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2024.04.26 #kintonehive sapporo vol.2 観戦レポート!

こんにちわ、プロ雑用です!
本日は7月5日。来週には今年最後のkintonehive Tokyoの開催が控えております。そんな中、4月26日の#kintonehive sapporo の観戦レポートをしたためております。遅くなった!ごめんなさい!!

ということで思い出しながら行ってみよー
今回も自分の実況ポストを中心にまとめていきますよ!


kintonehiveとは?

kintoneのユーザーが活用アイデアを共有するライブイベントです。各地区代用に選ばれたユーザーは、11月の幕張メッセで行われるサイボウズデイズのkintoneAWARDに登壇することができます。私も2019年にアソビューの事例で東京代表として登壇しています。

kintonehive札幌はじまるよ!

札幌でのkintonehiveは今回で2回目。2022年の1回目から一年開けての開催です。kintonehiveの北海道東北地区は、長らく仙台での開催でしたが、サイボウズの札幌オフィスができたのをきっかけに、北海道でも開催することに。予定はわかりませんが、今後は仙台と交互の開催なのかもしれませんね?

前回開催した会場より広い会場での開催となりました。札幌のランドマーク、テレビ塔近くにある札幌市民交流プラザ・クリエイティブスタジオでの開催となりました。

札幌市民交流プラザ・クリエイティブスタジオ

ということでkintonehive sapporoの始まりです!

一組目 クナウパブリッシング 田中さん、荒さん

勤務管理と工程管理の2つのレガシーのkintone化に挑みましたが、現場からの評価は…使いにくい!!業務改善あるある〜

しかしなんとここで幸運にも!(幸運かなぁw

定量的な効果としては総務課の作業時間は30%、紙の量は20%削減につながったと。これは大きい成果ですね。でもまだ80%の紙は残ってるんだ…

ということでいろいろと社内でも勉強会などされている様子。
そして最後に田中さんから、なぜ荒さんを指名したのか?について。

印刷出版業界というのはバブル崩壊後に業界全体が斜陽化したレガシー産業ですから、業務改善の効果はレガシーな分、高いはずなんですよね。面付け処理なんかは専用のシステムがありますが、工程管理などの事務方のシステムはまだまだレガシーなところはたくさんあるんでしょう。他の会社の参考になるといいですねぇ。しかし、運良くレガシーシステムが壊れなかったら業務改善すすんでいたのか…?w

二組目 システムバンク 中村さん

代表取締役御自らの登壇です!

細かいツッコミはいろいろありますが、まぁオヤジギャクですねw

そして中村さん的には「利益出して、遊ぶぞぉ!」という意気込みだそうです。会場は爆笑w

旧社長が見ることに特化しすぎて他に誰も見れなかった各種ビューの改善、各部門での独自の資料作成などをkintoneによる業務改善によってクリアした中村さん。そのシステムは極めて真っ当な王道の作りでした。
その定量的な効果は絶大で、コピー用紙は▲72%、経費処理時間は▲63%、申請フロー完了までの時間は▲75%、報告書作成時間は▲66%、とそれぞれ削減し、社内処理のミス発生率はほぼ0になったそうです。
効果だけ見ればものすごい費用対効果ですね。
まさにトップが自らやりきった事例でした。

三組目 デーリー東北新聞社 十文字さん

ちなみにデイリースポーツとは縁もゆかりもないそうですw

ネガフィルムだけでも100万枚をキャビネットに保管、検索システムなんてものはないので、アーカイブから発掘するしか無いという状況だったそう。さらに書類も紙、紙、紙。紙への愛が強すぎるので、なかなかkintoneの活用は進まなかったようです。
それでも十文字さんは、紙のレイアウトに限りなく近づけるなどの、現場に寄り添う努力をされていたそう。そういった矢先、一気に活用が進んだきっかけが、コロナパンデミック。

ITツールへの理解が進んできたので、ここで十文字さんはIT駆け込み寺として現場に徹底的に寄り添う施策に。さらに現場の担当を巻き込んで伴走、使い方のレクチャーやマニュアルの整備なども並行してすすめたそう。マニュアルなどはスペースやポータルなども活用し、誰でもカンタンにアクセスできるようにするなど細かい工夫が光ります。

