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ワールドトリガーを本誌で楽しむメリット/デメリット

◯はじめに

私はワールドトリガーが週刊少年ジャンプで連載開始した時点ですでにジャンプを買うのが習慣化していました。

ですので、ワールドトリガーが休載を経てジャンプSQに移籍した時も特に迷うことなくジャンプSQを買うようになりました。

しかし、ワールドトリガーを好きな人が必ずしもジャンプSQを買っている訳ではないと思います。

ジャンプSQを買うかどうか悩んでいる人もいるでしょう。

そこで今回は、ジャンプSQ(以下「本誌」)でワールドトリガーを楽しむことのメリットとデメリットをまとめてみました。

本誌を買うかどうかの参考になれば幸いです。

◯メリット

①話を理解する時間を確保できる
②SNSでネタバレを見てしまう心配がない
③次の展開を予想する楽しみがある

①話を理解する時間を確保できる

ワールドトリガーは1話あたりの情報量がかなり多い作品です。

特に今(2024年5月現在)行われている「遠征選抜試験編」は登場するキャラクターが多く、特に情報量が多いと言えます。

一読しただけで内容を理解するのは難しく、それなりの時間を必要とします。

本誌で読む場合、大体1〜2話を1ヶ月かけて読むことができるため、理解する時間を確保することができます。

SNSを活用すれば他の方の感想や考察を読むことができるため、より理解しやすくなります。

②SNSでネタバレを見てしまう心配がない

さらに本誌を読んでいれば、SNSでネタバレ(単行本未収録の本誌の内容)を見てしまう心配がなくなります。

基本的に本誌の発売日以降は、SNSで最新話についての感想や考察が活発に展開されているので、「自衛」という意味でも本誌を読むメリットはあるでしょう。

特に本誌発売日の0時からは一種の「お祭り状態」になるため、そのお祭りに参加するための「参加費」として本誌を買う意味はあると言えます。

③次の展開を予想する楽しみがある

本誌の場合、次の展開が気になるところで話が終わることが多いです。

例えば2022年12月号の本誌(第26巻第228話)は、こんな会話で終わっています、

「諏訪さん、ちょっといいですか」
「ぁん? どうした?」
「共通課題で1つ思いついたことがあるんですけど……ルール的に有りか無しかがわからなくて……」
「ルール的に……?」
「何? ズルい裏技?」

第228話

単行本で読んでいる場合はすぐに第229話が読めるので、修の「思いついたこと」を予想するタイミングはありません。

しかし本誌で読んでいる場合は次の話まで1ヶ月のインターバルがあるので、修の「思いついたこと」について予想することができるのです。

これは私のようにワールドトリガーの「考察」をしている人間にとっては重要で、この予想をするために本誌を買っていると言っても過言ではありません。

もちろん単行本も続きが気になるところで終わることが多いですが、単行本は発売のペースが遅いので予想のモチベーションを維持するのが難しいと思います。

◯デメリット

①単行本に比べてコストパフォーマンスが悪い
②単行本に比べてタイムパフォーマンスが悪い

①単行本に比べてコストパフォーマンスが悪い

デメリットとしてまず考えられるのが、本誌は単行本に比べてコストパフォーマンス(費用対効果)が悪い、言い換えれば「値段が高い」ということです。

上の画像にある本誌は定価690円、第27巻は定価480円です。

本誌は2話収録だったので1話あたり345円。

第27巻は7話収録だったので1話あたり約69円

つまり本誌は単行本より1話あたりの価格が約5倍なのです。

単純に、本誌1冊分のお金で単行本1冊買えてお釣りまで出ると考えれば、本誌のコストパフォーマンスが悪いことは言うまでもありません。

②単行本に比べてタイムパフォーマンスが悪い

第27巻は本誌の2023年5月号〜2023年12月号までの話が収録されています。

つまり単行本だけで読めば1日で読める内容を、本誌では7ヶ月かけて読んでいることになります。

これはある意味では本誌は単行本に比べてタイムパフォーマンス(時間対効果)が悪いと言えます。

これはメリットの①や③と真逆の考え方のため、メリットの①や③にあまり恩恵を感じない場合はこのデメリットがあるかもしれません。

◯おわりに

ワールドトリガーのメリットとデメリットについてまとめてみましたが、私にとって本誌を買うのは「当たり前」のことなので言語化はかなり難しかったです

この考察を読んで本誌を買ってみようと思う人がいれば嬉しいです。

2024年5月現在

27巻を持っている人は上の3冊を買えば本誌に追いつけるので、電子版でバックナンバーを買ってみてはいかがでしょうか?




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