ワールドトリガーを布教したい人に捧ぐ
○はじめに
今まで私はあの手この手でワールドトリガーの「布教」をしてきました。
これまでの経験を踏まえて「こうすれば布教の成功率が上がるかもしれない」という方法を見つけたので、3つのポイントに分けてご紹介したいと思います。
①最初はアニメより単行本から
最近はサブスクでアニメを見る人が多く、ワールドトリガーもサブスクで見ることが出来ます。
なので布教した時に「じゃあアニメで見てみるよ」と言われることがあります。
心理学で「初頭効果」というものがあり、「人間は最初の印象にその後も影響を受けやすい」そうです。
つまりアニメから見た場合、そのアニメの印象でワールドトリガーという作品を評価することになるのです。
アニメから見るのが必ずしも良くないという訳ではありませんが、1期はややクオリティが不安定な部分があり、良い印象を持たれない可能性は否定出来ません。
アニメは単行本を読んだ後にキャラクターの名前を覚えるための「復習」として見ると良いかもしれません。
ただ「そもそも漫画は読まない」というスタンスの人もいるので、そういう人には素直にアニメを見てもらった方がいいと思います。
②単行本を相手に「貸す」
単行本から読んでもらう場合、無料で読める電子書籍サイトを紹介するのも良いですが、私は「単行本を相手に貸す」ことを強く推奨します。
心理学で「好意の返報性」というものがあり、「人間は好意を受けると、好意を返したくなる」という心理が働きます。
つまり「単行本を貸す」という好意を相手に向けることで、相手も「ちゃんと読もう」という好意を返してくれる可能性が高くなるのです。
しかし「大切な単行本を貸すのは抵抗がある……」という人もいると思います(私もそのタイプです)
私はその対策として「貸出用の単行本」を用意しています。
貸出用なら多少汚れても気にならないのでどんどん貸せます。
貸出用以外で私が持っている単行本は……
などがあります。
流石にこれはやり過ぎですが、「貸出用」を用意するのはオススメです。
③最初は5巻まで貸す
最初に何巻まで貸すかは個人差が出るところだと思います。
よくSNSでは「9巻」まで貸すのが流行っているように見受けられますが、私の感覚では「ちょっと多過ぎる」ように感じます。
なので私は今まで「4巻」、つまり「黒トリガー争奪戦」まで貸すのが良いと考えていました。
しかし実際に布教した人から感想を聞いてみたところ、「5巻まで読んだ方が面白い」という答えが返ってきました。
確かに5巻は「主人公の修が強敵である風間さんに知恵と工夫で挑む」というバトル漫画ではかなり王道な展開でありながら、「様々なトリガーを組み合わせて戦う」というワールドトリガーらしさもあり、ワールドトリガーの面白さが凝縮されていると言えます。
しかも5巻は「いよいよアフトクラトルが侵攻を開始した!」というところで終わるので、続きが気になる終わり方をしています。
もし最初に何巻まで貸すか悩んだら、試してみてください。
◯布教に役立つ名言
最後に、自分が布教する時に意識しているワールドトリガーの台詞(名言)を3つ紹介します。
布教にはいろんな方法があり、「これ!」という「正解」はありません。
自分も今までいろんな布教の仕方を試してみて、ようやく「これかな?」みたいな方法を見つけたような感じです。
また、布教はどんなに頑張っても上手くいかない時もありますので、そんな時は無理をしないで切り替えることも大切です。
布教にはいろんな方法がありますが、自分の限界を超えた方法で布教すると、どこかで無理が出てしまいます。
例えば自分は度々「全巻を譲渡する」という方法を使っていますが、それは金銭的に無理のない範囲で行うようにしています。
布教は自分のやれる範囲で、無理なくできる方法でやるようにしましょう。
結局のところ、ワールドトリガーを布教する原動力はここにあるように思います。
無理に布教する理由や理屈をこねるより、自分の「布教したい!」という気持ちに素直に従ってみましょう。
逆に布教したい気持ちが弱くなった時は、それに従って少し布教を休んでみましょう。
○終わりに
私がワールドトリガーを布教する理由はいろいろありますが、特に大きいのが「自分以外の人がワールドトリガーを読んでどう感じるのか知りたい」ということです。
考察には「客観性」も必要であり、そのためには他の人の感想も大切だと思っています。
もし身近にワールドトリガーを知ってもらいたい、読んでもらいたい人がいたら、布教してみるとまたワールドトリガーの新しい発見があるかもしれませんね。
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