写真のアーカイブに関しては、AWSのS3を活用しkintoneと連携。
S3に放りこんだ写真データの、一覧データをkintoneで持たせました。

これまで手作業でしか探せなかった写真は、デジタルアーカイブ化されたことで、それを使った新たなコンテンツも誕生、しかもそれが人気コンテンツになるという嬉しい効果もあったそうです。これはすごい!まさにDX起こってますね。

今後はkintone✕社内DXに、さらに地域DXも掛け合わせていきたいという十文字さんの意気込みが発表されたところで登壇終了でした。

四組目 資材リンコム 橋本さん

同じ社内でのデジタル格差、案外あるんですよねぇw
とにかく一般工事チームは、マニュアルもシステムも整備されておらず、おまけハンコ文化。承認者は常に不在がちwだし、大量の紙と段ボールに溢れかえっているわ、外勤と内勤がコミュニケーションはしょっちゅうすれ違うわ…というのを見かねて上司がついにkintoneを導入する決断!
しかし…!

匠の手によって次々とアプリが誕生し、どんどん進む業務改善!残業も減った結果、なんと橋本さんは夢だった社会人大学生に!すごいw人生変わっておるw

五組目 北斗型枠製作所 渡邉さん

営業担当と聞いて納得の背筋の良さでしたw

ほんまかいなw万が一にも小笠原とか刺さったらどうすんだろうw
そんな北斗型枠製作所さんの課題は…

ということで社長から渡邉さんに4つのミッション!

  1. 業務を一気通貫できるシステム

  2. 二重入力をさせない、禁止する仕組み

  3. 早い数字報告ができるシステム

  4. 資料作りに時間を書けずに済む仕組み

つまり抜本的なシステム改善のミッション。エンジニアではない営業マンの渡邉さんにとっては、なかなかハードルが高い要求ですが…

しかし、もちろん専任エンジニアではないので、一人でできるはずもなし。そこで、渡邉さんは①チームワーク開発をしよう!②そのために各部署のキーマン・匠を集めよう!と動く!さすが営業です。チームスポーツの経験があるのかもしれませんね。

①のチームワークを醸成・活性化させるためにワイガヤを実施しして、みんなの意識を「やらされている」から自ら「やる」へと変化させたとか、キャプテンの経験とかあるんですかね!

と思ったらなんと福島の匠・2028年kintoneAWARDの矢内さんがサポートに入っていました。納得!!

ほんとに気持ち悪い感じのフローでしたw
メンテがくっそ大変そうでお腹痛くなりますw

六組目 アシスト 浅野さん

レガシーの中のレガシーな単語が飛び出ましたw

これは本当に驚きましたw
残業時間減りましたとか無くなりましたはあるけど、就業時間繰り上げましたは初めてですw

北海道東北地区の代表は!?

ちなみに今回の会場、前回の北海道開催のときの約4倍だったとのことです。いずれはエスコンフィールドで!?()

いよいよ発表!代表の座はどの組が!?

あっという間の約3時間、投票から休憩を挟んでいよいよ発表!

軽快なトークと確かな実績を引っ提げて、郡山からAWARDに乗り込みます!楽しみですね!

観覧の感想

だいぶ以前のような気もしますが、こうやって振り返ってみるとアーカイブ動画を見ずとも記憶がまざまざと蘇ってきました。6組みんなそれぞれ個性があって素敵でしたねぇ。特に最後のアシスト浅野さんのお話はほっこりしましたねぇ。みなさんぜひcaféなどのコミュニティ活動にも参加してほしいなぁ。またお話が聞きたいです!

今年はようやく念願かなって地方大会の会場をすべて回れました。これまでの広島、北海道、福岡、大阪、名古屋の5会場での発表を聞いて、これまでの事例と大きく違う点が1つあるなと感じています。

それは、単純なアプリ作成、システムによる業務改善ではなく、その先のチームによる活用、いわゆる社内コミュニティに関する事例が明らかに増えました。サイボウズの掲げる「チームワークあふれる社会」に向けて、kintoneがその影響力を発揮し始めているのかと感じます。
昨今kintone caféの開催も増えており、コミュニティがますます活性化してきているのを感じますね。

ところで、来週7月9日には2024年最後のhive、関東代表が決まるkintonehive tokyo vol.19がお台場のzeppで開催です!


他の会場のkintonehive観戦レポートは、こちらのマガジンからご覧いただけます。よかったら他のも読んでくださいね。アーカイブを視聴しながらだとよりライブ感を感じれるかも!?

それじゃ、また👋


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