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初の自社単独イベント開催を終えて

おひさしぶりです。お久しぶり過ぎたかもしれません。プロ雑用です!すっかり寒くなりましたがそうかと思うととても暖かい日が続く最近。体調くずしてませんか?私はなんとかキープしていますw

さて、今日は先日12月7日に開催した、弊社MOVEDの初単独イベントMOVED MeetUpについて、語ってみたいと思います。

このnoteはMOVEDアドベントカレンダー12月8日の記事です。


一人のおっさんが泣いた

昨晩ですが、イベントが終わった後、残ったメンバーで軽く打ち上げに行きました。私自身はぐったりとしていたのでお酒も比較的ゆるゆると飲んでおりました。それでも終わった開放感から数名と二次会にも行き、ホテルに戻っていく皆と分かれて一人銀座線を待っていたときのこと。
なぜか唐突に涙が出てきたのです。
「大変だったけど楽しかったなー!」
と思った瞬間に自然と涙が出てきました。
なんという不審者ムーブ、銀座線の中でしくしくと泣くおっさんが一人。きっと周囲には怪訝な顔で見られていたことでしょう…

涙は止まらずグスグスと家に帰り、お風呂に入ってるときには年甲斐も無くわーっと泣きました。1時間ぐらいは泣いていたようです。

寝る頃にはようやく落ち着きを取り戻せたのですが、まぁ、何でしょう、いろいろと感極まったのかもしれません。こんだけ泣いたのは、バイオレットエヴァーガーデン初見に泣いたとき以来です()

40も過ぎたおっさんが一人感極まった(まさにMOVEDした)イベント、MOVED MeetUp!! は、どのように開催するに至ったか、これから簡単に振り返っていきたいと思います。

なぜ開催を決めたか

そもそもなぜ弊社が単独イベントを開催しようと思ったのか。
理由としては3つありました。

MOVEDが知られてなさすぎる

まずそれ以前から社内で
「MOVEDという会社の実態が知られてなさ過ぎる」
ということが問題として上がっていました。
社長の渋谷をはじめとして、コミュニティ内ではそれなりに名前が売れている人たちが多いこともあって一部ではタレント事務所っぽいと言われていた弊社。MOVEDの○○さん、ではなく、○○さんがいるMOVED、という認識を持つ人がそれなりに多いのです。
また、プレゼン、業務改善支援、研修、地域支援など共通性の見えない事業があり、おのおののお客さんはほかのサービスのことを認知できていない、ということもあって、実態がよくわからない、われわれも説明しづらいということも認識していました。
名刺交換していると時折「モビリティの会社ですか」とも言われることもあり、説明してもなかなか理解してもらいづらい状況がありました。
これを解消するには、まずちゃんとMOVEDという存在を認知してもらう必要があり、そのための一つの手段としてイベント開催をしたいという話が上がっていたのです。

今年はcircus🎪が無い

次に、今回開催した12月には、例年サイボウズサーカス(旧名サイボウズデイズ大阪)というイベントが行われていましたが、今年は開催しないということで、ちょうどこのタイミングでイベントをやると集客できるのではないかという考えがありました。まぁ、この考えは甘かったと後に思い知らされるのですが、それは後述いたします。

単純にチャレンジしてみたい

当たり前ですが、日常的にイベントを企画して運営することなど、あまり経験のないメンバーがほとんど。企画側としても、他社イベントへの出店や、コミュニティイベントは経験があっても、本格的な自社イベントを0から作る経験は全員ありませんでした。
いつか自社イベントはやりたい、と以前から話をしていたので、思い切ってやろうか!ということで、やることはとりあえず決めました。これが、今年の6月くらいの話(全体告知は翌7月)。

決めたはいいが、何すればいいの?

とりあえずやると決めからにはやろう、ということで早速いろいろ動き始めました。

弊社、全部自前でできるじゃん

これは最初からわかってることなんですが、配信屋できるひと、MCできる人、人前でしゃべるのになれてる人がそろっているので、ほぼほぼ自前で全部用意できます。普通、外部業者を入れるようなところも、自前でできる万能っぷり、これがMOVEDらしさの一つです。
無いものあります。たとえば、オフィスが無いのでそれはサイボウズ社の素敵なオフィスをお借りしようと早々にご相談して快諾いただきました。配信に関しても、サイボウズ日本橋オフィスにある配信スタジオをお借りしようということで中の人たちともご相談。最終的なスタジオ管理者のサイボウズメンバーにもご協力いただき、体制を整えることができました。

配信スタジオの様子。PCやカメラ、ミキサーはメンバーの持ち込み機材、
モニターなどはお借りしたものです。
話し方トレーナーのお二人。登壇メンバーのトレーニングもスパルタで!
その結果は皆様ごらんいただいたとおりです。

わかりにくい事業内容をどう伝えればいいのか

弊社の各事業は、なぜやっているのかまで含めると説明が長くなりがち。あらためて各事業の内容を見直しました。資料の作り替えも含め、それまでは「この事業はこうした背景でサービスを提供しています」という、どちらかというと「こちらが伝えたいことの解説」をしている内容でした。
なので、このサービスを受けると「どんなゴールにたどり着けるか」が訴求できていなかった。そのため、セッションの内容は、どう伝えるかに注力して構成することにしました。
イベント終了後、各セッション、とてもわかりやすかった、改めてサービスの意義がわかった、というお声もたくさんいただき、この目的はある程度達成できたかなと思います。

体操のお兄さんポジションで振り切った中尾さんといつもの峠さんの掛け合い

もっとわかりにくいMOVEDそのものをどう伝えるか?

