ウマ娘の規約改定に対する個人的なお話
お断り この内容は個人的意見であり、法的な話でもないし公式の見解とはなんら関与がありません。
以下のURLを先に参照してください。これを理解した前提で話していきます
https://umamusume.jp/derivativework_guidelines/
初めに
そもそもの話何でこんなことになったんでしょうかね?ウマ娘だけの問題ではなくそもそも二次創作活動は全てにおいてグレーゾーンの話なんですよ。同人誌もコスプレも痛車もファンCDも全て厳密にはグレーな話なんですね。著作権的なことを言い出したらそうなるわけですよ。でも実際そんなことで多くの作品は見て見ぬふりをして頂いてくれているんです。
そう、この見て見ぬふりをして頂いているからこそファン活動は成り立っているんですよ。その辺を忘れてはいけませんね。
この発表をすることの意味は?
まず、運営会社的にはこの発表自体にはメリットよりもデメリットが大きいと思います。こうして騒がれることになるしこれにより少なからず活動をやめてしまう人も出てしまいますからね。ファン活動をしてもらって結果的にアプリのDL数や課金でおおもとへ還元されていくのが理想ですから。
それなのに今回明確に禁止事項を記載したのには意味があります。
・みんな好き勝手にやりすぎ
・競馬側との関係維持のため
・会社を守るため
みんな好き勝手にやりすぎ
某画像投稿サイトや動画配信・作成、性的コスプレやそのROMや営利目的の活動など。色々なところで旧規約に抵触する内容が多々横行しておりました。
まずR18やR18G、過激な夢小説や官能小説など。これは旧規約が曖昧だったのを逆手にとってファン側が勝手に解釈してやりたい放題してました。曖昧な規約だったのは拡張性の芽を不用意に摘まないようにしてくれてた一次創作側の配慮なのにね。
動画等ではR18ではなく過激な解釈などですね。これは現規約の一番最初の条項に触れてますね。
コスプレイヤーの一部が性的な表現を目的としてコスプレをしたり、ROMを販売したりしていた。これは実は深い問題があるのであとで別に話します。
最後に営利目的の活動について、これはほかのと複合で起きている問題でもあり、R18系を描いて月額有料閲覧規約を結ばせる行為などがあります。他にも営利目的で営業している飲食店で営利を目的としてコスプレを無許可でする。無許可で営利目的のコスプレをする(撮影会やアイドル活動など)
この営利目的というのがどこから当てはまるかという明確な基準はないですが、少なくとも個人が同人活動でコスプレROMを売る(活動費用回収目的)のと、無許可でどこかのコスプレバーで営利活動としてコスプレしたり撮影会で「仕事として」無許可でコスプレするのとでは全然意味が違うと思いますからね。
競馬側との関係維持のため
競走馬の名前は本物の名前を使っています。この話をするとやれパブリシティ権がどうたら、最高裁判決がどうたら(ギャロップダイナ)と言ってきますが、問題はそこではなく今後運営が馬の名前貸してください!ってお願いした時に、えーやだよ。って言われる事態を避けたいんですよ。ちなみにこれで訴えられたとしても別に金なんて全然とられないし、やるだけ無駄だからしてこないでしょ?と思ってる方…あまいですよ?見せしめに何人か訴えて金にならなくても抑止になるし、競馬側にも姿勢としてアピールできるなら企業は容赦なく訴えてきますからね?その見せしめに選ばれたいですか?
規約を明文化したことで確実に訴えられるようになったんですよ?これが大切なポイントです。
会社を守るため
言うまでもないですが、明文化したことでこういう姿勢ですってアピールしてるんだから、うちはこの規約破って活動してるファンとは何ら関係ないしむしろうちも被害者なんだ!って言えるようになった。企業のリスク管理としては大事です。
これからどうファン活動したらいいの?
ぶっちゃけるなら特に気にする必要はないです。性的なこととか営利目的とした過剰な活動など、オトナなら考えればわかる常識の範囲外のことをしなければいいだけです。改定規約のどこにも二次創作全面禁止なんて書いてないです。あと規約に触れるか触れないかを一々運営に確認するのは止めましょう。確認されたら迷惑だし返答もしするなら「NO」になります。最初に言いましたがすべてグレーなんです。察しろ。
同人誌などの即売会活動とコスプレ活動や痛車は同じだけど同じじゃない!?
個人的な意見なんだけど。即売会活動(同人誌、グッズ、コスプレのチェキやROMなどの販売(Aとする))とコスプレすることや痛車(Bとする)は同じファン活動ではあるけど同じじゃないと思っています。
Aはお金を払ったり、目的をもってなければ見れない行為。Bはお金を払ったり、目的をもって見なくても勝手に視界に入る行為の違いと思っています。
つまり、Bはより規約や一次創作者サイドに対して配慮を持った行動が必要だと思っています。
SNSに絵をあげてもそれをタップやクリックして見るか見ないかはその人次第です。でも痛車で街中を走れば否応なしでも視界に入ってしまいますよね?自分も痛車をしてる側の人間ですが、改めてこれだけは絶対に忘れないように気を付けようと思いましたね。
まとめ
・規約が変わって禁止事項が明文化された
・R18などをしてなければ特に気にすることではない
・規約の内容を守れば他の作品と活動に差はない
・痛車やコスプレする時はどの作品でもそうだけど、より気を付けよう
・規約を守って「楽しく」二次創作しよう
・規約変更のことや規約に関する内容を運営に一々聞くな