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競馬の神様の話 -基本編-

競馬の神様というと、故大川慶次郎氏のことを思い浮かべるオールドファンは多いでしょうが、今回は誰かの愛称とかではない、言葉通りの「競馬の神様」の話です。

前回の八百万の神の話の続きですので、前回の話を読んでいない人は先に御覧になってくださいまし。


競馬の神様を信じる?

競馬の神様はいるかいないか?という視点はどうでもよく、競馬の神様を信じるか否かが重要です。
私は、信じた方が利得が高いので信じています。では、信じた場合の利得とはどういうことでしょうか?
 

競馬の神様の基礎知識

まず最初に、競馬の神様の特徴をお伝えしましょう。
日本には八百万の神がおはしますので、競馬の神様にもいろいろいらっしゃるはずです。今回はとりあえず、私が存じている競馬の神様の特徴です。
 

1.フェアがお好き

神様なのだから、公正が好きに決まっておりますね。
その公正さは、馬の実力が正しく反映される方向に作用します。

こう書くと、「どの馬も不利などなく実力を発揮できるようにする」と読めてしまいますが、そうではありません。
強い逃げ馬でも他に逃げ馬が多ければ潰れるよねとか、鈍重で加速が悪い差し馬は内枠だとそりゃ不利を受けやすいよねとか、そういう感じです。

「このメンバーでこの条件なら、こうなる可能性が高いよね」
という未来図に無理に逆らわない結末を提供しがちです。
 

2.少数派に肩入れする(驕りを嫌う)

前述の1と関連しますが、実力以上に人気になる馬をよくお思いにならない傾向があります。

例えば、実力的に単勝3倍が妥当な馬が単勝2倍になっていたら、飛ばす方向にお動きになられます。
逆に、単勝10倍が妥当な馬が単勝30倍になっていたら、その馬にご加護をお与えになります。

実力通りの人気にない=フェアではない からです。
 

3.遊び心もけっこうある

上記の特徴が基本的にありながらも、たまに遊び心を炸裂させます。サイン馬券が好きな競馬ファンなどのこともちゃんとケアします。

 

競馬の神様を信じるとどうなるか?

それでは、競馬の神様を信じると何が起こるのでしょうか?
私は信じているので、以下のような行動になります。

競馬の神様は基本的に公正をお好みあそばせるため、必然的に予想も真っ直ぐを心がけるようになります。
スローペースになりそうなメンバーならスロー想定ですし、最内のサウスヴィグラス産駒や、芝のレースで人気の太宰や、上位人気の小牧さんがいたら、これは来たら仕方ないとします。
裏をかこうという欲目が罰を受けやすいからです。

麻雀で言うところの
「クソ鳴きで流れを変えよう」
みたいなことをすると、罰を受けて帰ってこられなくなりがちです。

 
少数派の味方でおはしますので、勝負レースの自分の本命が思ったよりも人気の場合は、勝負を取りやめることになります。
逆に、予想以上に人気薄の馬がいたら評価を上げます。

 
遊び心もおありですが、これはよほどに感性が研ぎ澄まされている時でないと感じ取れません(少なくとも私は)。
無理やりに感じ取ろうとするのは傲慢なので、諦めるのが得策です。

一応、必罰の場面の方が遊び心をお見せしやすいので、欲のコントロールが重要だとは思います。


以上が競馬の神様に関する基本的な部分となります。
次回以降この話題で書く時は、より深い部分をお話しします。

  

まとめ

競馬の神様を信じた結果、

・基本に忠実に予想をする
・人気し過ぎは嫌い、人気薄過ぎは重視する
・謎の結末は仕方ないとする

という行動につながります。
すると、期待値の高い馬を買う可能性が高まります。
つまり、競馬の神様を信じることで利得が得られるということですね!

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