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競馬の得意条件

今日は、サイレンスキャットが予想をする上での得意条件について話します。


得意条件は認識した方がよい

競馬を長年やっていれば、予想がしやすい条件が必ずできるものと思います。得意条件で自信を持って買うことが、的中率の向上に寄与することでしょう。

私が若かりし頃読んでいた本に出てきた、競馬で家を建てた人は、短距離レースに特化していたそうです。
 

サイレンスキャットの得意な競馬場

私は中山競馬場が主戦場なので、やはり中山競馬場の特徴が最初に身に付きました。その流れで、小回り競馬場を好む人間になりました。

しかし、今は逆に大きな競馬場の方が得意です。その変化の理由は、買い方の変化からだと思われます。
昔は馬連などが主体だったので、小回りで紛れて高配当になることをありがたく感じていました。しかし、大勝負をするようになると紛れが逆に懸念材料となるため、どん詰まりなどが起こりにくい大きな競馬場を好むようになったんでしょう。

よって、新潟や阪神は得意だと思います。一方函館や福島は、今ではとても勝負しづらいです。札幌と小倉はまだセーフ。
 

サイレンスキャットの得意な距離

私は「距離」というくくりで得意・苦手を考えたことはあまりないのですが、芝なら1600m~2200m、ダートなら1200m~1600mが好きです。
紛れがあまりない方がよいのですが、短距離ほどスタート、長距離ほど騎手の腕の介入度合いが大きくなるので、どの距離を選んでもそれなりにデメリットはあります。
 

サイレンスキャットの得意なコース

「得意な競馬場」というのは、大きな視点で見た場合の話で、実際は得意コースというものがあります。ない場合は色々わかっていない可能性が高いので、まだまだレベルアップが必要でしょうね。

私は、皆が力を発揮しやすいコースというのはあまり好きでなく、インチキコースが大好きです。
この意味では、インチキコースだらけの東京や中山が得意になるはずなんですけど、買いやすいかと言われるとちょっと違う感じです。

阪神ダート1400mや新潟のダート1200m・芝外1600mくらいが、インチキ度も買いやすさも丁度いいです。新潟芝外2000mはインチキコースではないですが、これはこれでとても買いやすいと思います。
 

データでの確認を忘れずに!

「得意を自認しているだけでデータ的にはヘボ」ではいけません。ネット投票をしている人は、競馬場や騎手別の回収率を確認できるので、それで自分の認識と現実に乖離がないかチェックしましょう。
私は、超上級者のいきつくところは経験則や感覚だと考えておりますが、そのレベルに到達するまではデータを信用すべきだと思います。というか、超上級者なんて全体の1%くらいだろうので、データをちゃんと使いましょう。
 

サイレンスキャットの回収率が高い競馬場・騎手

実際に2024年度になってからのデータを確認してみました。

まず競馬場は関西圏が高回収率で、東京・中山・福島はALL Unkoでした。阪神が得意なイメージはその通りでしたが、京都や小倉で案外やれていたのは意外でした。たまたまかもしれませんが、もし年間を通してこのままキープできたら、今後は関西圏を自信を持って買いやすくなれそうです。

次に騎手ですが、率のTOP3は国分恭介、菱田、松山でした。ただ、小銭で率が高くても仕方がないので、本来は率よりも額でみた方がよいでしょうね。
ちなみにWORSTは、三浦でした。率と額の2冠です。笑
三浦とは相性が悪くないと思うのですが、今年度はそうなっています。
 

あまたの視点を

初心者のうちは、とにかくたくさんのレースを買った方がよいと思います。競馬場に行ったら全レースに参加し、その中で色々と学ぶのが効率がよいです。

上級者になってくれば、自分の得意なフィールドが理解できるので、そこを狙い撃ちするような買い方がよいでしょう。全レース購入の時よりも我慢が多くなるため、このあたりではメンタルの調整力が必要になります。

しかし、更なる上級者になるためには、自分の得意なフィールドへの固執から再度抜け出す必要があると感じます。得意なコースはあるけど、他でも勝負できるよって状態ですね。
得意コース以外を再度広く経験することで、上級者になったからこその気づきがあるでしょう。その気づきを得てから再び得意コースに注力した時が、前述の家を建てた人に近づける時なんじゃないかなって気がします。

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