そもそもこのイベントはMOVEDの全部を知ってもらって、ファンを増やそう、という取り組みでもあります。MOVEDというわかりにくーい会社をどう伝えるべきか?ビジョンミッション、バリュー(ステラ)はすでにできあがっていましたので、まずこれをきちんと伝えつつ、そこに至る前、そしてこれからをどう伝えれるかという方法を考えなくてはなりません。

普通の会社案内は作りたくない、というのは最初に一致した意見だったので、それに変わる何かを作りたい。しかし、どうしたらいいだろう?公式キャラクター・ワン丸を使った絵本をつくる、という話がイベントより以前から出ていましたがスケジュールや予算などの事情で今回は断念。最終的にたどり着いたのが「ビジョンブック」でした。

ちょうど、クリエイティブディレクターとして新メンバーがジョインしたタイミングだったので、率直に彼に相談しました。どうしたらいい?と。
ジョイン直後からむーラヂを聞いてくださっていた彼からは、ここで話した内容をうまくまとめるか、書き起こすなどして、いっそ「読み物」として作ったらどうか、という提案をもらい、それだ!と思った私、二日でベースとなる3万字を一気に仕上げました。
クオリティ度外視して書いたので、その校正校閲を、これまたジョインしたばかりのプロライターのメンバーにガンガン修正してもらい、なんとか読める文章として完成。この時点で開催まで約1週間という超鬼スケジュール。
あらためて頼りになるメンバーありがとう!という気持ちです。

その前にギリギリすぎるだろ、というお叱りはごもっともです。それはまた後ほど…

相談前はもうちょっと説明的な構成だったのですが、いったんそれを捨てて読み物として構成し直す。当日現地参加いただいた皆さんにはお渡ししたのでご覧いただいている方も多いと思いますが、最初にあのエピソードを三つ並べたのは我ながら良いアイデアだったと自画自賛しております笑

反省点

ということで、ここからは反省点!もちろんたくさんあるわけですが、その中でも私的に大きな反省を三つ!懺悔したいと思います。

集客苦戦!

反省ではあるものの、これはある程度最初から想定はしていました。
まず、これまでサービスを使ってくださったことのあるお客さんに重点的にご連絡したのですが、これが全然反応が無い。まぁそれはお仕事が終わった後継続的な接点をもてていなかったので想定内ではありましたが、なかなか難しい現実がありました。その後、一般参加もオープンして、目標値の50には遠くとどかないものの、なんとかイベントとして成り立つ最低ライン30人を超えることができました。会場まで足を運んでいただいた方々には感謝しかありません!
あらためて、顧客接点を継続的に行っていく大切さを身をもって感じたのでした。

時期ミスった!

「今年はcircus🎪が無い」というタイミングだったのでこの12月に開催を決めたと言うのは先述の通りですが、それは他のパートナーさんも同じこと。当たり前といえば当たり前なのですが、正直、頭から抜けておりました。
なので前後当日含めて界隈のイベントがずらりずらりと並ぶ始末。日程の告知も含めて出遅れたのもあって、集客の苦戦にもつながっています。
また、サイボウズデイズの一ヶ月後、というのも想像以上に大変でした。関わっているメンバーがほぼ丸かぶりという弊社では、デイズ前にはデイズの準備でかかりきりになってしまい、広報活動など含めた準備が、デイズ後にならないとなかなか動けないという現実がありました。
まっじでこれはしんどかった!先ほどのビジョンブックも、なんとデイズが終わってからようやく手をつけ始めるという始末…大反省です。
次回やるときは、これらのことを鑑みて開催時期を検討しようと思います。

段取り不足!

上記の時期とも関係しますが、やはりいろんなことが後手に回りすぎました。直前や当日になって始めて気づくことなども多いのはさることながら、今回最大の反省点は、特にゲスト登壇するセッションのリハーサルを十分にとれなかったことがあり、どのセッションも時間オーバー気味になってしまいました。また司会の時間をあまり取っていなかったために全体的に進行が押してしまったという失敗がありました。

反省はいろいろあれど

という感じで反省点もたくさんありますが、今できることはやりきった感はあります。参加メンバーや関わってくれたメンバーも全員全力でした。
実はウラで様々なトラブルがありましたが、まぁイベントごとにトラブルはつきもの。トラブルが発生しないイベントはありません。
今回、あらためてMOVEDや事業、そしてメンバーについて広く知っていただけたのでは無いかと思います。
現地参加、配信視聴あわせて、総申し込み数は150ほどでしたが、アンケートは今時点で30件もいただいており、かつ満足度も非常に高く、一定の目標は達成できたかなと思っております。

というわけでMOVEDアドベントカレンダー、8日分、一日遅れてしまったけどこれにて終わりです。みなさま改めてどうもありがとうございました!

引き続きMOVED、およびプロ雑用をどうぞご贔屓に!
それじゃ、また。

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