[雑記]永遠の次元大介

2021年9月は、夏休み明けを待ったかのように月初から何かとあわただしい。新たな政治の季節が始まったかと思えば、イギリス機動部隊の横須賀入港に沸く。そして、今日は50周年を迎える「ルパン三世」の次元大介役を長年担当された小林清志さんが勇退されるというニュースだった。

初代ルパン三世より前、制作のためのパイロットフィルムからただ一人、声優が変わっていなかったのが次元大介だった。(注:実写版と『風魔一族の陰謀』を除く)初代からテレビセカンドシーズンでは、峰不二子と石川五ェ門の声が変わり、映画『くたばれ!ノストラダムス』では、山田康夫氏が急逝するという事態に直面しながらも、ルパン三世という作品を外と中で支えてくださった。

50年という長い歴史の中で、ルパンの相棒として作品を支えてくださった功績に敬意を表するとともに、いちファンとして感謝を述べたい。

我々には幸運にも、映像記録媒体が豊富に残され、欠損がない状態でこれまですべてのシリーズを観ることができるが、毎年楽しみにしている「ルパン三世」の新作で聴きなれたあの声がいないかと思うと寂しい限りである。 ありがとう永遠の次元大介。


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