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過去はすでに死んでいる

煩悩ってなんで108なの?
こんばんわ、プロ雑用です。

今年最後のnoteです。
毎年12月はnote投稿月間みたいになってるのですが、これは良くない癖という習慣だなぁ、と反省しております。だいたい、長いんだよね私のnoteは。

ところで今日は大晦日というやつです。
毎月末を晦日っていうの、知ってました?
年の最後なので、大きいんですね。知らなかったんだけど「かいじつ」でも間違いじゃ無いらしいです、晦日。日本語によくある「晦日(かいじつ)」と「三十日(みそか)」が習合しちゃった感じなのかなぁ。

まぁ、ともあれ今年2023年も今日で終わり。
今年もいろいろあったと思うんですが、もう全部過去のことなのですっかり忘れています。now忘却ing。私の記憶は3秒しか持ちません。
というより、人間の記憶は基本的に数秒しか持たないらしいですね。フラッシュメモリーすぎる。フラッシュというかフレッシュかな。
記憶は箱にしまうというイメージで語れがちですが、実際のところはシナプスの接続、回路のリレー的に記憶されるらしいです。
なので、強い感情、あるいは繰り返しの肉体的感覚(体の記憶)が伴って初めて長期記憶になるのだとか。だから「あ、あれやらなきゃ」と思っても、別のことを始めると、もうさっきの記憶は消えている…というのは誰でも覚えがありますよね。ちなみに私はしょっちゅうですw

シナプスの接続はしょっちゅう経路が変わるということもあって、人間の記憶は、PCの保存データとは違って、容易に勝手に書き換わります。時間経過とともに極めて曖昧になってくるんですよね。
なので一年のことを具体的に思い出すには、とっても時間がかかるし、正確ではない可能性も極めてたかい。後知恵バイアスという現象が示すとおり、容易に都合よく記憶を書き換えてしまいます。
そういう意味で、タイトルの通り「過去は死んでいる」。生き返るときには、元通りに再生されない、という意味ではゾンビ的とも言えます。

しかし、それでいいのだと思います。
基本的に人間は良いことも悪いことも忘れることで癒やされるのですから。

インターネットが普及してSNSやクラウドストレージに永久にデータが残り続ける、というのも恐ろしいもんですよね。インスタのストーリーズのように消えていくものが好まれるのもそう考えれば確かになぁとは思うわけです(まぁあれとて完全消去ではないですが)。

というわけで、お世話になった人もお世話した人も、等しくありがとうございました。来年も来年でいろいろとあるんだろうけど、それは来年の話なのでとりあえず置いときます。

過去も死んでて未来もまだ無いなら、やはり我らは今生きているんですね。

ということで、さようなら2023年癸卯、明日からよろしく2024年甲辰。
それじゃ、また👋

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