境を維持するのも管理者の大事なお仕事ですよねぇ。
必要なデータは可能な限り自動的に取得できるように、JSも駆使しながら工夫しているという。定期レポートも駆使して基本機能と正しいカスタマイズの組み合わせですね。#kintonehive
— 小林信也@プロ雑用・社長の右腕 (@ShinyaKoba1979) July 9, 2024
標準機能とカスタマイズの組み合わせはかくあるべし、ですね。お見事。
「kintoneがないと仕事が進まない!」というユーザーの評価は推進者冥利ですねぇ。#kintonehive
— 小林信也@プロ雑用・社長の右腕 (@ShinyaKoba1979) July 9, 2024
ここからは今後の展望。社内コミュニテイに関して。
途中、kintoneの導入サイクルの現状についての図が出ていました。左に現場の主体性におけるkintone開発・活用ループ、右側に久保さんたちDX推進チームの連携(伴走)ループですが、この図、どこかで似たようなものを見たぞ?と思いましたらこれは先日のCMC Meetupで小原さんが仰っていたコミュニティマーケティングにおけるグロース&フックループだと気づきました。意識されていたのかはわかりませんが、社内のkintone活用者と伴走サポーターの関係性は、コミュニティの動きに似てくるのかもしれません。
![](https://assets.st-note.com/img/1720679403124-BivtsAII9j.png?width=1200)
また、社内のランク制度による教育者のランクが上がるという話も、コミュニティ参加者の成長(ワナビーズ→フォロワー→リーダー)につながる話でした。社内コミュニティをどのように広げていくかということを実践されているわけですね。非常に興味深いです。
点(メンバー)の育成から面(チーム)の成長へとつなげる。すべてが計画的ならかなりすごいですね。#kintonehive
— 小林信也@プロ雑用・社長の右腕 (@ShinyaKoba1979) July 9, 2024
結果的に年間3万時間の削減ができたということで、定量的な効果も抜群。ここらへんはエンプラならではの数の真理、小さな工夫も規模があれば大きな効果が出るという好例ですね。
推進の振り返りポイント
— 小林信也@プロ雑用・社長の右腕 (@ShinyaKoba1979) July 9, 2024
危機感、勇気、目的#kintonehive
危機感から始め、勇気をもって進み、目的を常に忘れない。
どれも大切なポイントで、業務改善に欠かせません。
エンプラならではの高度な活用事例でしたね。
— 小林信也@プロ雑用・社長の右腕 (@ShinyaKoba1979) July 9, 2024
久保さん、櫻井さん、おつかれさまでした!#kintonehive
櫻井さんから久保さんへの質問する掛け合いスタイルが聞きやすくて良かったですね。コンビ登壇の利点を生かされてました。#kintonehive
— 小林信也@プロ雑用・社長の右腕 (@ShinyaKoba1979) July 9, 2024
トリを飾るにふさわしい事例発表でした!
投票&スペシャルセッション
さぁ、7組も終わり続いて振り返りと投票タイム!
流石に7組実況中継しているのでへとへとですw
さすがに7組は疲弊するな…w#kintonehive
— 小林信也@プロ雑用・社長の右腕 (@ShinyaKoba1979) July 9, 2024
地域企画としてのスペシャルセッションは、かんちゃんことサイボウズ神田さんと、ユーザー代表のお二人石井さん筋さんによる、キンコミに関するセッションでした。
投票後の登壇者への一言コメントを書きながらのんびり拝聴しましたw
キンコミは石井さんの部屋なのかもしれないw#kintonehive
— 小林信也@プロ雑用・社長の右腕 (@ShinyaKoba1979) July 9, 2024
関東甲信越地区の代表は!?
さぁ、いよいよ発表!
関東甲信越代表は成田デンタルの吉原さんです!!!
— 小林信也@プロ雑用・社長の右腕 (@ShinyaKoba1979) July 9, 2024
おめでとうございます!!!
きゃー!よしぼーさーん!!#kintonehive pic.twitter.com/YwevPMQvl4
ということで、見事代表に選ばれたのは、元サイボウズOffice推しの成田デンタル・吉原さんでした!おめでとうございます!!!
さぁ、これで全国代表すべて出揃いました!AWARDが楽しみですね!
観覧の感想
つかれました!まじで!w
14時から18時までぶっ続けですからねぇ。
スタッフの皆さんもお疲れさまです!
正直言うと、4組目までは非常に惜しい!と思う発表が続きました。どれも大きいチャレンジだったと思うし学びもあったのですが、「あー、そこもうちょっと掘り下げてほしい、聞きたい〜」と思う内容が続きましたが、その後からはぐんぐん引き込まれる登壇が続き、7組目まで聞き飽きること、学ばさせてもらいました。
他のhiveの感想でも書いていますが、今年は例年になく社内活用の拡大、社内コミュニティに関しての事例を多くあり、kintoneの市場フェーズが変わりつつあると実感させられました。どの会場も最後はエンタープライズ企業の事例が並んでいて、これまでのhiveでは規模感の違う事例が並んでいたもの印象的です。私も伴走パートナーとしても非常に学びの深い観覧でした。
そしてこの方にも感謝を!
ミコさん、いつもありがとうございます!#kintonehive pic.twitter.com/8nsAR43xxH
— 小林信也@プロ雑用・社長の右腕 (@ShinyaKoba1979) July 9, 2024
そして、ここからが本番だぜ!()
![](https://assets.st-note.com/img/1720680519267-3UYc24Cjrm.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1720680577935-5gvW2NEuJJ.png?width=1200)
hiveとそのあとの懇親も含めて、毎会場さまざまな方とお話できました。
かまっていただいたみなさま、ありがとうございました!
ということで、kintonehive Tokyo vol.19 の観戦レポートでした!
AWARDが楽しみです!
★★重大発表★★
そしてここでお知らせ!
8月お盆過ぎ、名古屋にて弊社MOVED主催で、kintonehiveの振り返りイベントを企画中です!!!詳細はまたお知らせしますので、楽しみにしていてくださいね!(現地&ライブ配信のハイブリットで開催予定)
それじゃ、また!👋
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